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【夏】涼と癒しを求めて「箕面大滝」を見に渓谷ハイキングへ
夏になると、涼しげな森や美しい滝に囲まれて気分転換をするために決まって行きたくなる場所があるんです。それが大阪駅から阪急電車でたったの30分の「箕面公園(みのおこうえん)」です。
暑い、と思わず声に出してしまったのは、これで何回目だろう。
夏になると、涼しげな森や美しい滝に囲まれて気分転換をするために決まって行きたくなる場所があるんです。それが大阪駅から阪急電車でたったの30分の「箕面公園(みのおこうえん)」です。
箕面国定公園
「明治の森箕面国定公園」は、昭和42年に「明治百年」を記念して東京都の高尾山とともに国定公園に指定されました。公園は、大阪府箕面市北部に位置し、紅葉や落差33mの箕面大滝で有名です。
大都市近郊にありながら、1,000種以上の植物と3,000種の昆虫が住んでおり、まさに都会の中のオアシスです。
箕面大滝を目指してハイキング
それでは阪急「箕面駅」から箕面大滝に向かって歩きましょう。道はほとんど平坦で滝までの距離は2.7Km。だいたい40分くらいで着きます。
歩き始めると一番最初に目に入るのが、もみじの天ぷら。何だろうと覗いてみると「いらっしゃーい。もみじの天ぷらどう?歩きながら食べれるよー。」とおばちゃんの元気な呼び声が。
せっかくなので一袋買ってみました。秋に紅葉したもみじを塩漬けし、砂糖や小麦粉を混ぜて揚げているみたいです。天ぷらというよりお菓子のようで、甘くてなつかしい味が口の中に広がります。
箕面名物、もみじの天ぷらに舌鼓を打ったところで滝に向かって歩を進めます。
舗装された歩きやすい道が続きます。周りに木が茂っているので木陰も多く、横に清流が流れていて空気も涼やかです。
ちなみに舗装路ではなく、土の道や木立の中を歩きたい方向けの散策路も整備されています。より近くで渓谷や森、奇岩などを楽しめるので、看板や地図(駅や駅前の観光案内所でもらえます)を見てぜひ色々な道を楽しんで下さい。
そしてこの滝への道は、まさにカメラに収まりきらないほど、見渡す限りモミジの木立が広がる一目千本と呼ばれる景色です。秋には真っ赤な紅葉を見せてくれるのでしょう。
モミジのトンネルを抜けると現れる箕面大滝
空高く伸びるモミジに目を奪われているとザーっという滝の音が聞こえるような。もう一踏ん張りと川をさかのぼって行くと、遠くに滝らしき物が見えました!
「日本の滝百選」にも選ばれた、箕面大滝です。滝幅はそれほど広くはありませんが、落差33mを水しぶきをあげ白い糸のように流れ落ちる滝はとても美しく、思わず見とれてしまいました。
滝つぼの近くにはベンチがあり、ゆっくり座りながらすぐ近くで滝を鑑賞できます。ハイキングで少し汗ばんでいた身体も良い具合にクールダウン出来ました。目の前を美しく流れる滝、その音、水の匂い、全てが涼しさと癒しを運んできます。
輝く太陽や青い空は好きでも、どうしても暑さ疲れしてしまう夏。朝方や夕方はかろうじて涼しいけれど、日中は帽子や日傘なしでは出歩けないほどです。
大阪のコンクリートジャングルを抜け出して、美しい滝と渓谷、そして青々と生い茂るモミジが楽しめる箕面でマイナスイオンを体いっぱいに浴びてみてはいかがでしょうか。
Information
箕面公園
住所:箕面市箕面公園1-18(管理事務所)
休園日:基本的にはなし
入園料:無料
アクセス:阪急箕面線「箕面駅」から北へ約400m。
/箕面大滝には「箕面駅」から北へ歩いて40~50分。
言語対応レベル:箕面駅前の観光案内所に英語パンフレットあり
電話番号:072-721-3014(管理事務所)
公式HP:http://www.mino-park.jp/
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城や昔の街並みが好きな医療職。大阪生まれ大阪育ちで大阪大好きですが、地方にも魅力を感じる今日この頃。週末はサッカー観戦か近畿、四国をショートトリップしています。