蔵王の山々に祀られている3つの神様「蔵王三大神」についてご紹介します

蔵王の山には、3つの神様が祀られています。災難よけ・諸願成就の「蔵王地蔵尊」、家内安全・商売繁盛の「蔵王大黒天」、不老長寿・水の神の「蔵王大権現」は今も多くの人が参拝に訪れるパワースポットです。今回はこの蔵王三大神についてご利益や歴史背景などの情報をご紹介していきます。
蔵王大権現
※「権現」とは...Wikipedia参照

蔵王大権現は、2002年、蔵王スカイケーブル中央高原駅前に建てられました。像自体は昭和47年に開眼しています。どんな悪魔も降伏して平和を招来する象徴とされ、また水の神としても慕われています。(画像提供:蔵王観光開発株式会社)
例大祭:毎年8月8日
蔵王大黒天
※「大黒天」とは…Wikipedia参照

蔵王大黒天は、1980年、蔵王温泉の商売繁盛と観光客の旅の安全を祈願して建てられました。蔵王中央ロープウェイ鳥兜駅・鳥兜山頂展望台に祀られています。(画像提供:蔵王観光開発株式会社)
例大祭:毎年10月5日
蔵王地蔵尊
※「地蔵尊」とは、「地蔵菩薩」の敬称です。「地蔵菩薩」とは...Wikipedia参照

夏季 (画像提供:蔵王ロープウェイ株式会社)

冬季(画像提供:山形市観光戦略課)
蔵王地蔵尊は安山岩でできたお地蔵さまで、1775年に蔵王ロープウェイ地蔵山頂駅東約100メートルに建てられました。
諸願成就・災難除けを祈願し、宝沢(山形市の地名)の庄屋によって37年の歳月をかけて建立されています。
大祭:毎年5月24日(春季)、9月24日(秋季)
まとめ
蔵王樹氷まつり2023では2022年11月26日~2023年2月27日まで、「蔵王三大神」を巡る「冬の蔵王開運回遊」を行っています。全対象箇所を回ってスタンプを押して応募すれば、抽選で山形のお土産が当たるチャンスもあります。
※「蔵王樹氷まつり」についてはこちらの記事をご覧ください。
また、夏などはお釜からトレッキングで巡ることもでき、トニーザイラー碑も入れた4カ所を回る「蔵王開運回遊」も実施しています。
蔵王観光の際は、蔵王の三大神をぜひ参拝してみてはいかがでしょうか。