【2024年最新】埼玉県のローカル路線・秩父鉄道のオススメ観光スポットを一挙紹介！
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秩父鉄道は埼玉県北部を東西に横断する総延長71.7キロメートルのローカル路線です。首都圏であると思えない、自然豊かな地域を旅することができます。本記事では、埼玉県で最も有名な観光地「長瀞」をメインに、秩父鉄道沿線の観光スポットを紹介します。
ライター
秩父鉄道は埼玉県北部を東西に横断する総延長71.7㎞の長さを誇る地方私鉄です。沿線には、秩父・長瀞・寄居・深谷・行田・羽生など観光地が点在しており、自然豊かな地域を旅することのできる路線です。田園風景や荒川沿いにある渓谷などを四季折々の風景をお楽しみいただけます。都心から1番近い蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」や「長瀞ラインくだり」など沿線で様々な観光事業の運営も行っています。
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目次
- 秩父鉄道に乗って、埼玉の歴史と自然の美しさを体験しよう！
- 秩父鉄道沿線で最も有名な観光地：長瀞
- 長瀞で秩父名物グルメを提供する飲食店2選！
- 東京から1番近い蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」
- 秩父鉄道で行く、埼玉北西部の歴史の旅
- 足袋蔵が残る城下町：行田市
- 春は歩きたくなる桜並木、夏は日本一熱いまち：熊谷市
- 2022年開業のアウトレットモール：深谷市
- 日本100名城「鉢形城跡」と樹齢150年の一本桜：寄居町
- レトロな街並みとお祭りのまち：秩父市
- 埼玉県北西部の旅行には、秩父鉄道で行こう
秩父鉄道に乗って、埼玉の歴史と自然の美しさを体験しよう！
埼玉県北西部は、自然の美しさと歴史が満載の地域です。そこには、ローカル路線「秩父鉄道」が走っており、日帰り旅行でも宿泊でも、速く便利な交通手段として多くのお客様が利用しています。観光列車の「SLパレオエクスプレス」は東京からから1番近い蒸気機関車として人気があります。ぜひ、歴史があり、自然豊かな秩父鉄道沿線の観光地をお楽しみください。
秩父鉄道沿線で最も有名な観光地：長瀞
長瀞町は埼玉県北西部に位置し、東京から90分でアクセスできる自然豊かな観光地です。毎年300万人の観光客が訪れます。四季折々の花や風景が楽しめ、春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には梅やロウバイが見られます。自然を満喫できるだけでなく、川下りやラフティングなどのアウトドアアクティビティも豊富で、1年を通じて楽しめるスポットです。
1. 国指定 名勝・天然記念物「長瀞」の岩畳
長瀞のシンボルとも言える「岩畳」は、秩父鉄道・長瀞駅から徒歩5分の荒川沿いに位置しています。大規模な地殻変動により、海の底から隆起した結晶片岩が浸食してできた岩石段丘です。まるで畳を敷き詰めたような姿から「岩畳」と名付けられました。
岩畳は荒川に沿って幅約50m・長さ約600mもある大きな一枚岩です。地質学的にとても珍しく、1924年に国指定 名勝・天然記念物に指定されました。地球の成り立ちを間近で見れることから「地球の窓」とも呼ばれています。
秋は、川沿いのモミジやクヌギが色づき、美しい紅葉が見ることができるので、毎年多くの観光客で賑わいます。渓谷と紅葉が作り出す景観は圧巻で、訪れる人々に癒しをもたらします。
紅葉の見頃：例年11月中旬～11月下旬
長瀞駅から岩畳までの通りは「岩畳商店街」です。お土産屋やお食事処などが軒を連ねます。岩畳の散策と合わせて、地場産品の買い物や秩父名物グルメを食べましょう。
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国指定 名勝・天然記念物「長瀞」の岩畳
所在地：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞
営業時間：年中無休
入場料：無料
アクセス：秩父鉄道・長瀞駅より徒歩5分
お問合せ：一般社団法人 長瀞町観光協会 0494-66-3311（午前9時～午後5時頃まで）
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2. 和船に乗って日本文化を体験！「長瀞ラインくだり」
長瀞の主要な観光レジャーの1つが、伝統的な日本の川下りです。経験豊富な船頭が操縦する和船に乗りながら、穏やかな川をスムーズに進む景色や、急流によるスリルを体験できます。
また、川をくだりながら四季折々の河原の壮大な景色を楽しむことができます。特に、紅葉時期に渓谷沿いを川下りで眺める体験は格別です。秋の爽やかな風を一番感じながら、長瀞ならではの紅葉を満喫しましょう。
紅葉の見頃：例年11月中旬～11月下旬
3. 日本文化の「こたつ」を和船で体験！冬季限定「ぽかぽか こたつ舟」
例年1～2月は、和船に日本文化の「こたつ」を載せて和船を運航します。冬の冷たい風が渓谷を通るところに、こたつで温まりながら、船旅を体験できます。寒い冬ならではの日本文化を体験してみてはいかがでしょうか。
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長瀞ラインくだり（ぽかぽか こたつ舟）
営業期間：3月初旬～12月初旬 （1月～2月は冬季限定「ぽかぽか こたつ舟」が運行）
営業時間： 午前9:00～午後4:00頃まで（「ぽかぽか こたつ舟」は午前10:00～午後2時30分」）
※運航時間中は5～20分間隔で和船が運航しています。
※気象状況等により見合わせる場合あり
所在地：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞489-2
アクセス：長瀞駅から徒歩約1分
お問合せ：長瀞ラインくだり本部 0494-66-0950（午前9時～午後5時頃まで）
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4. かわいい黄色いゴンドラに乗って、山頂まで5分間！「宝登山ロープウェイ」
宝登山ロープウェイは全長832mで、山麓駅から山頂駅まで約5分で到着します。宝登山山頂には、ロウバイ、梅の花、ツツジ、冬桜など、四季折々の花が咲き乱れます。秩父盆地を囲む山々を標高497mから望むことができます。美しい景色と四季折々の花々1年通して楽しむことができます。
【1月～2月】ロウバイ
ロウバイ（臘梅）は、ロウバイ科に属する落葉低木で、冬に美しい黄色い花を咲かせます。ロウバイの花は蝋細工のように光沢があり、甘い香りを放つのが特徴です。
宝登山では、西ろうばい園3,000平方メートル、東ロウバイ園2,000平方メートルの広大な園地に5種類・約800株（約3,000本）の臘梅が咲き乱れます。眼下に広がる秩父の街並みや、秩父のシンボル「武甲山」、鋸状の山容をした「両神山」など眺望抜群です。
【3月】梅の花
宝登山山頂駅前にある梅百花園は、1986年から梅の植栽がはじまり、現在では、早咲きの冬至（とうじ）、寒紅梅（かんこうばい）をはじめ、月の三銘花（満月・田毎の月・滄溟の月）、名花、珍花など約170品種が集められ、関東一品種の多い梅園です。2月中旬頃から、約470本の梅が山肌を紅白に染め上げます。
【4月～5月】つつじ
ピンク、赤、白など様々な種類の山つつじが約数千株咲き誇り、宝登山山頂を鮮やかな色彩で彩ります。
【4月～9月】グリーンシーズン
グリーンシーズンになると柔らかく鮮やかな緑色に山が染まります。新しい葉が太陽の光を受けて輝き、その透明感のある緑の色は、生命力を感じることができます。新緑の薄黄緑色の葉から濃い緑になる変化もとても美しく、山頂からの景色を見る人に清々しさと活力を与え、心を癒してくれます。
【10月～12月】雲海・夕焼け・紅葉
宝登山では雲海を見ることができます。10～11月の限定日で、雲海をお楽しみいただけるよう宝登山ロープウェイの早朝臨時便を運行しています。
また、秩父盆地の山々に沈む夕陽が美しく人気です。10～11月の限定日は夕焼けをお楽しみいただけるよう宝登山ロープウェイの運行時間を繰り下げます。
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宝登山ロープウェイ
運行時間： 午前9:40～午後5:00
※午前10:00以降は15～30分間隔で運行します。
※運行時間は季節によって変更される場合があります。
乗車料金：大人 片道700円・往復1,200円／子供 片道350円・往復600円
休業日：年中無休
※毎年12月の定期点検期間(2週間)は運休
所在地：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1766-1
アクセス：秩父鉄道・長瀞駅より徒歩20分
※長瀞駅前から宝登山ロープウェイ山麓駅まで無料シャトルバスを運行しています。
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5. 動物たちに100円でエサやり体験！「宝登山小動物公園」
宝登山の山頂に位置する宝登山小動物公園では、ニホンザルやニホンジカなど、様々な動物と間近で触れ合うことができます。
100円で動物へエサやり体験までできる人気観光スポットです。エサやり体験の支払い方法は小銭のみですので、事前に100円玉を準備しておくことをオススメします。
また、モルモットやコールダックのかわいらしいショーも必見です。
＼エサやり体験ができる動物たちをご紹介／
つぶらな瞳とふわふわの毛並みが特徴！人懐っこくて食いしん坊「ラマ」
自然の笑顔の持ち主「ヤギ」
ぴょんぴょん駆け回る！長い耳とクリっとした瞳「ウサギ」
自然と調和する、美しき森の主「ニホンジカ」
オーバースローでエサが届くかな！？エサやりスポット人気No.1「ニホンザル」
かわいいモルモットの橋渡り「モールウェイ」
細い橋に見立てた板の上をモルモットが一列に連なって走ります。
ベルの音に合わせて動くモルモットの姿が可愛らしく必見です。
おしりふりふりコールダックのおさんぽ「ダックウォーク」
飼育員が鳴らすベルの音に合わせて、コールダッグがおしりを振りながら園内を散歩する様子を見学できます。
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宝登山小動物公園
営業時間：午前10:00 ～ 午後4:30 ※季節による変動あり
入場料：大人500円・子供250円
休業日：年中無休 ※宝登山ロープウェイ運休時は休園
アクセス： 秩父鉄道・長瀞駅より徒歩20分。宝登山ロープウェイに乗り山頂駅まで５分。山頂駅から徒歩7分です。
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6. 宝登山山麓に鎮座する秩父三社の1つ「寳登山神社」
寳登山神社は、秩父三社の1つで、宝登山の山麓に本殿が鎮座しています。火災盗難よけ・諸難よけの守護神としての御神徳が高く、地元だけでなく関東全域から年間で100万人以上の参拝者が訪れています。
寳登山神社の本殿はじめ拝殿の随所には、色鮮やかで立派な彫り物があります。これは、熊谷在武州明戸の彫刻師・飯田岩次郎による彫り物で、山中に佇む神社の厳かな雰囲気を感じられるため、参拝の際は注目したいポイントの1つです。
また、寳登山神社が埼玉県初となる“興味深いスポット”として、「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星を獲得しました。
宝登山山頂に寳登山神社の奥宮が鎮座しております。宝登山ロープウェイ・山頂駅から徒歩10分の道のりです。
山頂にひっそりと佇む奥宮の雰囲気は、本殿の雰囲気と異なり、とても神秘的です。
ぜひ、宝登山山麓の本殿と宝登山山頂の奥宮、どちらも参拝してみてはいかがでしょうか。
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寳登山神社
所在地：埼玉県秩父郡長瀞町長瀞1828
休業日： 年中無休
開所時間：4月～9月 午前8時30分～午後5時／10月～3月 午前8時30分～午後4時30分
アクセス：秩父鉄道・長瀞駅より徒歩15分
お問合せ：0494-66-0084
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7. ”和”をモチーフにした体験型アート施設「長瀞トリックアート有隣倶楽部」
視覚の錯覚や立体トリック等をはじめ、多分野にわたるトリックの要素を取り入れた体験型アート施設です。長瀞トリックアート有隣倶楽部では、江戸文化や忍者などの“和”をモチーフとした作品を中心とし、同館限定のトリックアート作品を含めた合計34作品を4つの区分分けし、展示しております。
また、天候に関わらずお楽しみいただける体験型の全天候アートミュージアムです。何度訪れても新たなトリックアートに出会えるよう、定期的に展示作品の入れ換えをしています 。写真を撮ることで錯覚を楽しめるので、家族や友達とのご来館をオススメします。
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長瀞トリックアート有隣倶楽部
営業時間： 午前10:00 ～ 午後4:00（最終入館 午後3:30まで）
入館料：大人1,000円・中学生700円・子供500円
休業日： 毎週木曜日※繁忙時期は営業
所在地： 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞704
アクセス： 秩父鉄道・長瀞駅より徒歩10分
※長瀞駅前から長瀞トリックアート有隣倶楽部まで無料シャトルバスを運行しています。
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長瀞で秩父名物グルメを提供する飲食店2選！
埼玉県長瀞町は、日本そばやうどんが有名です。また、「豚肉のみそ漬け」は、地域の名物として人気があります。これは、秩父地域古くから伝わる保存食「イノシシ肉のみそ漬け」を現代風にアレンジしたものです。
その他、「わらじカツ丼」といった丼ものもご当地グルメとして有名です。
1．豚みそ丼専門店「有隣」
長瀞駅から寳登山神社に向かって徒歩2分の場所にある、秩父名物の「豚みそ丼専門店」です。 秘伝のみそだれに漬け込んだ豚肉を熟練の板前が丁寧に炙り上げ、贅沢に仕上げた逸品が食べられます。
一口食べると、甘辛い味噌が染み込んだ豚肉のジューシーさが口いっぱいに広がり、噛むたびに味わいが深まります。肉の旨みと味噌のコクが絶妙に絡み合い、ご飯が止まらなくなる美味しさです。
さらに、みそだれがご飯にもたっぷりかかっていて、最後の一粒まで楽しめます。香ばしく焼き上げられた豚肉の香りが、食欲をそそり、満足感のある一杯です。長瀞に訪れた際には、ぜひ一度味わってみてください。
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豚みそ丼専門店 有隣
営業時間： 午前10:30 ～ 午後4:00（豚肉が売り切れ次第終了）
定休日： 毎週火曜日と水曜日 ※繁忙期や閑散期には、突然の営業変更や休業がある場合があります。
所在地： 埼玉県秩父郡長瀞町長瀞532-5
アクセス：秩父鉄道・長瀞駅より徒歩2分
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2．ガーデンハウス有隣
宝登山山頂や寳登山神社など散策の途中に、気軽に立ち寄れるお食事処です。地場の食材を使用した日本そば、うどんを中心としたメニューのほか、この地域の名物の「わらじかつ丼」や冬季限定「おっきりこみうどん」などリーズナブルなお値段でお楽しみいただけます。
地元の製麺所の日本そばを使用しています。サクっと上がった天ぷらは、抹茶塩またはそばつゆにつけてお召し上がりください。
秩父の名物グルメ「わらじかつ丼」は、その名の通り、履物の”草鞋”のように大きなカツが2枚、丼ぶりご飯の上に豪快にのった一品です。揚げたてのカツは外はサクサク、中はジューシーで、肉汁が口いっぱいに広がります。特製の甘辛いタレがカツ全体にしっかり染み込み、白いご飯と絶妙に絡み合います。ボリュームたっぷりでありながら、カツの軽やかな食感とタレのコクが、最後の一口まで飽きることなく召し上がれます。
カツのサイズは、丼ぶりからはみでてしまう程です。
また、「おっきりこみうどん」は、秩父の郷土料理で、温かくてほっこりする麺料理です。その特徴は、うどんよりも太く平たい麺で、もちもちとした弾力があります。スープとしっかり絡んで食べ応えがあります。具材には、柔らかく煮込まれた豚肉や野菜が入っています。それぞれの食材の味がスープに溶け込み、より深い味わいです。おっきりこみうどんは、心も体も温まるので、寒い季節にぴったりの一品です。
みそベースのつゆです。オプションで小さな丼ぶりご飯を付けられます。
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ガーデンハウス有隣
営業時間： 午前11:00 ～ 午後3:00
定休日： 不定休
所在地： 埼玉県秩父郡長瀞町秩父市長瀞704
アクセス： 秩父鉄道・長瀞駅より徒歩10分
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東京から1番近い蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」
秩父鉄道が1988年から運行している蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」は、秩父路を代表する観光列車です。
煙の匂いや汽笛の音、レール上を走る際の大きな音を体験できるため、どの年代の方にも人気があります。これらの体験は、現代の電車では味わえません。
長瀞への観光は日本の田舎と豊かな自然の中を走る蒸気機関車で行くと、特別な体験になるでしょう。
SLパレオエクスプレスの座席には、事前予約が必要です。詳しくは、下記のリンク先をご確認ください。
秩父鉄道で行く、埼玉北西部の歴史の旅
埼玉県北西部は、自然の美しさと歴史が豊富な地域です。東京から電車で60分の位置にあり、首都圏から多くの方が観光に訪れます。
本記事で紹介した長瀞のほかにも、楽しめるスポットがたくさんあります。秩父鉄道沿線の5カ所の地域を紹介します。
足袋蔵が残る城下町：行田市
行田市は、市街地に足袋蔵が残る城下町です。関東7名城・続日本100名城の「忍城址」がまちのシンボルです。
「忍城址」の現在ある「忍城御三階櫓」は、明治時代に取り壊されたものを1988年に再建したものです。建物内部は、一部が郷土博物館の展示室となっていて、最上階からは行田市が一望できます。
春には、ソメイヨシノや大島桜などが咲き、桜の名所として多くの見物客が訪れます。
忍城址の桜の見頃：例年3月下旬～4月上旬
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料金：公園は無料、領土資料館は有料
所在地：埼玉県行田市本丸17-23
アクセス：秩父鉄道・行田市駅南口より徒歩15分
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また、地域全体で訪れた方をもてなす「花手水week」が開催されます。神社や店舗の軒先などで、季節の花々が浮かぶ鉢を見ることができ、フォトジェニックなイベントです。
毎月開催するイベントですが、限定開催日なので事前に確認をしましょう。
※花手水：神社やお寺の手水舎に花を浮かべたものです。2010年代後半に日本全国に広がり、現在は神社やお寺だけに限らず、様々な場所で取り組まれています。
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行田 花手水week
所在地：埼玉県行田市行田 ※行田八幡神社、八幡通りほか行田市内各所で開催
アクセス：秩父鉄道・行田市駅南口から徒歩8分(行田八幡神社)
※限定開催日のため、開催日を事前にご確認の上、おでかけください。
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詳しくは、行田市観光NAVI(行田市観光公式ホームページ)をご覧ください。
春は歩きたくなる桜並木、夏は日本一熱いまち：熊谷市
熊谷市は、埼玉県北部地域のおける経済の一大拠点です。
春は、荒川沿いの堤防に咲く桜並木が有名です。江戸時代から桜の名所として知られる「熊谷桜堤」は、「日本さくら名所100選」に選定されています。約500本のソメイヨシノがおよそ2キロメートルにおよぶ桜のトンネルをつくり、多くの人を魅了します。
桜の見頃には、露店が立ち並び、お祭りグルメの食べ歩きも楽しみの1つです。
熊谷桜堤の桜の見頃：例年3月下旬～4月上旬
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熊谷桜堤
所在地：埼玉県熊谷市
アクセス：秩父鉄道・JR 熊谷駅南口より徒歩5分
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夏は、関東一の祇園祭と称される「熊谷うちわ祭」が例年7月20日～22日に実施されます。「熊谷うちわ祭」は、”うちわ”が配布されたことに由来します。熊谷市街地を山車が巡行し、和太鼓や篠笛などの日本の音色が町中に響き渡ります。
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熊谷うちわ祭
所在地：埼玉県熊谷市
開催日：例年7月20日～22日
アクセス：秩父鉄道・JR 熊谷駅北口すぐ
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また、例年8月中旬に荒川河畔で「熊谷花火大会」を開催します。1948年から開催しており、歴史のある花火大会の1つです。花火の打ち上げ数は約1万発で、埼玉県内で有数の花火大会です。
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熊谷花火大会
所在地：埼玉県熊谷市
アクセス：秩父鉄道・JR 熊谷駅南口より徒歩5分
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熊谷市は、夏に日本一の最高気温を記録したことがあります。夏に訪れる際は、暑さ対策をしましょう。
暑い夏とお祭りで熱い夏の熊谷市です。
詳しくは、熊谷市観光協会公式ホームページをご覧ください。
2022年開業のアウトレットモール：深谷市
ふかや花園プレミアム・アウトレットは、"地域との共生"をキーワードに、アウトレットショッピングが楽しめます。ハイブランドからカジュアルストア、飲食店が充実し、約130店舗が集結したアウトレットモールです。
秩父鉄道 ふかや花園駅より徒歩すぐの立地も好評です。
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ふかや花園プレミアム・アウトレット
所在地：埼玉県深谷市花園1
アクセス：秩父鉄道・ふかや花園駅より徒歩3分
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日本100名城「鉢形城跡」と樹齢150年の一本桜：寄居町
日本100名城の1つに数えられる「鉢形城跡」がまちのシンボルです。鉢形城址は、戦国時代の代表的な城郭跡として、1932年に国指定史跡となりました。渓谷や寄居町指定天然記念物エドヒガン”氏邦桜”を巡る遊歩道が整備され、四季折々の景観が楽しめる公園です。
寄居町指定天然記念物エドヒガン”氏邦桜”は、樹齢150年以上と推定されています。大きく傘状に広がる枝に多くの桜の花が咲き、その姿に魅了されることでしょう。
氏邦桜の見頃：例年3月下旬～4月上旬
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鉢形城公園・氏邦桜
所在地：埼玉県大里郡寄居町鉢形2692-2
アクセス：秩父鉄道・寄居駅南口より徒歩25分
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詳しくは、寄居町公式ホームページをご覧ください。
レトロな街並みとお祭りのまち：秩父市
秩父市街地は古くから山間都市として門前町、市場町、宿場町として混合したまま発展してきました。特に、明治中期から昭和初期にかけては「秩父銘仙」として、絹織物が全国的な人気を博しました。この時代に建築された建物をリノベーションしたカフェやレストランなどが立ち並び、レトロな街並みが広がります。食べ歩き散策に最適な場所です。
春は、秩父のシンボル武甲山の麓「羊山公園」の一面に広がる芝桜が有名です。40万株以上、色とりどりの芝桜が植栽され、まるで大きな花の絨毯のようです。
園内の遊歩道を歩き、秩父の春景色をお楽しみください。
芝桜の見頃：例年4月中旬～5月上旬
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羊山公園 芝桜の丘
所在地：埼玉県秩父市
アクセス：秩父鉄道・御花畑駅より徒歩20分
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冬は、豪華絢爛なお祭り「秩父夜祭」が開催されます。秩父夜祭は、京都の祇園祭、飛騨の高山祭とともに「日本三大曳山祭」に数えられています。お祭り当日は絢爛豪華な山車が街中を巡行し、和太鼓や篠笛などの日本の音色が町中に響き渡ります。
秩父夜祭はユネスコ無形文化遺産に登録され、日本を代表するお祭りです。
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秩父夜祭
所在地：埼玉県秩父市
開催日：例年12月2日、3日
アクセス：秩父鉄道・秩父駅または御花畑駅すぐ ※秩父夜祭当日は臨時列車を増発します。
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詳しくは、秩父観光なび(秩父市観光公式ホームページ)をご覧ください。
埼玉県北西部の旅行には、秩父鉄道で行こう
秩父鉄道沿線で最も人気な長瀞を中心に、行田、熊谷、深谷、寄居、秩父を紹介しました。観光地が点在し自然豊かな地域を旅できるローカル路線「秩父鉄道」は、日帰り旅行でも宿泊旅行でも観光の交通として多くのお客様に利用されています。
本記事では紹介しきれなかった魅力がたくさんある地域です。ぜひ、秩父鉄道でお越しください。
※秩父鉄道 公式ホームページの最新情報をお確かめの上、おでかけください。
秩父鉄道は埼玉県北部を東西に横断する総延長71.7㎞の長さを誇る地方私鉄です。沿線には、秩父・長瀞・寄居・深谷・行田・羽生など観光地が点在しており、自然豊かな地域を旅することのできる路線です。田園風景や荒川沿いにある渓谷などを四季折々の風景をお楽しみいただけます。都心から1番近い蒸気機関車「SLパレオエクスプレス」や「長瀞ラインくだり」など沿線で様々な観光事業の運営も行っています。
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