絶景と紅葉を撮影!「TAMASHIMA Instameet」で東京の奥座敷、奥多摩へ
奥多摩は、東京都心から約2時間の紅葉の名所です。MATCHA編集部は「TAMASHIMA Instameet」というイベントに参加し、紅葉と散策を楽しみました。イベント内容と奥多摩エリアの秋の魅力を紹介します。
東京の西部に位置する奥多摩は、美しい山々と渓流のある風光明媚なエリア。ここは本当に東京都なのかと疑ってしまうほど自然豊かな地域で、紅葉の名所でもあります。新宿駅から約2時間で行けるのも嬉しいポイントです。
奥多摩は、東京の中心地より早い11月中旬頃に紅葉の季節を迎えます。MATCHA編集部は、東京の多摩地方や島しょの魅力を発信する「TAMASHIMA.tokyo 」主催のイベント「TAMASHIMA Instameet」に参加。世界中の写真愛好家とともに奥多摩の美しい紅葉と景色をカメラに収めました。
イベントには、大人気のインスタグラマーMoonlightice氏とpketron氏も同行し、参加者に写真のテクニックを教えてくれました。本記事では、充実したイベント内容と秋の奥多摩の景色を紹介します。
それでは、私たちと一緒に奥多摩の秋の魅力を探しにいきましょう!
広大な人工湖、青く輝く「奥多摩湖」
まずは、奥多摩駅から奥多摩湖へ向かいます。移動には、主催者が手配したバスを利用しました。移動中の20分間は、30年以上も奥多摩に住む地元の人が奥多摩の自然について解説してくれました。解説には中国語と英語の通訳がつき、日本語がわからない人でも内容を理解することができました。
こちらが奥多摩湖の写真。湖面は青く輝き、木々の緑や紅葉が美しく映えています。初めて見る人はきっと感動を覚えるでしょう。
意外にも奥多摩湖は1957年に造られた人工の湖。1億8540万立方キロメートルもの大量の貯水は、東京都民の生活用水となっています。
湖にかかる浮橋(うきはし)は、木の板と浮体をつなぎ合わせたものです。ゆらゆらと揺れる感覚はまるで実際に湖の上を歩いているかのようです。
湖沿いの小道を約一時間半ほど歩くと「山のふるさと村」に到着します。「山のふるさと村」は、観光センター及び手工芸センターになっていて、レストランも併設。宿泊もできます。
広場には紅葉(もみじ)が植えられていました。イベントの参加者はみな写真愛好家。カメラで真っ赤な紅葉を撮影していきます。撮影の技術をお互いに教えあったりもしました。
大自然の中で新鮮な空気を吸ったり、写真という共通の趣味をもつ人々と知識を交換したり……。参加者にとって貴重で楽しい時間となりました。「TAMASHIMA.tokyo」のFacebookやInstagramでも奥多摩の景色を見ることができるので、興味のある人はチェックしてみて!
隠れた紅葉の名所「氷川渓谷」
続いて向かったのは、奥多摩駅から徒歩約5分の距離にある氷川渓谷(ひかわけいこく)。日原川(にっぱらがわ)と多摩川(たまがわ)が合流して作り上げられた渓谷です。渓谷を流れる水の音を聞きながら、赤や黄色に輝く紅葉を観賞することができます。
ここでは紅葉を眺めながら、40〜50分ほどの散策をしました。
遊歩道には、吊り橋の「氷川小橋」や赤い鉄橋の「昭和橋」など、いくつかの橋がかけられています。とくに鉄橋と紅葉は絵になる組み合わせ。その美しい光景を眺めると、自分が桃源郷にいるかのような気分になります。
氷川渓谷では、インスタグラマーのMoonlightice氏とpketron氏が撮影の知識や構図、修正の方法を教えてくれました。今後の写真撮影にいかせそうです!
奥多摩へのアクセス
奥多摩エリアの最寄りであるJR奥多摩駅は青梅線の終点です。JR新宿駅から中央線に乗車し、青梅駅で青梅線に乗り換え、約2時間で到着です。
土日祝日は、新宿駅から奥多摩駅まで直通の「ホリデー快速 おくたま」が運行しています。乗り換えせずに、およそ95分で奥多摩駅に到着できます。
まとめ
奥多摩エリアの美しい自然は、東京都ではなかなか見ることのできないもの。都心の喧騒に疲れたら奥多摩に足を伸ばし、身も心もリフレッシュしてみるのはいかがでしょう?
東京都内の自然について詳しくは「TAMASHIMA.tokyo」のサイトをチェックしてみてください。
Written by cha cha
Sponsored by Tokyo Metropolitan Government