羽田空港から1時間。東京で絶景と美食が楽しめる八丈島に行こう!
1年中暖かな東京の島、八丈島について紹介。八丈島では雄大な八丈富士や神秘的な森、美しい夕焼け、星空など、東京とは思えない自然あふれる景観が楽しめます。羽田空港から1時間で行けますよ!
写真提供:Tamashima.tokyo
1年を通して暖かい東京の島、八丈島(はちじょうじま)を知っていますか? 島の内陸部には火山があり、独特な地形をしています。近海には温かい海流である黒潮が流れ、魚介類が豊富に獲れます。1960年代にはとくに東京都民の新婚旅行先として人気を集めた観光地です。
今回、MATCHA編集部は、地元ガイドと八丈島を周り、雄大な景色を写真にするイベント「Tamashima Instameet」に参加。八丈島を満喫してきました。イベントは八丈島など東京の島しょの観光情報を発信する「TAMASHIMA.tokyo」主催で開かれました。
イベントの内容、そして八丈島のオススメのスポットやグルメ、島の文化について紹介します!
八丈島の絶景スポット、八丈富士
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
島の西側には、通称、八丈富士(はちじょうふじ)と呼ばれる西山(にしやま)があります。標高は島でもっとも高い854mです。円錐形状の小山で、登山口から頂上までは徒歩で3時間ほどかかります。(7合目まで車で行けます。そこから55分+お鉢巡り15分で頂上です)
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
標高854mだからといって甘く見てはいけません! 頂上までは、1280段の階段と大きな岩を乗り越えなければたどりつけず、登山向きの服装や靴などのしっかりとした準備がオススメです。
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
階段や岩を超えると、神秘的な火口が目に飛び込んできます。遠くに海も見えますよ!
写真提供:Tamashima.tokyo
イベントでは実際に八丈富士の頂上まで登りました。当日は雨が降っていて濡れながらの登山でしたが、頂上の絶景に心を洗われました!
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
八丈富士の麓には、黒毛和牛が放牧されている「ふれあい牧場」があります。牧場の展望台からは、島の中心地や八丈空港も眺めることができます。
日本版ジュラシックパーク!ヘゴの森遊歩道
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
八丈島には、映画「ジュラシックパーク」に出てくるような神秘的な森も。ここでは、深い森に自生するシダや青ゴケなど、めずらしい植物を見てみましょう。森の神秘的な雰囲気を感じるかもしれません。
森を訪れる際には事前に「八丈島観光レクリエーション研究会」に問い合わせてください。というのも、この森林歩道は私有地のため、Googleマップに表示されないんです。許可なく入ることはできないので気をつけましょう。
写真提供:Tamashima.tokyo
同行のガイドが教えてくれる八丈島の独特な地形や生態系、気候に参加者は興味津々。勉強になった森林散策でした。
八丈島観光レクリエーション研究会の公式HP:http://8jo.org/
八丈島で見たい! 夕焼けと満天の星空
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
八丈島には、美しい夕焼けや星空を写真に収めることのできるスポットがたくさん! 多くの写真愛好家たちがシャッターを切っている姿を見かけることでしょう。
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
夜の島には灯りが非常に少ないです。星空を写したい人は、懐中電灯を持って撮影スポットを探しましょう。
写真提供:Tamashima.tokyo
イベントでは、フォロワーが50万人以上もいる日本人のインスタグラマー「@moonlightice」さんによる写真撮影の講座も開かれました。八丈島の自然を上手に撮影するコツを教えてもらい、参加者は大満足です!
八丈島のグルメ。人情味溢れる島寿司
島で必ず食べたいグルメが、島寿司(しまずし)です。
一般的なお寿司と異なり、わさびの代わりにからしが入っているのが特徴。醤油漬けされた魚と甘めの酢飯で作っていて、あっさりとした味です。
初めて食べるとどこか懐かしい気持ちになるかもしれません。島寿司には、タイやトビウオなど島の近海で採れる魚が使われています。
写真提供:Tamashima.tokyo
料理を作ってくれたのは、島に住む女性たち。使っている食材や作り方まで教えてもらい、八丈島の食文化への理解も深まりました。
八丈島の伝統芸能。大地をも揺り動かす八丈太鼓
写真提供:Tamashima.tokyo
八丈島の伝統芸能に、八丈太鼓(はちじょうだいこ)があります。太鼓の両側に1人ずつ立ち、2人で演奏される八丈太鼓。片方は一定のリズムで太鼓を正確に叩き、もう片方は、自分でリズムを考えてバチを動かします。
八丈太鼓は、かつて流刑地だった八丈島で、島に流されてきた人たちが遠い故郷を思うときに鳴らした楽器だと言われています。その音の響きといったら、想像以上にダイナミックでした。
写真提供:Tamashima.tokyo
八丈太鼓の先生に教えてもらいながら、参加者も実際に八丈太鼓の演奏を体験。独特の打ち方とリズムを楽しみました。
八丈島へのアクセス(飛行機&船)
写真提供:一般社団法人八丈島観光協会
羽田空港から八丈島空港までのフライトは毎日3便。ANAから出ており、飛行時間は約55分です。飛行機以外に、東京から東海汽船の船で行くこともできます。船は毎日1便、所要時間は10〜11時間です。
ANA公式HP:https://www.ana.co.jp/asw/wws/tw/j/
東海汽船公式HP:http://www.tokaikisen.co.jp/time_price/timetable/2017_19.shtml
まとめ
絶景に独自のグルメ、文化など盛りだくさんの八丈島。ひと味違った体験を日本で味わいたいというあなた! ぜひ常春の楽園、八丈島に行ってみませんか?
八丈島のほかにも、東京都には魅力的な島がたくさんあります。東京の島について詳しくは、東京都の公式HPをチェックして見てください!
Written by chen
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