旅の準備はじめよう

宮古島の1月から12月までの月ごとの気温、季節ごとに適した服装を詳しくまとめています。観光のベストシーズンや旅行のポイントについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。年間の気候を把握して快適な旅行を楽しみましょう。
宮古島は高温多湿な亜熱帯海洋性気候に属しています。気象庁による2024年のデータでは、年間平均気温が24.9℃、平均湿度は80%と非常に湿潤です。
梅雨は5月後半から6月中旬にかけて続き、梅雨明け後は本格的な夏が到来するとともに、真夏日や熱帯夜が続きます。
マリンアクティビティを楽しむなら5月から10月頃が最適ですが、目的に応じてベストシーズンは異なりますので、旅行計画にあわせて調整することをおすすめします。
参照:気象庁 宮古島(沖縄県) 年ごとの値 詳細(気温・蒸気圧・湿度)
気象庁による2024年のデータをみると、宮古島の年間最高気温は34.8℃(7月)、最低気温は12.3℃(1月)です。
3月から10月にかけては降水量が多く、特に5月は月間767.5mmと一年で最も雨が多い時期です。
一方、11月から2月は降水量が100mmを下回ります。最も少ないのは11月で61.0mmです。
参照:気象庁 宮古島(沖縄県) 2024年(月ごとの値) 詳細(気温・蒸気圧・湿度)
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1月~3月の宮古島の気温は、本州と比べて温暖です。1月の平均最高気温は21.1℃、最低気温は16.6℃で、2月・3月も同程度の気温が続きます。
ただし、この時期は風が強く体感温度が下がるので、薄手のアウターやウインドブレーカーが必須です。日中は長袖シャツや薄手のセーターで十分ですが、朝晩の冷え込みには注意しましょう。
なお、1月~3月は、冬の澄んだ空気の中での天体観測やホエールウォッチングが人気です。
1月の宮古島は、日中は過ごしやすい気温であるものの、北風が強く吹く日も多く体感温度が下がることがあります。
特に朝晩は冷え込むため、薄手のジャケットやウインドブレーカーなどのアウターがあると安心です。風が強い日には羽織るものが役立ちます。
また、海水温は比較的高めですが、泳ぐには少し肌寒く感じることもあるでしょう。
2月の宮古島は、1月に比べてやや暖かくなり、日中は半袖でも過ごせる日が増えていきますが、朝晩は肌寒さを感じることもあります。
そのため、薄手のジャケットやカーディガンを持参すると良いでしょう。
湿度は高めとなる半面、乾燥した日もあるので保湿対策を忘れないようにしてください。
3月の宮古島は、本格的な春の陽気に包まれ、日中は暖かく快適に過ごせる日が多くなります。
しかしながら、朝晩はまだ少し冷える日もあるので、軽めのジャケットや薄手のアウターがあると便利です。
また、3月は観光地も本格的なシーズン前で比較的空いており、ゆったりとした島時間を楽しめるでしょう。
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4月〜6月の宮古島は、初夏の陽気が広がり、気温は4月で平均最高気温27.8℃前後、6月には30.7℃まで上昇します。5月後半から6月中旬は梅雨入りとなるため、蒸し暑さを感じる日が多くなるでしょう。
日中は半袖で問題ないですが、室内や朝晩の冷え対策として薄手の長袖や羽織りものを持参すると便利です。加えて、雨が多い時期なので、防水対策も忘れずに!
なお、この時期は新緑が美しく、ビーチや自然散策に最適です。
4月の宮古島は、本格的な初夏の陽気に包まれ、非常に暖かい気候です。
日中は夏のような暑さを感じることもあり、半袖や薄手のショートパンツで過ごせます。
ただし、紫外線が強くなる時期なので、帽子やサングラス・日焼け止めは必須です。
5月の宮古島は初夏の陽気が続き、暖かく快適な気候です。
月の前半は晴れの日が多く観光やマリンアクティビティに最適な一方で、後半になると梅雨入りし、湿度が高く蒸し暑さを感じる日が増えていきます。
日中は半袖やショートパンツなどで十分ですが、突然の雨に備えて折りたたみ傘やレインコートも準備しておくと安心です。
6月の宮古島は、夏本番の暑さが到来します。
月初めは梅雨の影響で雨が多く湿度も高めですが、中旬以降には梅雨が明け青空が広がる夏日が続きます。
日中は半袖やショートパンツ、通気性の良いリネン素材の服装が最適です。強い日差しを避けるために、帽子やサングラス・日焼け止めも準備しておきましょう。
また、室内の冷房対策として薄手のカーディガンや羽織りものを用意すると便利です。
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7月〜9月の宮古島は、一年で最も暑い時期で、平均最高気温は約31〜33℃、最低気温も27℃前後と高温多湿な日が続きます。
日差しが非常に強く、真夏日や熱帯夜が連日続くため熱中症対策が必須です。
この期間の服装は、通気性・速乾性に優れた半袖やショートパンツ、リネン素材の衣類があると良いでしょう。汗をかきやすいので、着替えを多めに用意すると安心です。
なお、この時期は宮古島の海が最も美しく、シュノーケリングやダイビングに最適です。夏祭りや花火大会も多く開催され、島全体が賑わう季節です。
7月の宮古島は、夏のピークを迎え、非常に高温多湿な日が続きます。強烈な日差しと高い湿度で、真夏日や熱帯夜が連日続くのが特徴です。
この時期は、通気性と速乾性に優れた半袖シャツやタンクトップ、ショートパンツが最適で、リネンやコットン素材の衣類がおすすめです。
汗をかきやすいので、着替えを多めに持参し、こまめな水分補給を心がけましょう。
8月の宮古島は、高温多湿な日が続きます。
7月に比べると気温は少し下がるものの、日差しは依然として強く、熱帯夜が続くため暑さ対策が必須です。
この時期は、通気性・速乾性に優れた半袖やタンクトップ、ショートパンツといった軽装が最適といえます。
9月の宮古島は、夏の余韻が残り、依然として高温多湿な日が続きます。
台風シーズンのピークでもあり、急な天候変化に注意が必要です。
服装は、通気性・速乾性のある半袖やショートパンツが基本となります。紫外線対策として帽子やサングラス・日焼け止めも引き続き必要です。
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10月〜12月の宮古島は、秋から冬へと移り変わる季節で、気温は徐々に下がります。10月の平均最高気温は29.9℃、12月には22℃程度まで下がり、朝晩は肌寒さを感じることもあるでしょう。
この期間は、北風が強く吹く日もあるので、長袖シャツや薄手のアウターが必須です。
なお、10月〜12月は観光客が少なく、静かなビーチ散策や夕日観賞が楽しめるほか、冬限定のホエールウォッチングが12月下旬から始まります。
10月の宮古島は、日中はまだ強い日差しが照りつけるものの、朝晩は涼しさを感じるようになり秋の訪れを実感できます。
台風シーズンも終盤に差し掛かるため、天候は比較的安定するでしょう。
この時期の服装は、日中は半袖やショートパンツで十分ですが、朝晩の涼しさや冷房対策として薄手の長袖シャツやカーディガンを持参するのがおすすめです。
11月の宮古島は、秋が深まりつつも温暖な気候が続きます。台風シーズンも終わり、天候は比較的安定しているでしょう。
日中は過ごしやすく湿度も下がるので、観光を楽しみやすい時期ですが、朝晩はひんやりすることがあります。
この時期の服装は、軽めのジャケットやカーディガンを持参するのがおすすめです。
12月の宮古島は、本州の秋に近い気候で、日中は過ごしやすく快適ですが、朝晩は冷え込むことが増えていきます。
北風が強まるので、体感温度は気温よりも低く感じることがあります。
日中は長袖シャツや薄手のニットで十分ですが、朝晩の冷え込みや風対策として薄手のアウターやウインドブレーカーが必須です。
宮古島は冬でも暖かく観光は年中楽しめますが、目的によりベストシーズンが異なります。観光を満喫したいなら7月〜8月、避寒目的なら12月〜2月がおすすめです。海水浴は5月〜10月が最適で、スキューバダイビングは一年中楽しめるでしょう。
宮古島の1月は、本州に比べて温暖で平均最高気温が21.1℃です。ただし、風が強く体感温度が下がる日もあるので、薄手のアウターがあると良いでしょう。
冬の宮古島は、長袖のシャツや薄手のセーター、朝晩の冷え込みに備えて軽いジャケットやウインドブレーカーがあると安心です。
宮古島は年間を通じて湿度が高く、特に梅雨や夏場は80%以上になります。冬は比較的湿度が下がり、過ごしやすいでしょう。
宮古島を訪れる際は、夏は通気性の良い軽装、冬は朝晩の冷え込みに備えた薄手のアウターを用意するのがポイントです。
季節にあった服装で快適に過ごせば、美しい海や自然、季節ごとのイベントを存分に楽しめます。宮古島ならではの魅力を満喫し、思い出に残る旅をお楽しみください。
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ライター
大学卒業後、リフォーム会社で建材や家具を仕入れるバイヤーとして従事。その後、「おすすめ商品比較サービス」を運営する会社でDIY・キャンプ・釣り・自転車・カー用品など、ホビージャンルのコンテンツ制作とマネジメントを経験する。
現在はフリーのWebライター・エディターとして、就活支援・動画制作・SDGs・旅行・ファッションなど多岐にわたるジャンルを担当。マーケティングに関するインタビュー記事やレポート記事も手掛けている。