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【山口県岩国市】創建350年!日本三名橋の木造橋・錦帯橋の季節別楽しみ方をご紹介
東京の日本橋、長崎の眼鏡橋と並び日本三名橋のひとつとして知られる、2023年に創建350年を迎えた山口県岩国市のシンボル・錦帯橋の四季折々の魅力を紹介します。
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目次
- 日本三名橋、錦帯橋とは?
- 春:約1,500本の桜と錦帯橋はまさに絶景
- 夏:夏の風物詩「鵜飼」と花火で楽しむ
- 秋:絵画のような紅葉と遊覧船を楽しむ
- 冬:雪景色を楽しむ
- 通年:ライトアップされた景色を楽しむ
日本三名橋、錦帯橋とは?
長さ・流域面積ともに山口県最大の河川・錦川に架かる『錦帯橋』は岩国市にある国指定の名勝であり、日本三名橋の1つに数えられる美しい五連アーチの木造橋です。
橋の長さは、橋面に沿って210メートル、直線で 193.3メートル、幅は5メートル。反り橋の構造は精巧かつ独創的で、現代の橋梁工学からみても非の打ちどころがないと言われています。
1673年に架けられ、その歴史は2023年で創建350年を迎えました。今、岩国市では錦帯橋の世界文化遺産登録への機運が日に日に高まっています。
今回はそんな錦帯橋の四季それぞれの魅力についてご紹介します。
春:約1,500本の桜と錦帯橋はまさに絶景
春は錦帯橋周辺が一年で最も美しい季節です。錦帯橋周辺に植えられた約1,500本の桜が一斉に咲き誇り、錦帯橋は桜色に包まれます。満開の桜と錦帯橋の対比はまさに絶景。空を覆わんばかりに枝を張り巡らせた見事な桜色のトンネルになります。遊覧船に乗って川からその景色を楽しむこともできます。
夏:夏の風物詩「鵜飼」と花火で楽しむ
「鵜飼」の起源は古く、いまから約380年前といわれています。長い歴史の中で一時中断していましたが、昭和27(1952)年に復興され現在に至っています。
夏の夜空の下、美しくライトアップされた錦帯橋、間近に迫る鵜舟のかがり火に、古式ゆかしい衣装に身をかためた鵜匠が巧みな手縄さばきで鵜をあやつる幻想的で神秘的な光景が楽しめます。
また、8月には約2分間のミニ花火も打ち上げられます。(開催要項は年によって変わりますので要確認)
秋:絵画のような紅葉と遊覧船を楽しむ
秋は 錦帯橋を背景に赤や黄色に彩られた河畔がまるで美しい絵画のようです。遊覧船に乗って、川からその景色を楽しむこともできます。また、近くにある紅葉谷公園はその名のとおり多くの木々が植えられ、ゆっくりと秋を感じながらの散歩に最適です。(例年の見頃:11月中旬~下旬)
冬:雪景色を楽しむ
冬の雪景色は、年にほんの数回しかお目にかかれない絶景。その景色は一生、思い出になることでしょう。
通年:ライトアップされた景色を楽しむ
錦帯橋は夜になると四季折々のプログラムでライトアップされ、昼間とは一味違う神秘的な姿が浮かび上がります。(ライトアップの色は時期により異なります。また、ライトアップが実施されない時期もございます)
四季それぞれの錦帯橋の魅力を感じていただけましたでしょうか。ご覧になった皆様、是非岩国市へお越しいただき実際に錦帯橋を渡ってみてください!
山口県東部に位置し、県内2番目の面積を誇ります。北部は中国山地、南部は瀬戸内海に面し、海・山両方の美しい自然に触れあうことができます。