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高知観光のおすすめモデルコースを、1泊2日・2泊3日の2パターン紹介した記事です。高知に行ったら訪れたい定番スポットや、絶品の地元グルメも盛り込んでいます。ぜひ本記事を参考にして、高知旅行の素敵な計画を立てましょう。
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高知を観光するなら、坂本龍馬に関連したスポットや四万十川、足摺岬(あしずりみさき)などを訪れて、歴史や自然を満喫するのがおすすめです。また、鰹のたたきやみそカツラーメンなどのご当地グルメも外せません。
本記事では、高知の定番スポットやおすすめグルメを盛り込んだモデルコースを、1泊2日・2泊3日の2パターン紹介します。
▼高知観光のモデルコースでグルメ・自然・歴史を満喫しよう!
▼【1泊2日】高知をまるっと楽しむモデルコース
▼【2泊3日】高知と四万十川エリアを満喫
▼よくある質問
▼まとめ
まずは高知市を中心に観光する場合の、1泊2日のおすすめのモデルコースを紹介します。
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東京またはその他の都市から高知までは、飛行機での移動が便利です。
「高知龍馬空港(高知空港)」までの便は、JALやANAが運行しています。東京からの場合、フライト時間は約1時間半で、9:00台発の便なら10:00台に到着します。
空港と高知駅間はバスで移動可能で、所要時間は約25分です。
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高知市内にある「ひろめ市場」は、高知駅から約15分とアクセスが良好です。とさでん桟橋線「高知駅前」から路面電車に乗り、「大橋通通駅」で下車すると、ひろめ市場は歩いてすぐです。
ひろめ市場は、飲食店や土産物店が60店舗ほど並ぶ屋内マーケットで、新鮮な刺身やじゃこ天、芋けんぴなど高知のグルメを楽しめます。
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ひろめ市場でのおすすめは、高知名物である鰹のたたきを提供する「やいろ亭」。地元の人からも愛される地元密着型店舗で、土佐弁で話す女将さんのおもてなしを受けられます。鰹のたたきは塩とタレがありますが、鰹の質が分かりやすい塩たたきが特におすすめです。
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1日目の午後は、日本100名城のひとつに数えられる「高知城」を見学します。高知市内にある高知城はアクセスがよく、ひろめ市場から徒歩5分程度です。土佐漆喰(しっくい)の白い壁と瓦葺(かわらぶき)のグレーの色合いが鷹に似ていることから、別名「鷹城」と呼ばれる、南海道随一の名城です。
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高知城から景勝地「桂浜」までは、路面電車で約40分です。
「高知城前駅」から出発し、「はりまや橋駅」で下車したら、「南はりまや橋」からバスに乗り、「南海中学校」で乗り換えて「桂浜」で下車します。
リニューアルオープンした「海のテラス」もあり、人気の観光スポットです。
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桂浜には「竜王岬(りゅうおうざき)」と「龍頭岬(りゅうづざき)」があり、この2つの岬は徒歩で10分もあれば移動できます。
「竜王岬」は、土佐の英雄・坂本龍馬も愛した桂浜の景色を一望できる絶景スポットです。桂浜の東側にある「龍頭岬」には、坂本龍馬の銅像が建てられています。
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高知駅からバスで30分ほどで移動できる「竹林寺」は、四国お遍路(八十八ヶ所)のひとつ。
本堂は重要文化財に指定されていて、四季折々の美しい景色が楽しめる名勝庭園も有名です。
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竹林寺裏手の山頂にある「五台山公園」の展望テラスからは、高知の景色を一望できます。
園内には椿や桜、ツツジ、もみじなどが植えられていて、散策しながら自然を感じられる癒しのスポットです。
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2日目のランチは、高知県のソウルフード「みそカツラーメン」に挑戦してみましょう。その名の通りラーメンにカツが載っていて、ボリュームは満点。
有名店は高知県で展開している「豚太郎」で、市内にある「豚太郎 升形(ますがた)店」がおすすめです。「竹林寺」からは、バスなどで40分~1時間程度です。
2004年に開業した「龍馬の生まれたまち記念館」は、歴史好きなら一度は訪れたいスポットです。
坂本龍馬が生まれ育った高知市上町にあり、その生涯や歴史をジオラマや映像資料などで学べます。屋内型施設なので、天候が悪くても楽しめるのがポイントです。
「豚太郎 升形店」からは、徒歩で5分程度です。
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日本最大のセルフビルドマンション「沢田マンション」は、建築好きには必見のスポットです。
沢田夫妻が自力で作った巨大マンションで、住民の迷惑にならなければ見学も可能です。
日本最大の違法建築で、同規模の自作建築物は高知にしかありません。「沢田マンション」までは、土讃線「高知駅」から「薊野駅」で下車後、徒歩約15分です。
高地に2泊3日で滞在するなら、高知市内だけでなく、少し足を延ばしてみるのがおすすめです。
高知県の西部を流れる「四万十川」や、四国最南端の「足摺岬(あしずりみさき)」なども観光できます。
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高知に着いたら、まずは「高知城」を見学します。その後は、徒歩約5分の場所にある「高知城歴史博物館」で、土佐藩や高知県の歴史について学びましょう。
夕方は、高知市内で鰹のたたきを堪能するのがおすすめです。
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2日目午前は、高知駅からレンタカーを借りて、「四万十川」を観光します。ぜひ立ち寄りたいスポットは、四万十川最下流で最長の沈下橋「佐田沈下橋(さだちんかばし)」。
欄干のない橋で、増水時には川に沈んでしまうように設計されています。また、「安並(やすなみ)水車の里」にある観光用水車の風景も、趣がありフォトジェニックです。
午後は四国最南端の「足摺岬」で、真っ青な海が広がる太平洋の絶景を楽しみましょう。「足摺岬」のシンボルで、日本最大級の灯台のひとつ「足摺岬灯台」も必見です。
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3日目は、1931年創業の歴史ある「桂浜水族館」で、海の生き物との出会いを楽しみます。アットホームな雰囲気で、展示数が多いのが魅力の水族館です。
自然豊かな環境で、桂浜や土佐湾を眺めながら生き物を鑑賞できるのもポイントです。
帰る前には、近くにある「桂浜 海のテラス」でお土産を購入できます。
車を使用せず、見どころの多い高知市内を中心に回る場合は、1泊2日でも十分に楽しめます。
高知市に加えて、四万十川など別エリアも楽しむ場合は、2泊3日でレンタカーを借りるなどして観光するのがおすすめです。
高知県で代表的なグルメは「鰹のたたき」です。軽く炙ることでより豊かになる鰹の風味を、ぜひ堪能してみてください。
また、みそラーメンにカツを載せた「みそカツラーメン」も絶品です。
高知旅行のベストシーズンは、4月初旬~6月中旬と、9月~10月です。
高知県は年間を通じて温暖な気候で、夏場は気温が上がり、とても蒸し暑くなります。
冬も基本的には温暖ですが、山間部やその周辺など、場所によっては降雪により移動が難しくなることもあります。
過ごしやすさや移動のしやすさを考えるなら、夏場と冬場は避けて、春から初夏、もしくは秋頃に旅行するのがおすすめです。
高知県は、坂本龍馬ゆかりのスポットや、自然豊かな四万十川・足摺岬(あしずりみさき)など、見どころがたくさんあります。
面積の広い県なので、事前に移動にかかる時間やルートなどを調べて、しっかり計画していくのがおすすめです。ぜひ本記事を参考にして、充実の高知旅行プランを立ててみてください。
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Written by Cakutama editorial team
ライター