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朝から夜まで六本木を楽しむ方法5つ~アート、ショッピング、グルメなど~
六本木を朝から夜まで楽しめるオススメの観光方法を紹介します。六本木というとクラブやバーが立ち並ぶ「夜の街」というイメージがあるかもしれません。ですが、六本木周辺のエリアには美術館やショッピングモールがあり、アートやショッピングも楽しめます。ぜひ訪れてみてください。
アートからナイトタイムまで楽しめる洗練された街「六本木」
六本木や麻布十番周辺のエリアには各国の大使館が点在し、海外の方でも利用しやすい飲食店やショップが多く出店しています。
また、六本木ヒルズや東京ミッドタウンに代表されるような、オフィスと飲食店・ショッピングモールを包括した複合型商業施設の存在も、六本木エリアの特徴でしょう。
森美術館や国立新美術館のような文化施設もあり、昼はショッピングやアートを楽しめるほか、夜にはクラブやバーなどでナイトライフを楽しめます。
今回は、六本木を満喫できる「ショッピング」「アートめぐり」「自然散策」「ナイトライフ」「日本食」の5つのテーマで観光スポットや楽しみ方を紹介します。
1.おみやげからブランド品まで買えるショッピング
東京ミッドタウン
Picture courtesy of 東京ミッドタウン
東京ミッドタウンはもともと防衛庁の施設にあった、広大な緑地を生かして建造された複合施設です。建物内にはショッピングモールやオフィス、芝生広場、美術館、ホテルなどが併設されており、まるで1つの街を歩くような感覚で楽しめます。
ファッションブランドのショップだけでなく、文房具の専門店であるitoya topdrawerや300年の歴史を持つ老舗・中川政七商店街など雑貨も多く取り扱っており、気軽にショッピングを楽しめます。
東京ミッドタウン
住所:東京都港区赤坂9-7-1 GoogleMap
アクセス:都営大江戸・東京メトロ日比谷線「六本木」駅より直結、千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
公式HP:http://www.tokyo-midtown.com/jp/
六本木ヒルズ
Picture courtesy of 六本木ヒルズ
六本木ヒルズはショッピングモールや美術館、オフィス、マンション等複数の施設を包括した六本木を代表する複合型商業施設です。ウェストウォーク6Fのワールドカレンシーショップでは外貨の両替が可能なほか、ウエストウォーク4Fには免税カウンターもあり、海外の方でも利用しやすい施設です。
ショッピングモールでは、ルイ・ヴィトンやグッチといったハイブランドの直営店をはじめ数多くのファッションブランドのショップやスポーツショップ、画材店など幅広いショップが約200軒ほど立ち並んでいます。
六本木ヒルズ
住所:東京都港区六本木6-10-1 GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口 コンコース直通、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 3出口徒歩4分
公式HP:http://www.roppongihills.com/
テレアサショップ
六本木ヒルズ内にある放送局テレビ朝日では、自局のキャラクターグッズを取り扱ったテレアサショップを運営しています。
『ドラえもん』や『クレヨンしんちゃん』に代表されるようなアニメキャラクター、ドラマやテレビ番組のグッズが購入できます。
ガチャと呼ばれるカプセルトイの機械やクレーンゲームなどのアミューズメント機器、ここでしか買えない限定品も豊富です。
テレアサショップ六本木店
住所:東京都港区六本木6-9-1テレビ朝日本社ビル1F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅1C出口より徒歩5分、都営大江戸線「六本木」駅3出口より徒歩6分
公式HP:http://www.tv-asahi.co.jp/shop/roppongi/index.html
2.現代美術を中心とした「アートめぐり」
国立新美術館
「最先端アートが集結する街。六本木駅から徒歩圏内の美術館3つ」より
東京メトロ千代田線「乃木坂」駅から直結の国立新美術館は、地上3Fから地下1Fまで全面ガラス張りの建物が特徴的な美術館です。
展示スペースは国内最大級の14,000平方メートルにわたり、広大なスペースを活かした展覧会を開催。日本の漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の作者、荒木飛呂彦氏の企画展(2018年8月24日~10月1日まで)や、パリにあるオルセー美術館の作品展(2018年9月26日~12月17日まで)など国内外問わずさまざまな企画展が実施されています。
国内の展覧会に関する資料の収集・公開も行っており、日本におけるアートシーンを網羅的に学べますよ。
国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2 GoogleMap
アクセス:東京メトロ千代田線「乃木坂」駅6出口から直結、都営大江戸線「六本木」駅7出口から徒歩約4分、東京メトロ日比谷線「六本木」駅4a出口から徒歩約5分
公式HP:http://www.nact.jp/
入場料:展覧会によって異なる
森美術館
「最先端アートが集結する街。六本木駅から徒歩圏内の美術館3つ」より
森美術館は六本木ヒルズの52F・53Fに所在する美術館です。あらゆる年齢・地域の人々に開かれた美術館を目指し、建築やアートを中心として多様な企画展を開催しています。
2018年9月17日までは、日本建築の歴史をたどれるような企画展「建築の日本展」を開催。建築物、資料や展示だけでなく、空間を楽しめるインスタレーションも行われています。
火曜日を除き、10:00から22:00(最終入館 21:30)まで開館しており、ディナーやショッピングを楽しんだあとでも気軽に立ち寄れます。
森美術館
住所:東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー52、53F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口 コンコース直通、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 3出口 徒歩4分
公式HP:
http://www.mori.art.museum/jp/index.html
入場料:一般1,800円、学生(高校・大学生)1,200円、子ども(4歳~中学生)600円、シニア(65歳以上)1,500円
サントリー美術館
「最先端アートが集結する街。六本木駅から徒歩圏内の美術館3つ」より
絵画だけでなく陶磁や漆工、染織、ガラスなどの美術品に触れたい方にオススメなのがサントリー美術館です。1961年に開館して以来「生活の中の美」をテーマに企画展示や作品の収集が行われてきました。
古くから日本人の暮らしの中で使われていた扇(扇子)に着目し、企画展「扇の国、日本」を2018年11月28日~2019年1月20日まで開催。別の期間でも、日本の歴史をたどるような企画が行われています。
丸の内で開館し、1975年に赤坂見附へ移転、六本木へは2007年に移転しました。現在の建物は建築家・隈研吾氏の設計によるものです。
館内は国宝や重要文化財を含め、3,000もの美術品が収蔵されており、トークショーや工作教室など気軽にアートに触れられるイベントも開催されています。
サントリー美術館
住所:東京都港区赤坂9-7-4 東京ミッドタウン ガレリア3F GoogleMap
アクセス:都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 8出口より直結、東京メトロ日比谷線「六本木」駅より地下通路にて直結、東京メトロ千代田線「乃木坂」駅 3出口より徒歩約3分
公式HP:https://www.suntory.co.jp/sma/
入場料:展覧会により異なる、中学生以下無料
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21_21 DESIGN SIGHT
「日常のできごとやものごとをデザインで発信、提案。六本木『21_21 DESIGN SIGHT』」より
21_21 DESIGN SIGHTは東京ミッドタウン内の緑地にあるアートスペースです。常設の展示はなく、日本国内のアーティストを中心とした企画展が都度開催されています。
開館時間も19:00までと比較的夜遅くまで開館しているので、ショッピングや食事の際に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内 GoogleMap
アクセス:都営大江戸・東京メトロ日比谷線「六本木」駅、千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
公式HP:http://www.2121designsight.jp/
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
3.六本木の隠れた魅力!自然や洗練された景観
毛利庭園
Picture courtesy of 六本木ヒルズ
六本木ヒルズ内に江戸時代から続く歴史をもつスポットがあるのをご存知でしょうか。毛利庭園は江戸時代に、戦国大名・毛利元就(もうりもとなり)の孫である毛利秀元(もうりひでもと)の大名屋敷の庭園として誕生し、多くの名士の手に渡ってきた歴史ある庭園です。
池の周りを周回する散策路では、四季折々の植物を楽しめます。
毛利庭園
住所:東京都港区六本木6-10-1六本木ヒルズ内 GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口コンコース直通、都営地下鉄大江戸線「六本木」駅 3出口徒歩4分
公式HP:http://www.roppongihills.com/green/
ミッドタウン・ガーデン
Picture courtesy of 東京ミッドタウン
ミッドタウン・ガーデンは東京ミッドタウンにあるオープンスペースです。「高原の湧水ゾーン」、「山のせせらぎゾーン」、「森のエッジゾーン」、「芝生広場ゾーン」に分けられており、水辺や木陰で多くの野鳥や草花を楽しめます。
特に芝生広場ゾーンでは季節に関係なく芝生が植生しており、寝転んだり会話を楽しんだりと、都会の中でも落ち着いた時間を過ごせるでしょう。
※芝生広場の開放は一部期間のみとなりますのでご注意ください
ミッドタウン・ガーデン
住所:東京都港区赤坂9-7-1 東京ミッドタウン内 GoogleMap
アクセス:都営大江戸・東京メトロ日比谷線「六本木」駅、千代田線「乃木坂」駅より徒歩5分
公式HP:http://www.tokyo-midtown.com/jp/facilities/green/
パブリックアートやストリートファーニチャー
「実はアートの街! 六本木にあるパブリックアートまとめ」より
六本木ヒルズ周辺の歩道や広場には、見た目にも楽しいさまざまなアートが点在しているのをご存知でしょうか。
森美術館が監修した6作品を中心に、国内外のアーティストによる作品が展示されています。ストリートファーニチャーはけやき坂通りとさくら坂の歩道にあります。観光の合間に散策してみてください。
パブリックアート
住所:東京都港区六本木6-11-1周辺
アクセス:東京メトロ千代田線六本木駅から徒歩5分
公式HP:
http://www.roppongihills.com/facilities/publicart_design/
4.六本木のナイトライフを満喫
クラブ
Picture courtesy of 西麻布MUSE
六本木から西麻布にかけて点在するクラブも六本木の楽しみの1つでしょう。
東京都内屈指の収容人数を誇る「西麻布MUSE」は、毎週末1,200人以上の人が集まる人気のクラブ。台湾をはじめとしたアジア地域を中心に、海外のクラブなどへも出演している人気のキャラクター『DJ Hello Kitty』が出演するなど、店内はインターナショナルな雰囲気です。
木曜日は男性が税込2,000円(2ドリンクチケット付)、金、土、祝前日は税込4,000円(2ドリンクチケット付)。女性は無料です。
ほか、海外のアーティストがよく訪れる「V2 tokyo」や、1980~90年代に日本で大流行した、ディスコと呼ばれるクラブ「マハラジャ」など、個性的なクラブが揃っています。
西麻布MUSE
住所:東京都港区西麻布4-1-1 B1F GoogleMap
アクセス:都営大江戸線「六本木」駅 1a出口徒歩10分
公式HP:http://muse-web.com/
東京を一望!「夜景」を楽しむ
Picture courtesy of 六本木ヒルズ
六本木ヒルズ52Fにある展望台、東京シティビュー(Tokyo City View Lounge)では東京の景色を眼下に望めます。
また、屋外にはスカイデッキも併設されていますが、イベント等の開催がない場合、20:00までの営業となります。屋内は平日及び休日は23:00まで、金・土・休日前日は25:00まで営業しています。
東京シティビュー
住所:東京都港区六本木6-11-1六本木ヒルズ森タワー52F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口コンコース直通、都営大江戸線「六本木」駅 3出口 徒歩4分
公式HP:http://tcv.roppongihills.com/jp/
5.寿司・ラーメン・うどんなど日本の食事を楽しむ
紺碧の海
Picture courtesy of 紺碧の海
「紺碧の海」では、魚を中心とした料理と魚に合うお酒を楽しめます。
寿司や季節の魚料理を盛り合わせたコース料理は税込3,500円から用意されています。ランチメニューは税込1,100円からとリーズナブルな価格帯となっており、気軽に日本の魚料理を味わえます。
紺碧の海
住所:東京都港区六本木6-6-9 ピラミデビル3F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅1または3出口より徒歩3分、都営大江戸線「六本木」駅 3出口より徒歩3分
公式HP:http://konpeki-no-umi.jp
AFURI
「さっぱり系ラーメンの王者!黄金色スープの『AFURI』柚子塩らーめん」より
AFURIは柚子を用いた和風の味付けが特徴的なラーメン店です。六本木エリアには麻布十番、六本木交差点、六本木ヒルズ内にそれぞれ店舗があるので、観光ルートの中にも組み込みやすいでしょう。
店舗によって営業時間が異なるので注意して下さい。
AFURI 麻布十番店
住所:東京都港区麻布十番1-8-10麻布十番TSビル 1F GoogleMap
アクセス:都営大江戸線・東京メトロ南北線「麻布十番」駅より徒歩3分
公式HP:http://afuri.com/
AFURI 六本木交差点店
住所:東京都港区六本木4-9-4UFビル4 1F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅より徒歩3分
AFURI 六本木ヒルズ店
住所:東京都港区六本木6-2-31六本木ヒルズノースタワー B1F GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線「六本木」駅 1C出口 コンコース直通、都営大江戸線「六本木」駅 3出口徒歩4分
つるとんたん
「日本に来たら必ず食べたい!芸能人も御用達、うどん専門店『つるとんたん』の人気うどん3選」より
うどん料理の専門店「つるとんたん」は日本国内でも人気のチェーン店です。六本木店の2Fは琴しょう楼(きんしょうろう)・楽精庵(らくせいあん)という独自の店舗になっており、親しい方との食事にも利用しやすい個室が用意されています。
また、うどんの他にもしゃぶしゃぶやすき焼きなどの鍋類が提供されており、公式HPから予約可能です。
つるとんたん六本木店
住所:東京都港区六本木3-14-12六本木3丁目ビル GoogleMap
アクセス:東京メトロ日比谷線・都営大江戸線「六本木」駅 3出口より徒歩5分
公式HP:http://www.tsurutontan.co.jp/shop/
大人の街「六本木」で特別な時間を過ごしてみては
「冬の夜をきらびやかに彩る、東京のイルミネーション5選」より(Picture courtesy of 六本木ヒルズ)
六本木はクラブやバーで夜を通して楽しめるだけでなく、六本木ヒルズや東京ミッドタウンのような複合型商業施設には森美術館や国立新美術館などの文化施設も併設されており、観光やショッピングにもオススメです。
春には桜並木、冬にはイルミネーションと季節ごとに異なる街の景色も六本木を歩くうえでの楽しみの1つでしょう。
しかし中には、クラブやバーが多く所在する六本木エリアの治安を心配される方もいるかもしれません。気になる方は、自治体の公式HPで公開している「みんなと安全安心ハンドブック4か国語(日本語・英語・中国語・ハングル)版」をチェックしておくとよいでしょう。
洗練された大人の街「六本木」で特別な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
神社仏閣や博物館をめぐるのが趣味なWebライター。趣味は百合(女性同士の恋愛作品)漫画やアニメの鑑賞。同人誌をはじめとするポップカルチャーも嗜む。