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高野山へのアクセス方法まとめ!車や電車を利用した行き方を解説
数多くの寺院が立ち並ぶ世界遺産の高野山。本記事では、高野山へ初めて行く人でも迷わず行けるアクセス方法をまとめています。電車・車での行き方をはじめ、大阪・名古屋からのアクセス方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
高野山へのアクセスは電車や車が便利
高野山は、弘法大師・空海が開いた世界屈指の宗教都市であり「天空の聖地」とも呼ばれる神秘的な場所です。
和歌山県伊都郡高野町に位置しており、1,000m級の山々に囲まれた標高約800mの山上盆地に街並みが広がっています。
本記事では、初めて行く人でも迷わずに高野山へ到着できるよう、主に電車や車を使ったアクセス方法をご紹介します。
ご自身の予定にあったアクセス方法を見つけて、快適な旅を楽しみましょう。
高野山までの行き方
Photo by Pixta
- 電車
- 電車
- 車
- 車
- 車
移動手段 | 出発地 | 時間 |
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なんば駅 | 約2時間 |
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和歌山駅 | 約2時間30分 |
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大阪 | 約2時間30分 |
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白浜 | 約3時間30分 |
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名古屋 | 約5時間 |
高野山へ行くための主な交通手段は、電車&ケーブルカー、車、高速バスの3つです。
新大阪方面から南海電鉄の私鉄利用で約1時間50分〜2時間30分、新大阪方面からJR経由で向かう場合は、約2時間〜2時間40分かかります。
また、車で向かう場合は、阪和自動車道を利用し、高野山へ向かうルートが一般的です。
高速バスも運行しており、比較的安価でアクセスできる手段といえるでしょう。
どの方法でも、高野山の美しい自然を楽しみながらアクセスできるので、ご自身の予定にあわせた最適な方法を選んでみてください。
電車で行く場合
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電車で高野山へ行く場合は、出発地に応じて最適なルートを選びましょう。
大阪から向かう場合は、なんば駅経由で南海高野線を利用するルートが一般的です。
名古屋からは、時間優先であれば新幹線で新大阪へ向かい、価格を優先する場合は特急でなんば駅へ向かい乗り換えるのがおすすめです。
東京から向かう場合は、新幹線で新大阪まで移動し、南海電鉄を利用するのが効率的でしょう。
なお、どのルートでも極楽橋駅でケーブルカーに乗り換えて、高野山駅へ向かいます。その後、南海りんかいバスを使って高野山の各観光スポットへアクセスする流れです。
南海りんかいバスの路線によっては、運行の本数が少ないケースもあるため、事前に時刻表を確認して予定を立てましょう。
各主要駅や空港からの詳しいアクセス方法は、以下を参考にしてください。
新大阪駅
・新大阪駅(大阪メトロ御堂筋線)→大阪メトロなんば駅→徒歩→南海なんば駅(南海高野線)→極楽橋駅→ケーブル→高野山駅
新大阪駅からは、大阪メトロ御堂筋線に乗車し、なんば駅で下車してください。南海なんば駅まで徒歩で移動して、南海高野線に乗り換え、極楽橋駅まで行きます。
極楽橋駅からはケーブルカーに乗り、高野山駅に着いたら南海りんかいバスに乗り換えて、高野山の観光スポットへ向かいましょう。
なんば駅
・なんば駅(南海電鉄)→極楽橋駅→ケーブル→高野山駅
なんば駅からのアクセスは非常にシンプルで、南海高野線に乗車し、極楽橋駅まで向かいます。
極楽橋駅から高野山までは新大阪駅から向かう場合と同様です。
大阪国際空港(伊丹空港)
・大阪国際空港(伊丹空港線)→なんば駅(南海高野線)→極楽橋駅→ケーブル→高野山
大阪国際空港からは、なんば駅へ向かいましょう。その後は新大阪駅から向かう場合と同様です。
関西国際空港
・関西国際空港(南海線特急ラピート)→天下茶屋駅(南海高野線)→極楽橋駅→ケーブル→高野山
関西国際空港からは、南海線特急ラピートに乗車し、天下茶屋駅で下車します。天下茶屋駅から南海高野線に乗り換えると、極楽橋駅に到着します。
極楽橋駅からは、新大阪駅から向かう場合と同様です。
和歌山駅
・和歌山駅(JR)→橋本駅→南海電鉄→極楽橋駅→ケーブル→高野山
和歌山駅からは、JR和歌山線に乗車し、橋本駅で下車してください。その後、南海高野線に乗り換えて極楽橋駅で下車しましょう。
極楽橋駅からは、新大阪駅から向かう場合と同様です。
車で行く場合
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高野山へレンタカーで向かう場合、出発地もしくは大阪市内や和歌山駅周辺であればレンタカーの営業所が多く、スムーズに車の手配ができます。
一方、極楽橋駅周辺にはレンタカーの営業所がないため注意してください。
料金は高速道路の利用を含め、1日あたり8,000円〜12,000円程度が目安ですが、レンタカー会社や利用する車種によって変動するでしょう。
また、レンタカーでの移動は、ほかの観光スポットへ周遊しやすいメリットがあります。
高野山と龍神温泉を結ぶ全長42.7kmの山岳道路「高野龍伸スカイライン」や「龍神温泉 元湯」「道の駅 龍神」などがおすすめスポットです。
中日本・東日本方面(名古屋)から (奈良経由)
・亀山IC→天理IC→郡山下ツ道JCT→かつらぎ西IC→国道480号→高野山
・亀山ICからの経路をGoogleマップで見る
西日本方面から中国自動車道利用の場合
・中国自動車道→近畿自動車道→阪和自動車道→岸和田和泉IC→府道230号→府道40号→国道170号→国道480号→県道125号→国道480号→高野山
・岸和田和泉ICからの経路をGoogleマップで見る
まとめ
高野山へ初めて行く人や、山道の運転が不安な人は、電車とケーブルカーの組み合わせがおすすめです。
高野山周辺の自然を散策しながら、観光スポットも自由に周遊したい人は、レンタカーで移動してみてはいかがでしょうか。
本記事を参考に、四季折々の風景が魅力の高野山観光を楽しんでください。
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