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【麻布十番】日本で唯一の万華鏡専門店「カレイドスコープ・昔館」
カレイドスコープ・昔館は東京麻布十番にある万華鏡専門展です。ここで日本とアメリカのアーティストの素晴らしい作品を見つけることができます。めくるめく万華鏡の世界へようこそ!
東京でも有数の高級住宅地・麻布にありながら、庶民の街らしい雰囲気も残す麻布十番。食べ歩きやウィンドーショッピングなど、気ままな散策にうってつけのエリアです。
本記事では、麻布十番にある全国でも珍しい万華鏡専門店「カレイドスコープ・昔館」を紹介します。
カレイドスコープ・昔館のはじまり
こちらは、カレイドスコープ・昔館のオーナー荒木路さん。
荒木さんが万華鏡に魅せられたのは1994年のこと。ニューヨークで偶然万華鏡店をみつけ、すぐにその魅力の虜になったのだそうです。その後、万華鏡愛好家のコミュニティー「the Brewster Society」の唯一のアジア人メンバーになるなど、荒木さんの万華鏡への関心はさらに高まります。
万華鏡(kaleidoscope)という名称は、ギリシャ語の「美しいものを見るもの」という言葉に由来する。
1994年に荒木さんは、アメリカのアーティストによって作られた100点弱の商品と共に、東京麻布十番エリアに自分の万華鏡店を開きました。
最初は少数のお客様に愛される店舗でしたが、次第にお店や万華鏡のファンが増えていき、今ではメディアでも取り上げられるほどの人気店に。
現在彼女の店には500種類以上の作品の在庫があり、300点以上の万華鏡コレクションが並べてあります。商品は主に、アメリカや日本のアーティスト達が作った作品です。
また、荒木さんは日本人アーティストの養成にも力を注いでおられます。開店から2年の間に、万華鏡アーティストになりたいという人々が彼女の店を訪れ、現在は5人の日本人アーティストとともに活動をされています。
荒木さんによると、「アメリカ人のアーティストと日本人のアーティストでは万華鏡の作り方が違う」とのこと。アメリカ人の作った万華鏡は、傾向として非常に創造性のあるコンセプトを持ったダイナミックな作品が多いけれども、日本人のアーティストはとても精巧で洗練された万華鏡を作る傾向があるそうです。お店を訪れたら、ぜひ日米のアーティストの作品を見比べてみましょう。
Lived in India, France, Russia and Thailand. Worked at American Companies. Now a writer and entrepreneur.