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日本のことば事典「本州」
日本列島は大きく分けて、北海道、本州、四国、九州の4つの島から構成されています。本州は、その中でも一番大きな島。本記事では本州の主要観光スポットや、他エリアとのアクセス方法について紹介します。
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日本列島は大きく分けて、北海道、本州、四国、九州の4つの島から構成されています。本州は、その中でも一番大きな島。青森県から山口県までを含み、日本の国土の約60%を占めています。
本州の面積は227942.41平方km。この大きさは、ルーマニアとだいたい同じくらいです。海岸線をぐるり一回りした距離は10,084kmあり、自転車で回る場合、スピードにもよりますが、1ヶ月ほどかかると言われています。
日本列島は海に囲まれた島国ですが、本州には、海に面していない県が8県もあります。一般的に「海なし県」「内陸県」と呼ばれるこの8県は本州の中心部に集まっているので、中心部が膨らんだ形になっていることがわかりますね。
本州には1都2府31県と合計34の地方公共団体があるあります。日本には全部で47の地方公共団体があるので、その多くが本州にあることになります。
本州には日本の首都である東京都の他にも、大阪府、愛知県など人口が多く経済的にも発展した主要都市があります。この3つの都市に共通することは、空港があること、新幹線の停車駅があること、地形が湾状になっていて、大きな港があることです。陸、空、海と交通の便の良さから、産業が発展していることがわかります。
本州を観光するならどこに行けばいい?
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本州での観光地は、東京タワーやスカイツリーのある東京、伝統的な日本を感じられる京都、ショッピングとグルメの街・大阪のほか、富士山(山梨県、静岡県)などが有名です。他にも自然遺産の白神山地(青森県、秋田県)、文化遺産の日光の社寺(栃木県)や姫路城(兵庫県)なども本州にあります。
千葉県のディズニーリゾート、大阪府のユニバーサルスタジオジャパンなどのアミューズメント施設は根強い人気スポットです。
本州から他の島へのアクセス方法は?
本州から周りの島へのアクセスですが、交通機関の発展により、船以外でも行ける場所も増えてきました。
2016年3月に北海道新幹線が開通し、東京から北海道まで、最速で約4時間で行けるようになりました。広島県尾道市から愛媛県今治市を繋ぐしまなみ海道は、本州と四国の間にある瀬戸内海に点在する島々を繋ぐ道路があります。片道約70キロの道なので、自転車で渡るツアーもあります。
逆に、船でしか行けない島もいくつかあります。24時間かけて船で行く小笠原諸島は、東京都でありながら、世界自然遺産に選ばれた自然豊かな美しい諸島です。
本州と一言で言っても、とても大きな島なので、見どころはたくさんあります。けれど共通して言えるのは食べ物の美味しさではないでしょうか? 都市部では手の込んだ美しい料理や、他の国の珍しい料理が簡単に食べられます。また、海沿いでは、新鮮な魚介類。農村部や山岳地帯では、野菜や果物など旬の食物にきっと出会えるはずです。
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