海に浮かぶ大鳥居、広島「厳島神社」と宮島を散策

満潮を迎えると、まるで広大な海に浮かんでいるかのように見える厳島神社(いつくしまじんじゃ)の大鳥居。

宮城県(みやぎけん)の「松島(まつしま)」、京都府の「天橋立(あまのはしだて)」に並ぶ「日本三景(にほんさんけい：日本の最も有名な3つの景勝地)」としてその名を広く知られ、毎年多くの人が訪れる宮島の観光名所として有名です。

海の青さに鳥居の赤色が映え、タイミングが合うと息を飲むほどの絶景が見れるそう。

そんな厳島神社で有名な宮島ですが、この大鳥居以外にも、さまざまな観光名所があるんです。今回はGoogleのストリートビューで、知られざる宮島の観光の旅に出かけたいと思います。

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厳島神社 大鳥居

こちらの画面をクリックし、鳥居の周りを探検してみてください。

海に浮かぶ建築物として有名な厳島神社ですが、何故陸に建設されなかったかご存知ですか？ 実は、宮島は島自体が神様として崇められていたため、陸に新たに神を祭る神社を建てることができなかったそうです。

厳島神社は周辺の海の航路を守る神様であり、「交通安全」や「水難除け」の願いを叶えてくると考えられています。

また、その他にも勉強運をアップしてくれるスポットもあるのだとか。厳島神社に行って、さまざまなお願いを叶えましょう。

もみじ歩道

宮島はもみじの名所でもあります。秋になると島内のもみじが真っ赤に染まり、歩道を歩いているだけでこのような絶景を楽しめます。ストリートビューで散歩してみましょう。少し歩いた右手にある石畳の歩道を入ると、紅葉谷公園に至る道が続いています。

紅葉谷公園(もみじだにこうえん)には約200本のもみじが並んでいます。歩道からは五重塔も拝むことができ、日本的な風情を感じることができます。

表参道商店街

宮島でおみやげを買うなら、表参道商店街がオススメです。この商店街で一番一目を惹くのは宮島の大しゃもじ。しゃもじとは炊いた米をすくうための道具です。

宮島はこのしゃもじ発祥の地としても名高く、おみやげとしても多く販売されています。

大しゃもじは長さ7.5メートル、重さ2.5トンもあり、厳島神社に並ぶ宮島のシンボルとして有名です。

商店街を覗いてみると、名物のもみじ饅頭のお店がたくさん。もみじを型どったかわいい和菓子です。小麦粉でできた皮の中には甘いあんこ(※1)が詰まっています。商店街を食べ歩きするのも楽しそうですね。

※1…あんこ：小豆と砂糖を煮込んだもの。和菓子に使われることが多い。

旅の最後に

宮島は島全体が観光名所になっており、今回紹介した名所以外にも見る価値のあるスポットがたくさんあります。宮島の山を登った先には、縁結び(※2)の神社もあるそうですよ。ぜひ、訪れてみてください！

Information

厳島神社

住所：広島県廿日市市宮島町1-1
営業時間：
【1/6～2/28】06：30〜17：30
【3/1～10/14】06：30〜18：00
【10/15～11/30】06：30〜17：30
【12/1～12/31】06：30〜17：00
定休日：年中無休
Wi-Fi環境：なし
クレジットカードの有無と種類：なし
言語対応レベル：日本語
他言語メニューの有無：なし
最寄り駅：JR山陽本線「宮島口駅」
アクセス：宮島口駅から歩いてフェリー乗り場「宮島口」へ行き(約5分)、そこからフェリーで約10分
拝観料：大人300円、高校生200円、中・小学生100円
宗教情報：神道
電話番号：0829-44-2020
公式HP：厳島神社