旅の準備はじめよう
【夏】「潮干狩り」で夏のレジャーは決まり!千葉の富津海岸潮干狩り場へ
夏といえばやっぱり海! みんなでビーチバレーをしたり、海に入って泳いだり……。けれども、海の楽しみ方はそれだけではありません。一風変わった夏のレジャーを楽しみたい方に、今回は潮干狩りをご紹介します!
夏といえば海!
夏といえばやっぱり海! みんなでビーチバレーをしたり、海に入って泳いだり……。けれども、海の楽しみ方はそれだけではありません。
一風変わった夏のレジャーを楽しみたいなら、潮干狩りがオススメです。海外でも潮干狩りはありますが、日本の潮干狩りは独特なものになっています。
日本文化としての潮干狩り
潮干狩りとは、遠浅の海岸で砂の中に埋まっているあさりなどの貝類を採ることです。日本の潮干狩り場は春から夏にかけてオープンしています。
潮干狩り自体は驚くべきものではありませんが、実は、「潮干狩り」は日本を語る上で欠かせないキーワードなのです!
画像は、潮干狩りの様子を描写した日本の絵画「浮世絵」です。ほかにも、さまざまな面において日本文化と潮干狩りの繋がりを確認することができます。17音で表現する詩「俳句」でも「潮干狩り」という言葉が用いられるなど、日本文化の一つとして潮干狩りは愛されてきました。
日本の一大イベント「潮干狩り」
日本人の潮干狩りに対する愛は、現代でも衰えていません。潮干狩りシーズンになると、TVニュースや新聞にも取り上げられ、日本の一大イベントとなっています。
それでも、海岸で貝類を掘ることがイベントだなんて信じられませんよね?日本には「百聞は一見にしかず」という諺があります。一味違う日本の潮干狩りをご覧いただきましょう!
潮干狩りに関するレポートは1:30までとなっています。私も空いた口がふさがりませんでした。
潮干狩りの準備をしよう!
情熱と興奮が交錯する日本の潮干狩り。こんな面白いイベントに参加せずにはいられません。では、実際に潮干狩りを行うためには、どのような準備が必要なのでしょうか?
必要な道具
熊手
先が曲がっている熊手が潮干狩りに最適です。形にこだわらなければ、日本の100円均一ショップで購入することもできます。
貝を入れるために網かバケツを
有料の潮干狩り場では、重量制限も兼ねて採った貝を入れる網が配られます。
また、バケツは貝だけでなく道具を入れて持ち運ぶこともできます。
潮干狩りに適した服装
ハーフパンツ、または捲れるズボン
水位は潮が高い日でも大人のすねくらいまで。ひざ丈ほどの服装であれば大丈夫です。
脱げにくいビーチサンダル
裸足は危険! 貝などを踏んでしまうこともあるので、足裏の怪我に気を付けなければなりません。
日焼け対策用に羽織る長袖と帽子
潮干狩りは想像以上に疲れます。日焼けで体力を奪われないために、準備しておくと安心です。
持ち帰るための準備
冷却用の氷とクーラーボックス
せっかく取った貝類は持ち帰っておいしく食べたいものです。貝の新鮮さを保つために、海水を入れて温度管理をしましょう。
貝を上手に採るコツ
準備が整ったら、あとは貝を採って採って採りまくるだけ。それでは、いざ潮干狩りへ!
潮干狩りではおさえておくべき3つの重要なポイントがあります。
1.地面にぽつぽつと穴が空いていて場所
穴が空いている場所は貝の生息場所です。確実に狙っていきましょう。
2.地面が平らな場所
地面が平らなのは、誰も掘っていない証。貝が残っている可能性が高いです。
3.熊手で浅く広く掘る
貝が採れそうな場所でも採れない場合、掘り方に問題があります。貝は、地面から5センチほど潜ったところに生息しているので、浅く広く探って行きましょう。
これで、大漁間違いなし!
熱中しすぎると、ついつい忘れてしまいがちですが、貝が採れなくて悔しいときは落ち着いてこの3つのポイントを思い出しましょう!
大漁で喜んだ後に
網いっぱいの貝に大喜び!
採った貝を持ち帰って美味しくいただくまでが潮干狩りです。もちろん、持ち帰り用の発泡スチロールなども売店で販売されているのでご心配なく。
「道具は準備が大変だけど潮干狩りに行きたい」、日本の潮干狩り場はそんなあなたの願望を叶えてくれます。この夏は、潮干狩り場へと足を運んでみませんか?
【富津海岸潮干狩り場】
・開催期間(2023年):2023年3月25日〜8月31日
・料金:大人(中学生以上) 1名 2,000円(網袋付約2キログラム)、小人(小学生のみ) 1名 1,000円(網袋付約1キログラム)、4歳から小学生未満 1名 800円(網袋付き1キログラム)。※超過料金1キログラムにつき1,000円
[アクセス]
・車:館山自動車道木更津南ICから「富津岬方面」へ約15分
・公共交通:JR内房線青堀駅下車「富津公園行き」バス終点下車、徒歩1分
※本記事は2014年8月に公開した記事をリライトしたものです。
庭園を愛するチビ・デブ・ハゲ。 健康管理とともに色んな場所へ赴きます。