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九州の玄関口長崎へ行ってみませんか? 長崎への行き方まとめ
日本と海外の玄関口として、江戸の頃より発達してきた長崎。軍艦島の名前で知られる無人島、端島(はしじま)が所属するのも長崎県です。この記事では、東京から長崎への行き方を紹介します。
日本と海外の玄関口として、江戸の頃より発達してきた長崎。現在は日本と西欧の要素が混ざり合った独自の文化、日本の近代産業文化に触れられる土地として、訪日観光客の旅先に選ばれています。
軍艦島の名前で知られる無人島、端島(はしま)が所属するのも長崎県です。
また、稲佐山(いなさやま)の展望台からの夜景も、一見の価値があります。食べ物として有名なのがカステラ。ポルトガルから伝わった洋菓子を日本風にアレンジしたお菓子で、ふわふわの生地がとても美味しいです。
この記事では、そんな長崎への行き方を、2016年6月現在の情報をもとに紹介します。
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やっぱり最速は飛行機!
長崎県は東京から離れた九州地方にあります。そのため、東京からの最速の移動手段は飛行機。
長崎空港へ行く飛行機は、羽田空港及び成田空港から飛んでおり、使える航空会社はJAL、ANA、ソラシドエアー(羽田のみ)、スカイマークの4つです。スカイマークは神戸空港で乗り換えをする必要があるため、できれば他の3社を使いたいところです。
時間帯や時期にもよりますが、通常はおおよそ4万円前後でチケットを買うことができます。渡航時間は約1時間50分ほどです。搭乗手続き等を踏まえると、合計3〜4時間くらいの時間を確保しておいてください。
その後、長崎駅に向かう場合は、長崎空港から県が運営する長崎バスに乗ります。運賃は片道900円で、時間は40分ほどです。
福岡・博多から向かうならJR特急かもめ
次は電車を利用して長崎を目指ルートを紹介します。
その場合、まずは新幹線で東京駅から福岡県の博多駅へ。博多駅からは九州を走る特急列車かもめに乗り長崎駅へ行きます。所用時間は東京駅から博多駅まで約5時間、博多駅から長崎駅までは約2時間、合計7時間です。
運賃は、東京駅から博多駅までは新幹線で13,820円、博多駅から長崎までの特急かもめのは6,180円です。
ちなみに、特急かもめは全席革張りのシートに加え、床は木材のフロリーングが使用された、高級感溢れる内装が魅力です。電車でのアクセスは、飛行機と比べ時間はかかりますが、電車で日本の景色を堪能しながら、駅弁を食べたり、友達と談笑したりと、列車ならではの旅が楽しめるというメリットもあります。
※1:駅弁……駅で売っているお弁当。ご当地グルメを使ったものも多い。
飛行機&バスで向かう方法
また、東京駅から飛行機で福岡空港に行き、高速バス「九州号」で長崎駅へ行く方法もあります。
一見すると、長崎空港まで飛行機で向かった方がお得だと思いがちですが、東京の成田空港から福岡空港までは、利用できるLCC(格安航空会社)の飛行機(ジェットスター、ピーチ、スカイマーク、スターフライヤー)の種類が豊富です。
そのため、時期、時間にも左右されますが、最安値だと7,000円で福岡まで飛行機で行くことができ、高速バスの片道2,570円をあわせても1万円以下で長崎に着くことも可能です。
所要時間は飛行機、バスともにそれぞれ約2時間。合計移動時間は4時間ほどです。
もちろん、福岡に立ち寄って観光してから長崎へ向かうこともできるので、前もって計画を立てていれば、とてもお得な移動手段といえます。
長崎まで都内から乗り換えなしで行く手段は飛行機のみですが、列車、バスを使う手段にもそれぞれ長所があります。自分の旅のプランに合わせて、最適な交通手段を選んでみてください。
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