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地元の職人の技が光る工芸品まとめ
草津市では、地域産業の活性化と市のイメージアップを目的に『草津ブランド』を設立。草津市の魅力的な農産物や加工品、工芸品などの地域資源から、15品目を厳選し、認証しています。 ここでは、その中から草津市の職人たちによってひとつひとつ丁寧に作られた工芸品の数々をご紹介します。
草津焼
草津では、古くから鉄分を多く含む大小さまざまな粒子が混ざった土が採れます。
この草津の土を使って作られた焼きものが「草津焼」。熱と水に強く、電子レンジの使用も可能な器です。
器は黒や白などの落ち着いたトーンで、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。
予約すれば、陶芸体験をすることができます。
瓢箪
瓢箪は、その昔、草津宿を行き交う旅人の水筒や宿屋の酒器など、さまざまな用途で使われていました。
現在は、六瓢(無病)息災の縁起物として親しまれています。【6個の瓢箪を表す「六瓢(むびょう)」と病気にかからないことを表す「無病(むびょう)」の音が同じことから、縁起物とされています。】
「瓢泉堂」は。草津で唯一残る瓢箪の専門店で、草津伝統の技で仕上げた個性豊かな瓢箪の作品に出会えます。
金属工芸品
草津市の名工による金属工芸品。かんざしや帯留めなどの和装小物、洋装に合うアクセサリーなどが作られています。
伝統的な技術をベースに、西洋の技術も駆使した美しく繊細な作品で、併せる服を傷つけないようにデザインされているのも特徴。
強度があり、世代を超えて楽しめます。
ロートアイアンによる鉄製品
草津は7~8世紀ごろに製鉄や製陶が盛んに行われてきた地。
現在、「ロートアイアン」と呼ばれる鍛鉄(たんてつ)技術を用い、職人の手仕事によって優雅で繊細な作品が生まれています。
鉄製品の門扉や表札、手すり、ポスト、ランプなどのさまざまな鉄製品が揃っています。
鍛造による鉄製品(日本刀)
人間国宝の弟子であり草津市出身の刀匠が、草津の土を使い、受け継がれた伝統技法で作り上げた日本刀。
本物だけが持つ質実の美を追求した逸品で、綾杉肌(あやすぎはだ)の紋様が特徴です。
令和4年度に新たに草津ブランドに認定されました。
日本刀ほか文鎮などの鉄製品も。
滋賀県草津市の観光旅行情報を紹介しています。自然いっぱいの水生植物公園みずの森や琵琶湖博物館、歴史を感じる立木神社や三大神社、草津宿本陣、家族で楽しめるロクハ公園など魅力的なスポット・ホテル・グルメ情報が満載。