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『太陽の塔』『明日の神話』を作った男の作品に触れる「川崎市岡本太郎美術館」
岡本太郎は日本を代表する前衛芸術家。民族学や文化人類学に根ざした作品を多数残しました。大阪『太陽の塔』や渋谷『明日の神話』などの作品は、海外の方にもよく知られています。そんな岡本太郎の作品に触れられる神奈川県川崎市の岡本太郎美術館を紹介します。
岡本太郎はどんな人物?
岡本太郎(1911年-1996年)は日本出身の芸術家。旧来の日本美術界では珍しかった前衛的な芸術活動を展開しつつ、民族学や文化人類学に根ざしたエネルギーあふれる作品を多数残しました。
海外の方にも有名なのは、大阪にある『太陽の塔』や、東京・渋谷にある『明日の神話』などの作品でしょう。
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岡本太郎美術館の魅力
そんな岡本太郎の作品に現在でも触れることのできるのが、神奈川県にある川崎市岡本太郎美術館です。
川崎市は岡本太郎の生まれ故郷であり、館内には太郎自身の寄贈した作品が所蔵・展示されています。美術館のある生田緑地(いくたりょくち)周辺には、他にも日本民家園や、藤子・F・不二雄ミュージアムなどがあり、1日を通して楽しむことができます。
最寄駅は小田急線向ヶ丘遊園駅で、新宿駅から20分ほどで行ける距離です。散歩がてらにのんびり観光するにはうってつけのスポットです。
向ヶ丘遊園駅から17分ほど歩くと、川崎市岡本太郎美術館が見えてきます。
奥に見えるのは、川崎市岡本太郎美術館のシンボルモニュメントである『母の塔』です。
エントランスを抜けると、インパクトのあるシンボルがお出迎え。日常的な雰囲気を一変させる圧倒的な迫力の空間で、非日常的な作品の世界へと来館者を誘ってくれます。
こちらは常設展のスペース。美術館では岡本太郎の作品を展示する常設展と、岡本太郎や彼の芸術にちなんだ作品が展示される企画展が開かれています。
いずれも年4回展示作品が入れ替わるので、訪れるたびに違った楽しみ方ができるでしょう。
旅行が好きです!取材を通して、自分自身、日本の魅力を発見していきたいです!