旅の準備はじめよう

愛媛県北宇和郡松野町に位置する正木正光酒造場は、1905年(明治38年)に創業した歴史ある酒蔵です。 愛媛県で一番小さな町なので、松野町を訪れる観光客はあまり多くありません。しかし、正木酒造で作られている「野武士」(日本酒)は絶品です。
皆々様!!お初にお目にかかりまする。拙者、日本で唯一のBBQ専門侍、BBQ侍 肉本龍馬でござる!!
年間のBBQの回数、約300回。愛媛と高知の美味しい食材を焼きまくり、美味しBBQと、美味しいお酒をこよなく愛する世にも珍しい侍でござる。
今日は、拙者が、我が松野藩(町)にある、地酒(日本酒)をご紹介させていただくでござる。
我が町、松野町は、四国の西南部に位置しており、四方を山々に囲まれている田舎町でござる。
愛媛県と高知県の県境にあり、昔から宿場町として栄えてきた歴史があるが、近年では過疎化が進み、人工約3500人の過疎化最前線の静かな町でござる。
愛媛県でも一番小さな町なので、観光地としては、マイナーでござる。しかし、人があまりいない故に、自然が豊かで実は美味しいものが沢山あり、自然や美味しい食べ物、お酒を楽しめる穴場スポットでござる。
松野町の山奥にある、棚田。
水が奇麗なのでトマトも甘くて美味しい。
松野町近辺で捕れる天然ウナギが特に美味しいと言われてきた。
上海ガニよりも美味しいのでは?と言われるツガニ(川蟹)。
我が松野藩の魅力をより多くの人に伝え、遊びに来て欲しい!!と願っているでござるが、近年問題になっているオーバーツーリズムのようになってほしくないので、静かに観光を楽しみたいと思っている方に、秘密の情報をお届けしたいでござる。この情報を目にした方は、まず、情報の真偽を確かめに我が町に遊びに来ていただきたいでござる。そして、不特定多数の人に情報を拡散するのではなく、大切な人だけにこの秘境をお伝えしていただきたいでござる。
「四国の秘境にたどり着いた方を、丁寧におもてなしさせていただきたい!」
それが、我らの願いでござる!!
松野町の玄関、JR予土線の松丸駅から真っ直ぐ歩いて2分の場所に酒蔵がある。
松野町では、かつては3軒の正木家が酒造りをしていたが、現在酒造りを続けているのは、正木正光酒造場だけである。
1905年、創業者の正木正光氏は、「良い酒造りには、お酒に合った湧水が大切」と考え、敷地内に横井戸を掘り、酒造りを始めた。今も湧き続ける水を使い、まろやかな口当たりのお酒が造られているでござる。
横井戸に繋がる扉。ここに美味しさの秘密と、蔵元たちが代々受け継いできた、想いと歴史がある。
正木正光酒造場二階。
お酒を購入する際には、歴史を感じることをできるでござる。
正木正光酒造場で作られたお酒は、「野武士」と名付けられている。野武士とは、荒々しい侍、田舎侍、、、つまり、
こういうイメージでござる。
清酒「野武士」は、創業当時に飼っていた闘牛の名前から命名されたそうだ。この野武士は軽量にもかかわらず、横綱を張り、人気を博していたそうでござる。
野武士が横綱になった日には、きっと清酒「野武士」で朝までお酒を飲み明かしたのではないだろうか?
「野武士」は、純米吟醸だけでなく、原酒、槽前酒、おり酒など、色々種類があるので、購入する際には、お店の方に説明を受け、どの野武士を飲むのか選ぶのも一興でござる。
2024年12月に、「伝統的酒造り」がユネスコの無形文化遺産に登録された。
近代的な設備の日本酒造りでは、温度管理などを機械を使って行えるので、どんな季節でも行えるが、近代設備のなかったころは、その年の温度や湿度を敏感に感じ取り、目には見えない酵母などの微生物による発酵を上手に利用し、松野の水、気候とともにお酒を造ってきた歴史がある。
正木正光酒造場の建物は、創業当時のままの部分もあるので、お酒造りの歴史を感じながら、清酒「野武士」を味わってみるのはどうだろう。
大きな木樽や、昔から使われている、木の道具からは、代々受け継がれてきた歴史を感じることができる。
「野武士」は、松野町の道の駅や、近隣のスーパーやインターネット通販でも購入できるのだが、正木正光酒造場を訪れ、建物や受け継がれてきた技術を感じて飲むのでは、味が違う気がするでござる。
お酒の香りや、味を楽しむだけでなく、正木正光酒造場の物語を楽しんでいただきたい。
やはり、日本酒を楽しむには美味しい料理が欠かせない。
松野町は、自然豊かで、宇和海と太平洋の中間に位置しているので、肉、魚、野菜どれも良質なものが手に入る。
「食の宿場町」といってもいい場所でござる。
どの料理と一緒に楽しむか迷うところではあるが、拙者の一番のお勧めは、カツオのタタキと一緒に味わう飲み方だ。
カツオのタタキとは、新鮮なカツオを藁で表面を高温で炙り、薬味と一緒に食べる、高知県の伝統BBQ料理だ。
魚のレアステーキというと、イメージしやすいだろう。
伝統的なお酒には、伝統的な料理を合わせ、歴史を感じながらたのしむべし!!
野武士は、温めて、熱燗で飲んでも美味しいでござる!!
熱燗で楽しむ時は、、、やはり、おでん!!
拙者のBBQ城では、宇和島名物のじゃこ天と、松野町の特産品である、天然鹿の骨付き肉を入れてじっくり煮込み、海の出汁と山の出汁が合わさったおでんを、薪ストーブの炎を囲みながら楽しんで頂いているでござる。
四国には独自の酒器 がある。「べく杯」と呼ばれる底に穴が開いていたり、底の形が不安定で、お酒を飲み干すまで盃を置くことができない酒器だ。たくさんお酒を飲んでもらい、お客様に楽しんで頂こうという四国のおもてなしの文化の一つでござる。
清酒「野武士」を120%楽しむには、やはり、侍になりきることでござる。着物を着て、「まずは一献!!」と、声をかけて相手のおちょこに酒を注ぎ、日本酒を飲む。
日本酒造りの歴史を感じながら、野武士(荒々しい侍)になりきり、拙者と一献いかがでござる??
BBQ城では、様々な模様の着物を着て、侍体験をさせてくれるので、より日本酒を楽しむことができるでござる。
お酒が苦手な方は、デザートとして、「野武士」を楽しむこともできるでござる。松野町にある、「甘味霧中」というかき氷屋さんでは、「野武士」を使ったシロップを使ったかき氷を食べることができるでござる。「野武士」の香りを楽しみながら、アクセントに柚を使ったあんこも味わうことのできる一品!!
氷もフワフワで、姫君様たちに大人気でござる。
夏のシーズンは、予約をしないと食べられないほどの人気なので、BBQ城に宿泊し、翌朝、朝一番で予約しに行くのがお勧めでござる。
実は、この記事の中だけでは書ききれないことがあるでござる!!
故に、もっと酒蔵を酒造りを自分の五感を使って感じてみたいという方は、是非、酒蔵見学に来ていただきたい。
酒蔵見学(BBQ侍流)+日本酒BBQ体験(それぞれの季節で、日本酒に合うBBQメニュー。デザート付き)+温泉入浴券+宿泊料+朝食:大人1人30,000円~ 大人2名様以上で開催可能。
BBQ城にて受付中でござる。
楽しいことで日本を応援する、『快援隊 』!!私たちの本拠地は、愛媛県で一番小さな町、松野町にある、BBQ城です。 BBQ城では、色々な侍たちが、訪れた人をおもてなししてくれます。 長男:インディアン侍 次男:BBQ侍 三男:ミュージック侍 インディアン侍は、美しい森の中で行うキャンプ体験が担当です。 BBQ侍は、愛媛県の食材を使ったオリジナルBBQ体験が担当です。 ミュージック侍は、ギター担当です。 時々、山賊も現れる、面白い城。 私たちの町は、有名ではないので、美しい森や、美味しいBBQを、ゆっくりと楽しむことができます!! 是非一度、訪れてみてください!! 一生忘れられないような体験をすることができますよ!!