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日本一のビーチに行ける!宮古島でやりたい7つのこと
日本人にも圧倒的な人気の南国沖縄。その中でも抜群の海の綺麗さと人気を誇るのが、離島の宮古島です。個性豊かなビーチやアクティビティ、グルメやおみやげなど宮古島観光の楽しみ方をご紹介します。
地上の楽園・宮古島
沖縄本島から南西に約300キロメートル、飛行機で約1時間の場所にある宮古島。橋でつながる4つの島(池間島、来間島、伊良部島、下地島)をはじめ、周辺の多良間島(たらまじま)、大神島(おおがみじま)とともに宮古諸島と呼ばれています。
平坦な地形で海に流れ込む川がないため、海の透明度は沖縄県内屈指の高さを誇り、世界中からダイバーが集まる場所でもあります。
宮古島の海の魅力をはじめ、沖縄料理や文化体験など、宮古島でやりたいアクティビティを7つご紹介します。
1.個性豊かなビーチを楽しむ
宮古島のメインビーチ・与那覇前浜ビーチ
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
眩しいほど白い砂浜が、約7キロメートルにわたって広がる宮古島のメインビーチです。エメラルドブルーのグラデーションが美しい海は、時間を忘れて見入ってしまうほど。
ビーチの向かいに浮かぶ、来間島との間に架かる「来間大橋」も綺麗です。
与那覇前浜ビーチ
住所:沖縄県宮古島市下地字与那覇1199 Google Map
アクセス:宮古空港から車で約15分。
巨石が神秘的・砂山ビーチ
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
こじんまりとして穏やかな砂山ビーチは、巨大な奇石が印象的な人気のスポットです。岩はアーチ状になっており、その先には美しい海が広がっています。
夕日が綺麗なビーチとしても有名で、赤く照らされる岩は一層神秘的。
砂山ビーチ
住所:沖縄県宮古島市字荷川取705 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約20分。
2.シュノーケリングで色とりどりの魚やサンゴに出会う
新城(あらぐすく)海岸で熱帯魚探し
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古島に来たらぜひ楽しんでもらいたいマリンスポーツがシュノーケリングです。東側に位置する新城海岸では、クマノミをはじめとした色とりどりの熱帯魚に出会えます。
また、遠浅なので子ども連れにもオススメ。更衣室やシャワーも無料で使用できます。ビーチではマスクやフィンのレンタルもあり手ぶらでも安心です。
新城海岸
住所:沖縄県宮古島市字新城 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約30分。
ウミガメがいる吉野海岸
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
新城海岸の近くにある吉野海岸も、シュノーケリングにオススメ。豊かなサンゴ礁を間近で見ることができます。
またウミガメの産卵地としても有名で、満潮時にはウミガメが泳いでいる姿を見ることができます。ただウミガメはデリケートな生き物なので、見つけても追いかけ回さないようにしましょう。
吉野海岸
住所:沖縄県宮古島市城辺吉野 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約30分。
3.絶景を堪能する
宮古島を代表する観光地・東平安名岬(ひがしへんなざき)
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
約2キロメートルにわたって伸びる「東平安名岬」は、宮古島の東南端にある美しい岬です。2007年には国の名勝(※1)に指定されました。
エメラルドブルーの海、緑の岬、白い灯台はどこを撮っても絵になる美しさ。琉球石灰岩(※2)でできた、ゴロゴロとした岩が点在しているのも見所の1つです。また夜は天の川などの星空観察にもオススメの場所です。
※1:名勝……日本の文化財区分の1つ。芸術・鑑賞的に価値の高い土地が指定される。
※2:琉球石灰岩……長い年月をかけてサンゴや貝殻が積み重なり作られた岩。昔から沖縄では城壁や石垣などに使われている。
東平安名岬
住所:沖縄県宮古島市 城辺保良 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約35分。
日本一長い橋・伊良部大橋(いらぶおおはし)
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
無料で渡れる橋としては日本一長い伊良部大橋。宮古島と伊良部島に架かり、全長はなんと3,540メートル。高低差があり美しい曲線を描いています。3,540メートルという長さには、日本語の読みにあわせて「さんごのしま」という語呂も隠されています。
伊良部大橋
住所:沖縄県宮古島市平良久貝 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約15分。
干潮時の絶景・17END
下地島空港の西側の海岸、通称「17END」は大潮の干潮時に沖まで潮が引き、真っ白な砂浜が姿を表す絶景スポットです。テトラポットをつたってビーチに降りることもできますが、足元には十分気をつけましょう。
17END
住所:沖縄県宮古島市 伊良部字佐和田 1739 周辺 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で約40分。
4.宮古島グルメを味わう
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古島を代表するグルメの1つに、「宮古そば」があります。沖縄県発祥の沖縄そばとは違い、細いストレートな平麺なのが特徴的です。また、麺の下に三枚肉やかまぼこが隠れている「具隠れ」というそばもあり、バラエティ豊かです。
豆腐を作る型に入れる前の、やわらかい「ゆし豆腐」も名物です。ゆし豆腐定食やゆし豆腐そばなどメニューは多く、手軽に味わうことができます。
ゆし豆腐は食品添加物の「にがり」の代わりに島の海水を使って作ることもあります。これは海水が綺麗だからできること。ぜひ味わいたい宮古島グルメです。
また、宮古島のブランド牛である宮古牛はとても希少なため、宮古島と沖縄本島以外ではほとんど出回りません。旨味が強く甘みのある脂身が特徴的です。
5.特産のおみやげを買う
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古島で人気のおみやげといえば、泡盛・マンゴー・塩。
泡盛は沖縄の伝統的なお酒。宮古島の水を使って仕込んだ泡盛はミネラル・カルシウムが豊富です。有名な菊の露酒造をはじめ、宮古島には現在6社の酒造があります。「古酒(くーす)」と呼ばれる長期熟成させた泡盛は、芳醇な香りとまろやかな口当たりでオススメですよ。
マンゴーは日本一の生産量を誇り、安く手に入るので人気です。中でも「幻のマンゴー」と呼ばれるキーツマンゴーは、実が大きく濃厚な甘さがやみつきになる味わい。
また、サラサラとした砂のような「雪塩」は、不純物の少ない宮古島の海だからこそできた塩。どんな料理にも合う使い勝手のよい塩です。ミニサイズもあるのでバラマキみやげにもぴったり。
6.宮古島市熱帯植物園で約1,600種の植物を観察!
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古空港から車で約10分の場所にある宮古島市熱帯植物園では、約1,600種の植物を観察することができます。12万平方メートルと宮古島で最大の植物園で、貴重な森林地帯として環境にも貢献しています。
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
園内ではハイビスカス、プルメリア、ブーゲンビリアをはじめとした南国特有の花々から、パパイヤやドラゴンフルーツなどのフルーツ、ダイオウヤシやソテツなどの樹木など、年間を通してさまざまな植物を楽しむことができます。
約1〜4キロメートルとレベルに合わせたウォーキングコースもあるので、チャレンジしてみるのもよさそうです。
宮古島市熱帯植物園
住所:沖縄県 宮古島市平良東仲宗根添1166-286 GoogleMap
アクセス:宮古空港から車で10分。
公式HP:
http://www3.miyakojima.ed.jp/shokubutsuen/
7.宮古島三線工房で島の文化に触れる
Picture courtesy of 宮古島三線工房
宮古島三線工房では、沖縄の伝統的な衣装「琉装(りゅうそう)」を着て自分のカメラで記念撮影をすることができます。華やかな着物に花笠を持てばまるで、琉球王朝時代(※3)にタイムスリップしたかのよう。
晴れた日には緑が鮮やかな庭での記念撮影もできます。1人2,000円(現金払いのみ)で一度に4人まで着ることができるので、女子旅にもオススメです(男性は一度に2名まで)。来店予約で1日2組限定で、海外の方専用の琉球衣装体験の時間は14:00から16:00。着物はLサイズ(身長185センチメートル)までサイズがあります。
また、近くの市街地「平良(ひらら)」には宮古島の民謡や踊りが楽しめる居酒屋がたくさんあり、三線(※4)に合わせてみんなで踊るカチャーシー体験も楽しむことができます。
※3:琉球王朝時代……1429年から1879年の約450年間。沖縄地方を支配した琉球王朝の時代。
※4:三線……沖縄及び奄美地方で使われている弦楽器。
宮古島三線工房
住所:沖縄県宮古島市平良字西仲宗根209-1 GoogleMap
アクセス:宮古空港より車で約15分。
定休日:火曜日
公式HP:
http://miyakojima-sannsinn.seesaa.net/
宮古島を訪れるなら2泊〜がオススメ
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古島内はもちろん、橋でつながる4つの島へ気軽に離島巡りができるので、見所がたくさんあります。また、朝日や夕日のスポットもたくさんあるので最低でも2泊はしたいところ。
1日目に観光スポットをひととおり回り、2日目はビーチでのんびりしたりシュノーケリングを楽しんだり……。ゆったり流れる島時間をぜひお楽しみください。
オススメのシーズンは夏
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
やはり宮古島に来たら海を楽しみたいですよね。宮古島の海水浴シーズンは5月中旬〜9月です。まぶしい太陽は海をキラキラと輝かせてくれ、景色が特に綺麗に見えるのもこの季節。
しかし最高気温は32度位まで上がり、強烈な紫外線もふりそそぐので帽子やサングラス、日焼け止め、海で泳ぐ場合はラッシュガードなどUV対策のあるウエアを着て日焼けと熱中症には気をつけてください。
また、8,9月は台風シーズンでもあるので台風情報もチェックしましょう。
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各都市からのアクセス
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
東京から
羽田空港から飛行機で約3時間。直行便は1日2便です。運賃は片道1~40,000円台です。
大阪から
関西国際空港から飛行機で約2時間半。直行便は1日1便のみです。運賃は片道1~30,000円台です。
沖縄から
那覇空港から飛行機で約45分。直行便は1日10便以上飛んでいます。運賃は片道4,000円〜10,000円代です。
いずれの便も、早期に予定をすると航空会社によっては割引運賃が適用されることもあるので、早めの予約がオススメです。
宮古島内の移動はレンタカーが便利
「日本でレンタカーを借りる方法。必要なものやかかる費用などまとめ」より
宮古島のバスは便数が少なく、観光というよりも地元の方の生活のためにある、観光地までは行かないバスが多いです。そのため移動はレンタカーが便利。
レンタカーは宮古空港で申し込みができる、営業所まで送迎がつくものを選ぶと安心です。レンタルバイクも便利ですが、熱中症には気をつけましょう。
また平坦な道が多い宮古島ではレンタサイクルもオススメ。ホテル・民宿などでレンタサイクリングのサービスをしている所もあります。
観光タクシーでは地元のドライバーがオススメの観光スポットに連れて行ってくれます。1台4時間15,000円程度で、4人で乗れば1人3,800円ほどから利用できます。
宮古島の美しさを守り、楽しい観光を!
Picture courtesy of 宮古島ライブラリー
宮古島最大の魅力である綺麗な海ですが、近年サンゴや生き物の激減などが問題になっています。
サンゴの上に立てない、海にやさしい成分の日焼け止めにする、ゴミは捨てないなど海への敬意を持って接しましょう。そうすればきっと、素晴らしい景色を見せてくれますよ。
タレント活動、タップダンス、舞台など様々な表現活動を経てカメラマンに。毎年個展開催中。世界の神様と酔っぱらいに会いに行く旅をモットーにライターとしても活動中。2017年春に念願の沖縄移住を果たしました!instagram→https://www.instagram.com/sarasa_7/ twitter→https://twitter.com/suzukisarasa