愛犬と一緒に楽しむ京都旅行おすすめスポットご紹介

大切な家族の一員であるペット、特にワンちゃんは寂しがり屋さんが多いですよね。とっても甘えん坊で寂しがり屋なビション・フリーゼのワン君が、筆者の家族の一員です。狭い家の中でも、いつも誰かの側にペッタリ。ちょっと出かけて留守をするのも罪悪感が…。一緒に旅行に連れて行きたいけれど、何処ならペットが一緒でも行かれて、食べれて、泊まれるのか分からないし、調べるのも時間無いしちょっと面倒くさい。ぜひそんな方のご参考にしていただき、愛犬との旅行を楽しんでください！なお、移動手段はワンちゃんの犬種や性格によって適するものが違いますので、ご案内は省かせていただきます。

観光

京都といえば、全てが観光スポットとも言えますが、何処でもワンちゃんを連れて楽しめる、という訳ではありません。むしろ重要文化財など、連れて歩けない所が多いかもしれません。本記事では、ワンちゃんと一緒に感動を味わえる観光スポットをご紹介します。

第一回目は、日本を代表する観光地『京都』の｢観光編｣です。

嵐山

まずは王道の観光スポットから。嵐山といえば美しい竹林ですね。小径はワンちゃんと一緒に歩いてお散歩可能です！ただやはり世界的に有名な観光スポットなだけに、いつも混んでいるイメージです。おすすめ観光方法は2つ。一つは、早朝の時間帯に訪れること。もう一つは、人力車に乗ること。なぜなら、人力車に乗らないと入れない特別なエリアへ行くことができ、人の少ない美しい竹林を堪能できるからです。なお、ペットの乗車は一台につき1,000円がかかります(一頭ではありません)。

祇園白川

京都を象徴する景色のひとつ｢祇園白川｣は、岡崎疎水から鴨川へと流れ込む下流の白川沿いにある、八坂神社の門前町として発展した町です。洗練された茶屋建築が建ち並ぶ新橋・巽橋周辺は、石畳の道と白川に沿って柳がゆれる美しい街並みが楽しめます。春には桜との美しい街並みも。お散歩しながらの愛犬と街並みの記念写真は、きっと何度も見返したくなることでしょう！

神宮通

平安神宮前から円山公園までの長くて美しい散歩道のご紹介です。平安神宮は、平安遷都1100年を記念して、明治28年に復元されました。還都による京都の衰退から、千年以上も栄え続けた雅やかな京都の復興にかけた多くの人々の遺志を後世に伝えるために、四海平安の祈りを込めて創建されたもので、1200年前の京都が生まれたばかりの頃の風情を感じることができます。ワンちゃんはお散歩は出来ませんが、カートかバッグインでなら一緒に中に入れます。

平安神宮の大鳥居を出て神宮道を南へ進んでいくと、天台宗総本山比叡山延暦寺の三門跡の一つとして古くより知られる、青蓮院門跡が左手に見えてきます。周辺には雑貨屋、バッグ屋、骨董屋、和菓子屋…と魅力的なお店が並んで目移り。お店の中へもカートかバッグインで。

青蓮院の先には浄土宗総本山である知恩院。知恩院には残念ながらワンちゃんは中には入れませんが、外から観られる国宝の三門だけでも圧巻です。

もう少しだけ足を伸ばして進むと、円山公園へ到着。入口の門構えや、ひょうたん池に橋がかかっていたり、日本庭園が楽しめる京都らしい公園で、たくさん歩いた後に休憩するのにもぴったりです。

貴船神社

京都市内から北へちょっと足を伸ばして貴船神社へ。貴船神社の参拝は三社詣といい、貴船山の麓にある本宮、奥宮、結社を参ります。水と森に囲まれた貴船は、境内巡りとともに豊かな自然を楽しめます。両端に並ぶ赤い灯籠と深い自然と厳かな雰囲気と、ちょっと早起きしてでも頑張って来てよかったなと思うこと間違いなしです。ワンちゃんも長い道のりのお散歩道に大満足、帰路はぐっすり眠れるかもしれませんね。

南禅寺・水路閣

南禅寺には重要文化財である三門と勅使門があります。南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山の寺院で、日本最初の勅願禅寺であり、日本の全ての臨済宗の寺院の中で最も高い格式を持ちます。ここからの風景は、心が落ち着いて癒しの時間になりそうです。
南禅寺隣りにある水路閣は、琵琶湖から京都へと水を運ぶ「琵琶湖疏水」で、滋賀県大津市観音寺から京都府京都市伏見区堀詰町までの全長約20km以上になります。明治期の竣工以来、今なお“現役”で活躍している人工の運河です。アーチ状に積まれた煉瓦で造られ、デザイン性に優れた風情ある景色で、ワンちゃんとの写真映え間違いなしですね。

まとめ

愛犬と楽しむ旅行のご紹介、第一回は「京都」をご紹介いたしました。愛犬と一緒に旅行するのは難しい…と思われている方も多いと思います。最近はドッグフレンドリーなホテルやレストランも増えてきていますし、今後もっと愛犬と旅行がしやすくなる環境になっていくかもしれません。本記事が「愛犬と一緒に京都に行こう」のきっかけになれば幸いです！