大阪・昭和レトロ串専門店が本気で作る!二毛作ランチ限定『尾道中華そば とうやん新町店』
夜営業は新鮮なホルモンの串焼きを昭和レトロな空間で楽しめる(串 )新町ホルモン。そんな串焼き専門店が二毛作で、ランチタイムのみ尾道中華そば『とうやん』としてランチ営業しています。 こちらも、麺や食材などをわざわざ広島から取り寄せる徹底したこだわりっぷり!大阪の地で瀬戸内の風を感じる本格的な尾道ラーメンを提供しています。また、ラーメンにバターとなめこを加えた裏メニューがSNSで密かな話題に!ラーメン専門店にはなかなかない堀ごたつのある空間があるなど、子連れのママも安心して食事を楽しむことが出来ます。
尾道中華そば「とうやん」とは
大阪にあって、本格的な広島の尾道ラーメンが食べれるお店です。オーナーの岡本和晃さんが尾道出身で尾道ラーメンが好きで尾道ラーメンを知ってほしいと始められたラーメン店が現在は新鮮なホルモン焼きの店のランチタイムで営業するスタイルになった尾道中華そばとうやん。尾道ラーメンの良いところは伝承しつつ、今風にアレンジした進化系の尾道ラーメンです。店名の「とうやん」とは尾道弁でお父さんの意味だとか。
尾道中華そば とうやん 新町店へのアクセス
地下鉄長堀鶴見緑地線西大橋駅から徒歩約6分。地下鉄中央線・四つ橋線本町駅より徒歩約10分。
地下鉄千日前線西長堀駅より徒歩約9分
店主の推しはコレ!「尾道中華そば」
尾道ラーメンの歴史を辿ってみると、昭和3年頃、中国福建省の張氏が露店でチャルメラを吹きながら「支那そば」を売り歩いていたのが始まりと言われています。広島県尾道市は造船業が盛んな町で造船業に勤める方々のお腹を満たしたのが尾道ラーメンは、昭和30〜40年頃に平打ち麺で鶏ガラと瀬戸の魚介類を種とした材料でとった出汁の透き通った味わいのあるスープに背脂を散らすスタイルとなり今の尾道ラーメンの基礎となっています。
その歴史ある尾道ラーメンにオーナーの岡本さんのイタリアンシェフとしてのエッセンスも加え、現代風な尾道ラーメンが誕生したのです。一番目を引くのは丼顔の半分以上を占めるチャーシュー。洋食の技法でもあるローストビーフと同様の低温調理で時間をかけて作るチャーシューは美味しさと共にインパクトも大きく、スープや麺の旨味に負けない存在感があり流石イラリアンのシェフの成せる業だと思いました。基本の尾道中華そばは是非とも味わってもらいたい逸品で、このチャーシューを引き詰めたチャーシューメンはその上を行く贅沢な至福の極みです。
スープへのこだわり
ベースは鶏ガラです。その出汁に背脂と肉を合わせたダブルスープはあっさりした中に奥深いさがあります。そのスープを決めるカエシは、継ぎ足しで作る自家製のチャーシューダレに2種の醤油を配合し、地元尾道のものより少し大阪風に寄せた濃いめの色のタレとして使用し、進化系の尾道ラーメンの味わい深いスープが誕生しました。
麺へのこだわり
尾道最古の製麺所「こまつ屋」は、昭和8年創業の老舗で、現在3代目が受け継いでいます。当初はうどんや日本蕎麦の製麺を手がけていましたが、約35年前から中華麺の製造を本格化し、試行錯誤を経て現在の製麺技術を確立したそうです。尾道中華そば「とうやん」では、スープの旨味に負けないように、尾道ラーメンでは切刃18番のところをあえて太めの切刃14番、加水率30%で仕上げたもちもち感とコシがある「二段熟成平太麺」を使用。この弾力ある麺はスープとの相性が抜群で、旨味を存分に引き立てています。
期間限定の分葱(わけぎ)をトッピングした「わけぎ尾道ラーメン」も是非!
10月から4月頃の出荷が多く、最盛期は11月の分葱(わけぎ)。分葱は、ネギと玉ねぎの一種であるエシャロットが交雑したもので、球根から育ち、枝分かれして生育します。そのため「分葱(わけぎ)」と名付けられたそうです。
分葱が取り寄せられる時期のみ「わけぎ尾道ラーメン」というメニューがあります。ネギのような辛味はなく、甘味特有の香りが特徴で基本的には和え物などに使われることが多いのですが、この甘味と香りが「とうやん」の尾道中華そばとの相性がよく、期間限定で売り出しています。
しかもオーナー岡本さんのご実家のお婆様が生産されている産直品!分葱があるときは「わけぎ尾道ラーメン」を味わってほしいという思いも伝わります。進化系尾道ラーメンだからこそバランスが取れているこの味は味合わなくては損する勢いです。
裏メニューは、驚きの「なめこラーメン」
尾道ラーメンに「なめこ」をトッピングするという斬新なラーメン。なめこがぎっしり敷き詰められた丼に鎮座する大判のレアチャーシュー。その中央になめこと相性が抜群のバターが配された見栄えも上質なラーメンです。特製の平太麺になめこが絡んで、これはこれですごく美味しい!季節によっては「わけぎ尾道ラーメン」にこっそり「なめこ入れてもらえますか?」と唱えるとなめこ入りのわけぎ尾道ラーメンを作ってくれたりもします!
注文方法やマナー
ここでは、注文方法やマナーについて紹介します。
行列の並び方・注意点
お店の前に列ができている時には、並ぶ必要があります。その際、いくつか注意点があります。
1. 最後尾に並ぶ。
2. 全員が揃ってから並ぶ。
3. 割り込みをしない。
4. 他のお店やおうちの入り口を塞がない。
5. 道に広がりすぎない。まっすぐ並ぶ。
ルールを守り、みんなが気持ちよく過ごせるようにしましょう。
注文方法
日本におけるラーメン店での注文方法は、券売機という機械でチケットを購入する方法と、メニュー表を見て口頭で伝えるという、大きく分けて2つの方法があります。
とうやんではメニュー表を見て注文する方法です。
来店されると席に案内されますのでそちらへお掛けください。
手書きのメニューがテーブルに置いてありますので、注文が決まりましたら店員にお声がけください。スタッフが席へと向かい注文内容を確認いたします。
支払方法は、現金のみご利用いただけます。
店主:眞田大樹氏から一言
店主さんのコメントをいただいて掲載します。
尾道中華そば とうやん 営業時間・店休日
【営業時間】月・水・木・金11:30〜13:30(LO13:00)
【店休日】火・土・日・祝日
夜営業の(串)新町ホルモンの定休日はありません。17:00〜24:00(LO23:30)まで営業しています。
夜は美味しい新鮮なホルモンを串に手で刺した一番美味しい状態で提供しています。
「女性が一人でもラーメンを食べることの出来るカルチャーを広めたい」そんな思いから食べ歩きを開始して20年。47都道府県を食べ歩き、年間600杯以上を食べるラーメン大好き女子。男性のラーメンフリークが多いなか、タレントとしても活動しながら体型維持も視野に入れたラーメンライフにも注目。人気ラーメン店を貸し切るなどした「ラーメン女子会」を主宰し、2015年、横浜赤レンガ倉庫にて「第一回ラーメン女子博」を開催。全国から人気店が集まる同イベントは、その後、大阪、名古屋、東京、熊本、静岡と全国各地で開催し累計約75万人を動員。 2018年には株式会社Ramen Switchを設立し、世界初のラーメンジュエリーブランド「ZURU+.」をリリース。ラーメンの酒『NOODLE SAKE –春華秋冬-』『稲とアガベ ラーメン専用クラフトサケ』プロデュース・著書『東京ラーメンコレクション』(昭文社)