しまなみ海道 日本遺産「村上海賊の地を訪ねて」波止浜・来島・小島 学び旅
小さな島の貴重な戦時遺産「小島砲台」 小島は今治市波止浜より海上500メートルに位置する周囲3㌔の小さな島、定期船で往復し100年以上も昔の戦時建造物を巡ってみます。
今治市 波止浜港発着 半日コース (定期船15分・・徒歩90~120分・・定期船15分)
12:45 (所要15分)
時は日清戦争を終え、日露戦争に備え国防力の強化を進めていた時代、瀬戸内海航路の要衝【小島】に軍事要塞の建造工事が始まった。合計16門の大砲が設置されたのは明治35年だった。しかし、佐田岬半島に豊予要塞が作られた事で、一度も実践に使われずにその役目を終えた。以降公園整備がなされた小島は今もその姿から往時を偲ばせる瀬戸内の離島である。
現在は絶好の釣りポイント(来島海峡)へ向かう客や、平和学習目的の訪問だけでなく、その廃墟跡でフォトジェニックな撮影を目的とする場所として訪問客を迎えている。
波止浜港~小島までは定期船
14:30 (所要15分)
ドラマ「坂の上の雲」撮影用の28センチ榴弾砲がお出迎え
司馬遼太郎著「坂の上の雲」に登場する秋山真之は伊予水軍の末裔、日露戦争でバルチック艦隊を挟み撃ち、日本海海戦に勝利した名将として知られている。その卓越した海軍戦術は「村上海賊」の水軍書より学んだものとして有名である。
平和への想いは100年の時空を超えて・・ 目前の来島海峡大橋を行き交うサイクリストを間近に眺める立地。潮風、急流、遠景の四国山地も当時のままの趣き。
このモデルコースで紹介したスポット
観光事業として、日本遺産の「能島城跡上陸&潮流クルーズ」インバウンドOKの「サイクルツアー」他、村上海賊ミュージアム内の「jibacafe」にて、オフィシャルグッズの開発販売、官公庁向け誘客サービスを行っています。また、ロードサービス事業として、高速バスの運行「広島~今治・福山~今治・福山~松山」、料金所運営、料飲事業として「来島海峡サービスエリア」「風のレストラン」「丸の内88屋」その他、岡山理科大学の今治キャンパス食堂の運営を通じて、多くの訪問いただく皆さんに向けた誘客サービスと、地元貢献を目指しています。