旅の準備はじめよう

卯之町の町並みにある旧武蔵は、昔ながらの暮らし体験ができる施設。かまど炊き体験は子供達に人気で、夏休みの時期には活気であふれます。また、四季折々の日本文化を楽しむイベントは、老若男女問わず人気です。そんな旧武蔵の楽しみ方をご紹介します。
卯之町の町並み(重要伝統的建造物群保存地区に指定された)にある古い町家です。
明治期に「武蔵(屋)」という屋号で商いをしていた名残で「旧武蔵」と呼んでいます。
現在は、昔のくらしを体験できる施設として活用、多くのファンに親しまれています。
薪割りからかまど炊き、米のとぎ汁を洗剤替わりに使った片付けまで、米どころ宇和盆地ならではの昔のくらしを体験できる「かまど炊き体験」。
かまど炊きの魅力は、薪を使って直火で炊くため、火力が強くご飯が美味しく炊けること!
体験料は一人500円で、お安いのも魅力です👍
毎月第一日曜日は「ふらっとかまどの日」と称して、お接待にかまど炊きのおにぎりを無償で提供しています。
※月によっては、内容が別の食べ物に変わることがあります。
「子供の日」を含む長めの休暇「ゴールデンウィーク」は、かまどを使った子供が好きそうなおやつなどをご用意しています。
8月に行われる夏祭りは、昔懐かしい夏祭りの食べ物やゲームを楽しみながら、ゆっくり過ごしてもらう日です。
親子、友人同士で和やかに安価で楽しんでいただけます。
9月に行われるお月見会は、美しい満月を愛でる会です。
お月見団子を販売、演奏家による月夜に合うミニコンサートなども行います。
11月に行われるおもちつきは、お正月に先駆けて、おもちつきをどこよりも早く開催します!
かまどで蒸した糯米を、掛け声に合わせて搗いていきます。
つきたてのお餅は美味しいですよ😊
12月に行われるしめかざりづくりは、お正月用の玄関飾りを講師に教えてもらいながら、自前で作っていきます。
作業が終わった後には、参加者全員でかまどご飯を食べて和気あいあい。
旧武蔵の本館に展示しているものは、開けたり、背負ったり、触ってもオーケーです。
またとない機会です。
ぜひ身近なものとして体感してみてください。
ひのしは、丸い部分に火の付いた炭を入れて、その熱で布のしわをのばす道具です。
また、炭火アイロンは、蓋を開けて火の付いた炭を入れ、その熱で布のしわをのばす道具です。
煙やガスを出すために、煙突がついています。
かっぽう着は、着物で家事をする時に、着物が汚れないよう身に着けた衣類です。
明治時代の料理学校が考案したものと言われています。
箱膳は、一人分の食器を入れた箱形のお膳。
箱のふたをひっくり返して、そこに食器をのせて食事をします。
食べ終わったら、お茶などで食器をきれいにして、箱の中に片づけます。
家族で、それぞれ自分専用の箱膳を使っていました。
ちゃぶ台とは、日本で用いられる四本脚の食事用座卓。
一つの食卓を皆で囲んで食事をします。
また、丸い形状のちゃぶ台は、好きな場所に座ることができます。
脚の部分をたたむ事ができるので、使わない時は簡単に収納する事ができ、機能的な家具です。
氷冷蔵庫とは、氷の冷たさで中を冷やす冷蔵庫。
毎日、新しい氷を入れる必要でした。
内側はブリキなど鉄板が貼ってあり、間に断熱材も入っていて、冷気を逃しにくい仕組みになっています。
いずみとは、冬の寒い時期に「おひつ」を入れ、ご飯を保温する道具。
稲のわらで作られています。
蠅帳とは、料理した食べ物や食べ残しの皿を入れて保管する家具。
料理に蠅が近づけず、通気性も良い棚です。
ただし、長時間の保存には適さず、一晩程度の保存で用いられていました。
所在地:愛媛県西予市宇和町卯之町3丁目229番地
お問い合わせ:0894-62-6700(宇和先哲記念館)
アクセス
高速松山道 西予宇和インターから車で5分
JR予讃線 卯之町駅下車 徒歩8分
同町のお勧めスポットを紹介します!!
特に、おすすめは「わらマンモス」。
伊予石城駅から徒歩3分の距離にあるわらマンモスアートは、この町のシンボル的存在です。
わらマンモスは平成23年(2011年)にれんげまつりを盛り上げようと東京の武蔵野美術大学と地元有志が協力して制作したのが始まりです。
春には市花のれんげと。夏には稲が育った緑の田んぼと。秋には稲刈りをした田んぼと。冬にはわらぐろとライトアップ。四季折々のわらマンモスを見ることができます。
毎年、4月29日のれんげまつりの時期にはたくさんの方で賑わい、今では宇和町の近づいて見上げながら撮るもよし、遠くから田園や山々をバックに撮るもよし、思い思いの記念フォトをお楽しみいただけます。
入場料なんて要りません! 田んぼですから。
市内の観光パンフレットの作成や着地型旅行商品の造成、プロモーション活動などを行っています。 楽しいこと、わくわくすること、のんびりした時間。 ここ「せいよ」だからこそ感じられる時間を発信しながら、このまち自慢の商品もどんどん広めていきたいと日々奮闘しています。 このまちの素敵なものが、みなさまの豊かな時間につながりますように。