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日本のことば辞典「佃煮」
濃厚で美味しい「佃煮」。それは、日本の各地域独特の伝統的な日本の調味料で地元の食材を煮た人気のご飯のお供です。人気の佃煮からお土産に最適な商品、作り方まで、佃煮の魅力をご紹介します。
何世紀も昔、日本が戦国時代(1467-1603)だった頃、現在の大阪市にあたる場所にあった漁業の町、佃(つくだ)の人々が大量に獲れた小さな魚を保存するため、調理法を考案しました。塩で魚を煮ることで魚の腐敗を防ぐことが分かり、より安定した食料の供給を確実にしたのです。
この調理方法が佃煮と呼ばれるようになり、後の江戸時代(1603-1868)の間に現在の東京の土地に伝わったと言われています。そしてその後何世紀にも渡り、洗練された調理方法と食材の保存方法として発展してきました。
佃煮の材料
最近では様々な種類の食材が佃煮作りに使われています。例えば椎茸、昆布、様々な野菜、そして魚介類などです。調味料も様々なものが使われてきましたが、醤油、みりん、米酢、しょうが、山椒、などがよく使われます。
金沢市で人気の佃煮
今や日本各地で、その土地その土地の名産物を使った佃煮が作られています。例えば金沢市にある佃煮食品株式会社では、広大な北陸地方特産の食材を使って独自の佃煮を作っています。
今回私は、歴史的な商業の町、尾張町や、茶屋の町、ひがし茶屋町から少し歩いたところにある、金沢市下新町の本店にお邪魔してきました。
Hoping to share on some of the wonderful places and faces to be found here in Japan.