鳥取に美人が多いのは気候のおかげ?季節ごとの天気・気温と服装
鳥取では、春は桜の花見、夏は海水浴、秋は紅葉狩り、冬は海鮮グルメと、1年を通してさまざまな楽しみがあります。その一方で、冬の豪雪をはじめ、旅行時に気を付けるべき点もあります。鳥取旅行時の服装の注意事項をまとめました。
まるで砂漠のように見える人気観光スポット「鳥取砂丘」のイメージから、鳥取県は暑くて乾燥している地域というイメージをもっている人も多くいます。
しかし、実は鳥取県の特徴は、季節ごとに天候がはっきりしていること。春は温かく、桜をはじめとするさまざまな花を楽しめ、夏は暑く、海水浴や森林浴を楽しむことができます。
秋は涼しく、紅葉を楽しむことができます。冬は雪が積もりますが、スキーなどウインタースポーツを楽しむことができます。
鳥取県の平均気温と最高・最低気温
鳥取県東部にある鳥取市では、1年を通した平均気温は14度程度ですが、夏の最高気温は30度を超え、冬の最低気温は氷点下に近づきます。鳥取県西部にある大山(だいせん)といった山間部では、冬はもっと冷え込みます。
ちなみに鳥取は「美人の多い県」だと言われることがあります。これは、温泉が多いことに加え、降水量が多いため、肌が乾燥しにくく、美肌になりやすいのも一つの要因だとか。
鳥取の季節ごとの気候の特徴と、旅行する際に服装面で気を付けるべきことをまとめました。
※以下、気温に関しては、気象庁が観測した鳥取市の1981~2010年の平均値に基づいています。
春(3月、4月、5月)
画像提供:鳥取県
鳥取県では、3~5月は比較的、晴れる日が多く、外を出歩くのに適した時期となります。この時期は桜の花見の季節。花見の絶景スポットに行くもよし、大山のハイキングや鳥取砂丘のアクティビティに参加するもよし。
3月は、平均気温はまだ7~8度程度。最低気温も3度以下となりますので、コートやセーターを着て防寒対策をしていくのがよいでしょう。
4月になると、平均気温は13度程度となり、最高気温が20度に近づく日もあります。ただし、朝晩はまだ冷え込むため、念のためジャケットやコートなどの上着を持っていった方がよいでしょう。
5月になると、平均気温は17~18度くらい。最高気温は20度を越え、最低気温も12~13度ほどになり、過ごしやすくなります。長そでまたは半そでのシャツにカーディガンなどの羽織りものがあると安心です。
夏(6月、7月、8月)
6月、鳥取では大山で「大山Gビールフェスタ」や「大山夏開き祭り」が開催されます。7~8月には、鳥取市の「しゃんしゃん祭り」、米子市の「米子がいな祭り」が開催されるなど、イベントが盛りだくさんです。
夏のイベントについては、こちらの記事「鳥取の季節イベントスケジュール~花見、紅葉、祭りなど」をご覧ください。鳥取では7~8月、海水浴やマリンスポーツに関しても、ベストシーズンになりますよ!
6月は、平均気温は21~22度程度。最高気温は25度を超えます。梅雨に入り、だんだん蒸し暑くなってくるので、半そでで過ごせる日が多いでしょう。傘やレインコートを忘れずに。
7月は平均気温が25度を超え、最高気温は30度を超えるので、半そでがちょうどよい気候になります。
8月になると、平均気温は27度を超え、さらに暑くなります。薄手の上着や帽子などで日差しを避けましょう。こまめに水分を補給し、熱中症にならないように気を付けて。
秋(9月、10月、11月)
画像提供:鳥取県
鳥取県では7月から11月にかけて、梨狩りが楽しめます。特産品である二十世紀梨は、8月末~10月に収穫期を迎えますよ。また10~11月にかけて、大山をはじめ、各地で紅葉が美しく色づきます。
また、クリアカヌーなどのマリンスポーツの一部は、9月~10月も楽しむことができますよ!
9月はまだ残暑が厳しく、25度を超す日が多いので、半そでで過ごせますが、念のため長そでも用意して。引き続き、熱中症にも気をつけましょう。
10月に入っても、まだ最高気温は20度を超す日があります。その一方で、平均気温は16~17度程度、最低気温は12度程度にまで下がります。薄手のコートやジャケットを持っていったほうがいいでしょう。
11月になると寒さが増してきます。平均気温は11~12度程度にとどまり、最低気温は約7度になります。年によっては、雪が降ることも。コートやジャケットを持っていって、しっかり防寒しましょう。
冬(12月、1月、2月)
画像提供:鳥取県
鳥取は日本でも有数の豪雪地帯。12~2月頃は、雪の日が多くなります。この時期は、松葉ガニが旬の時期。とてもおいしい海鮮グルメが楽しめるほか、スキーをはじめとするウィンタースポーツができます。カニを食べて、温泉でゆっくりするのも気持ちいいですよ。
12月は平均気温が6~7度程度、最低気温は3度前後になります。12月に入ると、本格的に雪が降る日が増えます。
1~2月は、最低気温は氷点下に近づきます。平均気温も4度程度と、かなり寒い日が続きます。また、大山といった山間部はもっと寒くなるので、注意が必要です。
平野部は雪は少なめですが、大山をはじめとする山間部は豪雪となります。
12~2月は、厚手のコートや帽子、手袋でしっかり防寒するほか、ブーツなど足元の雪対策もしましょう。また、レンタカーを使う場合、雪道用のタイヤにしてもらえるよう、レンタカー会社に依頼しましょう。
晴れても、雪が降っても、雨が降っても、鳥取には楽しみがいっぱい!
鳥取では、マンガ『名探偵コナン』の世界に浸れる「青山剛昌ふるさと館」など、雨でも楽しめる人気スポットもあります。雪が降る冬も、西部にある境港市では絶品の海鮮グルメが堪能できます。
どの時期に来ても魅力たっぷりの鳥取県。あなたは、いつ来ますか?
もっと詳しい情報が知りたい方は鳥取県公式HP(http://www.tottori-tour.jp/en/)へ!また、MATCHAの鳥取県特集もぜひご覧ください。
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