築地市場よりも大迫力!?鳥取・境漁港の食&体験を徹底解説!
鳥取県境港市にある境漁港は、天然マグロとベニズワイガニの水揚げ量が日本一! 周辺には絶品の海鮮グルメの名店や、おみやげ店があります。さらに境漁港では、東京の築地市場ですら見られないシーンも目の当たりにできる見学ツアーを実施しています!
鳥取県西部にある境港市(さかいみなとし)の境漁港(さかいぎょこう)は、日本有数の漁港です。特に天然のマグロとベニズワイガニの水揚げ量は日本一。
とは言っても、「漁港で観光って、どんなもの?」とイメージがわかない人もいるかもしれません。
この境漁港周辺には、絶品の海鮮グルメが楽しめる食堂や海産物のおみやげが買える店がたくさんあり、グルメスポットとして楽しめるんです。さらに、漁港の見学ツアーでは、珍しい体験もできますよ!
目次:
1.築地では見られない魚の水揚げシーン!大迫力の境漁港の見学ツアー
2.境港のおみやげ&海鮮グルメスポット1:「境港水産物直売センター」
3.境港のおみやげ&海鮮グルメスポット2:「大漁市場なかうら」
4.境港のおみやげ&海鮮グルメスポット3 :「境港さかなセンター」
築地では見られない魚の水揚げシーン!大迫力の境漁港見学ツアー
魚の競りの様子も間近で見られる境漁港見学ツアー
境漁港では、「おさかなガイド」の案内のもと、魚の競りの様子を間近で見られる境漁港見学ツアーを実施しています。
「魚の競りの見学」というと、皆さんも、東京の築地市場(※1)の名前を聞いたことがあるかもしれません。世界最大の魚の卸売市場とも言われる築地市場では、競りの様子を直に見ることができ、訪日観光客にも大人気です。
でも、境漁港では、そんな築地市場ですら見ることができないシーンも目の当たりにできます。
※1:築地市場で競りが行われている場内市場は、2018年に東京の豊洲(とよす)に移転の予定です。
フォークリフトが走り回る、熱気に満ちた漁港
築地市場は、全国から魚が集まる消費地の市場です。一方、境港の市場は、産地と直結した市場です。そのため、施設内に入ると、船から魚が水揚げされるシーンを見ることができます。
沖合での漁を終えて戻ってきた船から、大漁の魚を入れた巨大な網が持ち上げられ、トラックに積み込まれていく様子は、近くで見るととても迫力があります。
さらに、築地市場と同様、境漁港でも、多くの仲買人が集まり、競りを行います。海産物は鮮度が命。そのため、仲買人たちは、魚やカニを購入すると、大急ぎでトラックに積み込んで運んでいきます。
さらに、境漁港内では、魚やカニをいっぱいに詰め込んだかごをのせたフォークリフトがあちこちを走り回っています。そのきびきびした様子からは、強い熱気が伝わってきます。
訪日観光客にも人気の境漁港見学ツアー。特に都市部から来た訪日観光客は、まだ生きているカニや魚が大量にかごに詰め込まれている様子に、びっくりすることも多いのだとか。
参加の申し込みは、メール(suisan@joy.ocn.ne.jp)で受け付けています。申込時は、もしできれば日本国内で通じる携帯電話の番号も記載しましょう。詳細はインフォメーションでご確認を。ツアーは午前中に実施されるので、参加する場合は、前日に境港市内のホテルに宿泊するのがオススメですよ。
なお、ガイドは簡単な英語でも実施しますが、通訳と一緒に参加するとより深く楽しむことができるでしょう。
境港のおみやげ&海鮮グルメスポット1:「境港水産物直売センター」
「境港水産物直売センター」では新鮮な海鮮物をリーズナブルな価格で購入できます
境漁港から徒歩1分の距離にある「境港水産物直売センター」。境漁港から直送された、新鮮な松葉ガニやボリュームたっぷりのベニズワイガニなどをリーズナブルな価格で購入できます。ゲストハウスなどに宿泊して、海鮮料理にチャレンジしてみては?
「境港水産物直売センター」では、カニや魚を生きたまま飼っている水槽が多く置かれています。魚が水槽の中を泳ぎ回っている様子を見るだけでも楽しいですよ。
「境港水産物直売センター」では、特選海鮮丼を食べよう
「境港水産物直売センター」には、食堂「海陽亭(かいようてい)」が併設されています。イチオシは特選海鮮丼。エビ、マグロ、カニ、イカなどさまざまな種類の海の幸を丸ごと楽しめる贅沢な一品で、その宝石箱のようなビジュアルに目を奪われます。
「生ものが苦手」という方には、揚げ物を主体としたエビフライ定食も用意されていますよ!
境港のおみやげ&海鮮グルメスポット2:「大漁市場なかうら」
「大漁市場なかうら」の人気商品「シーフードチップス」はおみやげにぴったり
「大漁市場なかうら」は境港駅からタクシーで約10分の距離に位置する海産物中心のおみやげ店。入口に設置された全長7.7mにも及ぶ巨大な「がいな鬼太郎」という石像が置かれており、人気の記念撮影スポットになっています。
鳥取の有名なお菓子や海産物の加工品など、さまざまな商品が販売されています。中でも人気なのが、「大漁市場なかうら」の中で加工されている「シーフードチップス」。
添加物を使わず、エビやいわしなどをそのままプレスしているため、とってもヘルシー。保存期間は約1カ月あるので、長期旅行のおみやげにも最適です。
女性にもオススメ!やさしい味わいの「かにトロ丼」
「大漁市場なかうら」に併設された「御食事処 弓ヶ浜(ゆみがはま)」で特に人気なのが、オリジナルメニュー「かにトロ丼」です。
ご飯の上にたっぷりのカニ身を乗せ、長いもをすり下ろしたとろろと醤油をかけて食べます。喉ごしが爽やかで優しい味わいなので、女性客にも大人気です。
「大漁市場なかうら」では、とろろとカニ身を合わせて作る「かにトロ」を使った「かにトロしゅうまい」も販売しています。買った後、すぐに冷蔵庫に入れる必要があるため、訪日中に宿泊先で食べるのがオススメです。
境港のおみやげ&海鮮グルメスポット3 :「境港さかなセンター」
買った魚をその場で食べられる「境港さかなセンター」
「大漁市場なかうら」から徒歩約10分の距離にある境港のランドマークタワー、夢みなとタワーに隣接する「境港さかなセンター」。ここでは、たくさんの鮮魚店が軒を連ねています。
「境港さかなセンター」の特徴は、購入した海産物をその場で調理してもらえること。魚は刺身に、カニは足をもいで食べやすくしてくれます。センター内には飲食スペースが常設され、季節によっては海鮮バーベキューも楽しめます。
「境港さかなセンター」では、貝類の乾物もおみやげとして人気です。
新鮮な魚介による天ぷらとカニが味わえる「天ぷらかに定食」
「境港さかなセンター」に併設されている食堂「美なと亭(みなとてい)」でのオススメは、「天ぷらかに定食」。ご飯、みそ汁に合わせて、新鮮な魚介でつくった揚げたての天ぷらとベニズワイガニが楽しめます。
ベニズワイガニの禁漁期になる7〜8月は、カニの代わりにボリュームたっぷりの岩ガキが出てきます。
「美なと亭」からは、弓ヶ浜(ゆみがはま)の美しい景観を見ることができます。絶品グルメに舌鼓をうちつつ、絶景を見ながらのんびりするのもよいでしょう。
「水木しげるロード」や「夢みなとタワー」など見どころいっぱいの境港
「境港水産物直売センター」の近くには、アニメ『ゲゲゲの鬼太郎』の世界が堪能できる「水木しげるロード」があります。また、「大漁市場なかうら」「境港さかなセンター」の近くには、弓ヶ浜を一望できる「夢みなとタワー」もあります。
境港へは、JR米子駅から電車で約40分で行くことできます。境港市内ではタクシー、あるいはバスでの移動がオススメです。交通機関については、境港市観光協会の公式HPをご覧ください。
もっと詳しい情報が知りたい方は鳥取県公式HP(http://www.tottori-tour.jp/en/)へ!また、MATCHAの鳥取県特集もぜひご覧ください。
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