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沖縄の人気みやげまとめ!迷わず買えるお店も紹介
ちんすこうやサーターアンダギー、琉球ガラスに沖縄の塩、泡盛にみんさー織などなどなど……。国際通りや那覇空港で買える、沖縄のおみやげを紹介しています。国際通りの店舗紹介も行っています。
沖縄のおみやげ
南国ムードと伝統文化、そして美しい海が人気の観光地、沖縄。
そんな沖縄には名物がたくさんあり、食べ物から工芸品までいろいろなものがおみやげとして人気です。せっかく買うのですから、沖縄らしく、また、相手に喜んでもらえるようなものを選びたいですね。今回の記事では、どんなものをどこで買ったらよいのか、オススメのおみやげと買い方をご紹介します。もうおみやげで悩まず、旅行を満喫しましょう!
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那覇空港で買える!オススメのおみやげ
おみやげ探しに迷ったら、まずは那覇空港で探すのがオススメ。観光中にたくさんの荷物を持ってうろうろする必要もなく、帰りにまとめて購入できるのでスマートです。
定番のおみやげが一通りそろうほか、沖縄ならではのものや沖縄限定商品、空港限定商品などがワンフロアに集合しているため、短時間で比較して買うのにも便利。2Fの出発ロビーがおみやげフロアになっています。
1.ちんすこう
ちんすこうは沖縄を代表する伝統スイーツのひとつ。小麦粉と砂糖、ラードから作られ、さくっとした歯触りと、ほろっとした口当たりが魅力の、素朴なお菓子です。那覇空港には、400年の伝統をもつ「新垣ちんすこう」が出店しており、プレーンのほか黒糖やチョコ、紅芋やシナモン、ゴマ塩やはちみつショウガといったさまざまなフレーバーのちんすこうを購入することができます。
2.紅いもタルト
沖縄の名物、紅いも(紫色のサツマイモ)を使って作られたスイーツ。独特のしっとり感が愛され、今やちんすこうと並んで有名なお菓子となりました。
同じようなお菓子がいくつかの会社から出ていますが、紅いもタルトの生みの親である「御菓子御殿(おかしごてん)」の紅いもタルトがやはりオススメ。保存料・着色料を一切使用していないうえ、紅いもの濃厚なおいしさがよく引き出されています。
3.サーターアンダギー
サーターアンダギーは、沖縄風のドーナツ。ドーナツとはいっても、通常はリング状ではなく丸い形をしています。表面はサクサク、中はみっしりと密度が高く、満足感のあるお菓子です。
那覇空港2Fにある「琉球村」では、プレーンや黒糖などのサーターアンダギーがそろいます。そのうえなんと店内では揚げたてのサーターアンダギーを食べることも。家庭のおやつとして沖縄のママが子どもたちに作る、あつあつほくほくのなつかしい味わいを体験してみるのはいかがですか。
4.琉球ガラス
南の島らしいカラフルな色や独特の形が人気のガラス工芸。熟練した職人が、溶かしたガラスに息を吹き込んで作ります。手作業の品は世界にひとつしかないところも魅力です。もともとは、戦後アメリカ軍基地で捨てられたコーラやビールの空き瓶を再生するところから始まったという琉球ガラスですが、今では泡盛(沖縄の酒)を飲むのには欠かせないアイテムとしても愛されています。
那覇空港に店を構える琉球ガラスの専門店るりあんでは、コップやアクセサリー、インテリアなどバリエーション豊かな琉球ガラス製品を取り扱っています。見てまわるだけでも心が癒されそうですね。
5.泡盛
泡盛は沖縄の伝統的な酒です。米から作られ、ストレート、オンザロック、水割り、お湯割り、ソーダ割りなどさまざまな飲み方を楽しめます。また、最近は泡盛をベースにしたカクテルも多く考案されています。
現在泡盛を生産しているメーカーは46社とも47社ともいわれており、それぞれの銘柄に特徴があります。那覇空港内でもさまざまなメーカーの泡盛を購入できるため、アルコール度数、香りや味わい、瓶のデザインなどを比較して選ぶと楽しいでしょう。
中でも那覇空港のオリジナルブランド「ホワイトタイガー」は人気の高い泡盛です。長期熟成され、すっきりしていながらも深みとうまみがしっかり。きめ細かな味わいに加え、ウイスキーのようなボトルのデザインも高級感があり好評です。お酒好きの方へのおみやげにオススメです。
6.シーサーの置物
シーサーとは、沖縄に伝わる魔除けや守り神として知られる霊獣で、沖縄では玄関や門柱、屋根の上など、いたるところでシーサーの置物を見かけます。おみやげ用にも、さまざまなサイズや表情のシーサーがつくられています。
中でも、糸満工房で作られるシーサーはとてもキュート。数々の芸術賞を受賞している佐久間栄氏の手によるシーサーたちの素朴な魅力に、思わずいくつも連れて帰りたくなります。
7.沖縄黒糖
サトウキビが多く生産される沖縄では、黒糖をふんだんに使ったおみやげも人気です。黒糖にはミネラルが多く含まれており、白砂糖にはない豊かなコクが感じられます。
黒糖を使った特に人気の高いスイーツのひとつが、「黒糖かなさ」のフェアリーブラウン。甘さ控えめでずしりと重い、大人のお菓子です。
ほかにも、沖縄産の黒糖をふんだんに使用した「ふくぎや」のバームクーヘン「がじゅまる」や、パッケージまで沖縄感たっぷりなのがうれしい「ロイズ石垣島」の黒糖チョコレートなど、黒糖の魅力がすみずみまで味わえる定番のスイーツが、どれも那覇空港の2Fで手に入ります。
8.みんさー織
みんさー織は沖縄の伝統工芸織物で、400年の歴史があるとも言われています。模様には「いつの世までも末永く(いつまでも一緒にいましょう)」というロマンチックなメッセージが込められており、昔の女性が愛する男性に贈ったものだそうです。
昔は基本的に青色のものでしたが、現代では赤・黄・緑などさまざまな色で作られており、帯のほかバッグやキーホルダーなどが大人のおみやげとして人気です。
9.沖縄の塩
キレイな海に浮かぶ沖縄の島々では、味わい豊かな天然塩がつくられます。ミネラルたっぷりの天然塩は、なめてみると塩辛いだけでなくうまみや甘みさえも感じられるもの。料理がぐっとおいしくなり、一度使ったらもう以前の塩には戻れないというリピーターが多いのもうなずけます。
沖縄の一部である粟国島(あぐにじま)で作られる粟国の塩(沖縄海塩研究所)は、加熱して作られる「釜炊き」と太陽に干して作られる「天日干し」の2種類があり、食べ比べてみても面白そうです。
宮古島で作られ、海水の成分をすべて閉じ込めた細かいパウダー状の「雪塩」や、特殊な製法でミネラルがさらにたっぷりの「ぬちまーす」も、定番のおみやげとして根強い人気です。
ここまでで紹介したおみやげは、空港だけでなく沖縄のおもな観光スポットでも手に入れることができます。中でも沖縄一の繁華街「国際通り」なら、さらにバリエーション豊かな品ぞろえの中からお気に入りの一品を見つけ出すことができるかもしれません。続く部分では、国際通りでゲットできるおみやげを紹介します。
沖縄のショッピングスポット「国際通り」でおみやげ探し
国際通りとは?
那覇市にある国際通りは、沖縄を代表するショッピングスポット。沖縄観光の定番中の定番です。県庁北口交差点から1.6キロ続く国際通りの両側には、お菓子や工芸品などのおみやげを売る店や飲食店がずらりと立ち並んでいます。
国際通りで買えるおみやげは?
国際通りには、沖縄の定番おみやげを取り扱う有名な老舗が多数あります。よく知られたおみやげを、本家本元で手に入れるチャンス。オススメのお店をいくつかご紹介します。
1.歩(サーターアンダギー)
「沖縄でナンバーワン」という声があがる名店。サーターアンダギーは、できたてが店頭に並ぶと10分で売り切れることもあるほど人気! 外はカリッと、中はしっとり、しつこくなく、冷めても柔らかで風味がよいと評判で、おみやげには最適です。
2.黒糖屋(黒糖)
黒糖といっても実はいろいろあり、サトウキビの種類や土壌、製造方法や季節によって風味や食感が違います。ここ黒糖屋は、沖縄本島や離島で作られる黒糖の味めぐりができる専門店。
常時10種類そろう純黒糖だけでなく、黒糖ジャムなどの加工品や黒糖を使ったお菓子など、店内で試食してから購入することができます。お気に入りの産地の黒糖に出会えるとよいですね。
3.新垣ちんすこう(ちんすこう)
ちんすこうの始祖の子孫が創立した沖縄初の菓子屋として、元祖中の元祖を誇るのがこの新垣ちんすこう。ハズレなしの定番ブランドとしてファンの信頼を集めています。
ちんすこうだけでも、プレーン、黒糖、チョコ、紅芋、シナモン、ゴマ塩、コーヒー、はちみつショウガ、ココア、海塩などバリエーション豊か。ひと口サイズのちょこっとちんすこうや、ちんすこう以外の沖縄伝統菓子も並べられています。
国際通りには牧志店と松尾店の2店舗があり、どちらの店舗でも試食ができます。松尾店には休憩スペースも設置されているのがうれしいところ。
4.御菓子御殿(紅いもタルト)
国際通りの御菓子御殿松尾店は、首里城のようなゴージャスな建物が目印。店頭で記念写真をとっている観光客もいるようですよ。店内も首里城を模した装飾が施され、雰囲気を存分に満喫できます。さまざまなお菓子が並び、試食もできるほか、琉球ガラスなどお菓子以外のおみやげも充実しています。
紅いもタルトの製造ラインが店舗に併設されており、ガラス越しに製造過程を見学できるのも人気の秘密。このラインで製造された紅いもタルトは、ムスリム(イスラム教徒)の人も安心して口にすることができるよう「アジアハラール認証」を取得しています。
店内には、カフェやレストランも併設されています。時間に余裕があれば、カフェのテラス席でくつろいだり、レストランで毎日開催される沖縄民謡ライブを体験してみてはいかがでしょうか。
5.沖縄屋泡盛蔵(泡盛)
定番のものからレアなものまで、200種類以上の泡盛がそろう、泡盛の専門店です。泡盛マイスターがあなたの好みに合わせ、さらにはプレゼントの相手やシーンに合わせて、オススメの泡盛を提案してくれるため、泡盛にそれほどなじみがなくても大丈夫。店内では試飲ができ、お気に入りの一本をじっくり選べます。
100円の入場料を払えば2Fの泡盛貯蔵庫に入って見学することができるのも、泡盛フリークにとってはたまらないはず。販売終了したものや、非常にレアな銘柄のものも展示されています。
独自の文化が育まれてきた沖縄では、日本でも沖縄でしか買えないおみやげがたくさん販売されています。雑貨からお菓子、お酒まで、バリエーション豊かな沖縄のおみやげを、本記事をヒントにぜひ探してみてください。