旅の準備はじめよう
好みの種類はどれ?日本人オススメせんべいを訪日観光客が食べ比べ!
日本人にとって昔から身近なお菓子、せんべい。せんべいと言っても、様々な種類があることは知っていますか? 今回は、日本国内米菓市場で売上げNo.1の亀田製菓株式会社に協力してもらい、せんべいの種類と訪日観光客が食べたらどんな感想をもつかをまとめてみました。
3.揚米菓(あげべいか)
揚米菓とは、油で揚げてあるせんべいを指します。亀田製菓の揚米菓のメイン商品としては、「揚一番」が有名です。
ザクザクっと音を鳴らして食べる感覚は快感で、カラッと揚げてあるにも関わらず、コクも感じることができる一品です。
今回食べてもらった商品は、期間限定の「揚一番 トウモロコシ味」。実際に試食してもらうと、「ポップコーンに似ている!」とのことでした。確かに言われてみると似ているかもしれません。ドイツの方は「ビールと一緒に食べたい!」とのことでした。
取材後、ビールと一緒に食べてみたところ、ビールとの相性がよくいつもよりおいしく感じました。もし気になった方がいたらぜひ試してみてください。
4.亀田の柿の種
「亀田の柿の種」とは、米粉を蒸して練り、醤油ベースの秘伝のタレで味付けしたせんべいです。普段食べるお菓子としてはもちろん、お酒のおつまみとしても親しまれています。
柿の種は様々なメーカーが商品を出していますが、初めてピーナッツを入れて商品化したのが亀田製菓です。ピーナッツを入れることでビールのおつまみ要素としての購入が増えました。
最近では、女性客をターゲットにコーヒーやワインに合う商品も発売され、性別や世代を問わず好まれています。日本では一般的によく食べられている「亀田の柿の種」。海外の方はどのように受け取るのでしょう。
回答は「食べたことのない味。嫌いではないけど、あまり馴染みはないかも」でした。新しい味に挑戦したい方は、試してみてもよいかもしれません。
どこで買えるの?
せんべいの種類・商品によっても異なりますが、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入できます。
亀田の柿の種やソフトせんべい等、一部の商品は成田空港を始め、各空港等の免税店にも置いてあるので、おみやげを買いたい方、自分で食べてみたい方は参考にしてみてください。
まとめ
せんべいは昔から日本家庭にとって欠かせないお菓子です。亀田製菓は第二次世界大戦後の食糧難の時代に「生活に喜びと潤いをお届けしたい」という想いで設立されました。それは今でも亀田製菓の商品作りに表れています。
「家族や友達とおいしさ(=幸せ)を共有したい」その気持ちを汲み、個別包装でもせんべいが2枚入っている商品もあります。1枚は自分で、そしてもう1枚は家族や友達、ほかの誰かと一緒に食べて欲しい。その想いが亀田製菓がせんべいを作り続ける原動力です。
そんな日本の考え方を、おせんべいを通して感じてみませんか?
新潟生まれ。日本文化と古い建物が好きな社会人。日本を、地方を好きになってもらえるような記事を綴っていきたいです。