【映像で見る日本】花びら舞い散る桜の名所8選
日本を象徴する花と言えば<b>桜</b>。春になれば各地で美しい桜の花が咲き誇り、世界中からそれを目当てに旅行者が集まります。日本には全国に桜の名所があり、それぞれ違った魅力を持っています。本記事ではそんな日本の桜の名所を、美しい映像とともに紹介します。
日本を象徴する花と言えば桜。春になれば各地で美しい桜の花が咲き誇り、世界中からそれを目当てに旅行者が集まります。
日本には全国に桜の名所があり、それぞれ違った魅力を持っています。本記事ではそんな日本の桜の名所を、美しい映像とともに紹介します。
1.城と桜のコントラストが美しい、福島県・会津若松城
©TUF
日本の東北地方にある、福島県会津地域。そのシンボル的存在である鶴ヶ城(別名:会津若松城)は、およそ1000本の桜が咲く桜の名所です。
本丸(※1)周辺は桜に囲まれ、地元の人や観光客の憩いの場となっています。ソメイヨシノを中心に様々な種類の桜が植えられていて少しずつ時期をずらして咲く桜を長く鑑賞することができます。日中の桜だけではなく、夜空に浮かび上がる天守閣やお堀の水面に映る夜桜など日本の歴史や文化を感じながら幻想的な風景を楽しむことができます。
※1:本丸……日本の城郭の中で、最も大きく主要な区画。
会津若松城
住所:福島県会津若松市追手町1-1
電話番号:0242-27-4005
公式HP:http://www.tsurugajo.com/language/eng/index.html
2.桜舞う流鏑馬、宮崎県・宮崎神宮
©MRT
宮崎県宮崎市の宮崎神宮では毎年4月3日、春の恒例行事「流鏑馬」が勇壮に繰り広げられます。流鏑馬とは、騎乗したまま弓を射る伝統的な技術・儀式で、宮崎神宮では五穀豊穣を願って行われます。
11人の射手が鎌倉時代(1185年頃 - 1333年)の狩装束に身を包み、60センチ四方の3つの的に矢を放ちながら、桜舞い散る馬場を駆け抜けます。
宮崎神宮
住所:宮崎県宮崎市神宮2-4-1
電話番号:0985-27-4004
公式HP:宮崎神宮
3.日本三大桜「根尾谷薄墨ザクラ」も見られる!岐阜県・樽見鉄道
©CBC TELEVISION CO., LTD.
岐阜県の西部を走る樽見(たるみ)鉄道。春には駅ごとに桜の風景が広がっています。終着・樽見駅で待っているのは根尾谷薄墨ザクラ。樹齢およそ1500年のヒガンザクラです。
山梨県の山高神代桜(やまたかじんだいざくら)、福島県の三春滝桜(みはるたきざくら)と並んで、日本三大桜のひとつに数えられ、国の天然記念物にも指定されています。
樽見鉄道
住所:岐阜県本巣市曽井中島680-11
電話番号:0581-34-8039
公式HP:樽見鉄道
4.本州一の早咲き、静岡県の河津桜
©SBS
河津桜(かわづざくら)とは、静岡県賀茂郡河津町で毎年2月上旬から咲き始め、3月上旬までの約1ヶ月に渡り咲く、本州一早咲きといわれる桜で、花が大きく濃いピンク色が特徴です。
河津町は河津桜発祥の地で、河津川沿いには800本もの桜が咲き、堤防沿いが華やかに彩られます。また、町全体で約8000本の桜が咲き誇り一足早い春を感じさせてくれます。
開花期間中開催される「河津桜まつり」は毎年大勢の人出で賑わいます。開催期間は毎年2月上旬〜3月上旬と、東京や京都に比べるとかなり早い時期です。詳しくは伊豆・河津町観光協会の公式HPをご覧ください。
河津町
住所:静岡県賀茂郡河津町
電話番号:0558-32-0290(伊豆・河津町観光協会)
公式HP:伊豆・河津町観光協会
5.ライトアップが美しい、福岡県の福岡城址・舞鶴公園
©RKB MAINICHI BROADCASTING CORP.
こちらの映像は、福岡県糸島市の瑞梅寺川(ずいばいじがわ)流域の桜並木と福岡市の福岡城址・舞鶴公園のおよそ1000本の桜です。
瑞梅寺川の桜は、地域の人たちが大切に育ててきたもので隠れた桜の名所となっています。福岡城址・舞鶴公園では夜に桜がライトアップされ、昼と夜で違った趣で楽しめます。ライトアップの光の中で桜が闇に浮かびます。
福岡城址・舞鶴公園
住所:福岡市中央区城内1-4(舞鶴公園管理事務所)
電話番号:092-781-2153
公式HP:舞鶴公園
糸島
住所:福岡県糸島市
電話番号:092-323-1111(糸島市役所)
公式HP:糸島市
6.輝くような桜、高知県の月光桜
©KUTV
月光桜は、高知県西南部に自生する桜の品種。開花すると花びら全体が白く、輝くような光沢を発するのが特徴です。花の茎は緑色なので遠くから眺めると月光桜全体が青白い蛍光色に包まれた様に見えます。
「満月に満開になる」という言い伝えも残っている、ロマンチックな桜です。
高知県大月町
住所:高知県幡多郡大月町
電話番号:0880-73-1181(まちづくり推進課)
公式HP:大月町
7.ピンクが濃い!大分県・四浦半島の河津桜
©OBS
九州地方の東部に位置する大分県津久見市四浦半島。 早咲きの桜、河津桜の名所です。 四浦半島には、4600本の河津桜があり、毎年2月に見頃を迎えます。
日本でよく見かけるソメイヨシノに比べて、河津桜は花びらが濃く、開花時期が長いのが特徴です。 晴れた日は、海の青い色に、沿道に咲いた河津桜のピンクが良く映えて、よりいっそう美しさを増します。 一足早い日本の春を感じることができます。
津久見市観光協会
住所:大分県津久見市中央町1-30
電話番号:0972-82-9521
公式HP:津久見市観光協会
8.日本三名園のひとつ、岡山県・後楽園の桜
©RSK
日本三名園に数えられる岡山県の後楽園。園内にはおよそ240本の桜が植えられ、3月下旬になると次々に花を咲かせます。
瀬戸内海に面した岡山県は気候が温暖で各地に桜の名所があり、春にはこうして美しい風景を見ることができます。
後楽園を取り囲むように流れる旭川の土手にもずらりと桜が植えられていて、たくさんの花見客が眺めを楽しむ姿が見られます。
一方、岡山県の倉敷にある酒津公園は一世紀以上前から桜の名所として知られています。
ここには色んな種類の桜およそ500本が植えられていて、この地域の花見スポットになっています。
桜の数が多いのは岡山県の北にある津山市の鶴山公園です。現在は1000本の桜が花を咲かせており、日本桜100選にも選ばれています。
岡山後楽園
住所:岡山県岡山市北区後楽園1-5
電話番号:086-272-1148
公式HP:岡山後楽園
終わりに
桜はそれだけでも華やかで美しい花ですが、城や公園など、その他の景色と一緒になればまた違った魅力を見せてくれます。
日本では至るところに桜の木が植えられているので、桜の鑑賞自体はたいていの場所でできます。でもせっかく日本で桜を見るのなら、今回ご紹介したような桜とともに日本らしい景観を眺められる名所へ足を運んでみてください。
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