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200円で本場の味!お手頃価格が嬉しい「コンビニそば」の種類と食べ方
日本を代表する料理「そば」。専門店もよいですが、身近なコンビニでもおいしいそばを食べられるのは知っていましたか? 今回はコンビニでリーズナブル買えるそばの食べ方について、種類別にわかりやすく解説します。
1. お湯を注いで待つだけ!身も心も温まる「カップそば」(価格200円程度)
日本ではカップ麺タイプのうどん・そばを食べることができます。商品によっては天ぷらや油揚げ(※1)が入っているものも。カップ麺タイプは200~300円程度で購入できるので、とにかく安く食べたい方にオススメです。
次に作り方の手順を紹介していきます。
※1:油揚げ……豆腐を油で揚げた食品。そのまま食べるのではなく、様々な料理の食材として使用される。
手順1.カップの半分までフタを開け、粉末スープ・七味唐辛子を取り出す
カップの半分まで蓋(ふた)を開けます。商品の多くには、点線や矢印で蓋をどこまで開くか示されています。
粉末スープとその他の調味料や具材が一緒になっています。今回はスープの他に七味唐辛子がついていました。
容量の多いほう(写真右側)に粉末スープが、少ないほう(写真左側)に七味唐辛子(※2)が入っています。商品によっては別々になっていたりスープだけしかない場合もあるのでご注意ください。
※2:七味唐辛子(しちみとうがらし)……唐辛子を主材とし、薬味や香辛料を調合した調味料のこと。ブレンドスパイス。1
手順2.粉末スープを麺の上にかける
粉末スープを麺の上にかけます。全体的にまんべんなくかけるように意識すると、おいしくできます。誤って左側の七味唐辛子を開けないように注意しましょう。
なお、スープが粉末ではなく液体の場合は、投入のタイミングがお湯を注ぐ前ではなく、食べる直前(手順4.)のこともあります。
手順3.お湯を注ぎ、3分待つ
お湯を注ぐ際に、カップの内側の線を目印としましょう。注ぎ終わったら3分待ちます。待ち時間は概ね3分ですが、大きめの商品の場合は5分待たなければいけないことも。待ち時間はパッケージに大きく記載されているので、日本語が読めない方でも見つけやすいでしょう。
なお、天ぷらのサクサク感を楽しみたい場合は、お湯を注ぐ前に一度器から取り出し、食べる直前に戻すのもオススメです。
蓋を閉め、割る前の割りばしで挟むのが日本ではポピュラーです。これであなたも日本通。
手順4.麺をほぐし、七味唐辛子をかけて出来上がり
2.夏場にオススメの冷たい「ざるそば」(価格:300〜400円)
ざるそばは、そばつゆに麺をつけて食べる冷たいそば。海苔(のり)をどこにかけるか、ネギはどのようにして使うのか食べるのに難しいそばでもあります。
手順1.そばちょこを容器から取り出す。
そばつゆを入れる容器を「そばちょこ」と呼びます。初めに、容器からそばちょこを取り出しましょう。さらにそばちょこの中に入っている「麺用ほぐし水」、「きざみのり」、「わさび」、「つゆ」も取り出しましょう。
手順2.「麺用ほぐし水」をそばにかけ、麺をほぐす
麺が固まっているので、麺用ほぐし水をかけ、箸でほぐしていきます。透明なので、そばつゆと間違えることはありません。
手順3.そばちょこにつゆを入れる
つゆの袋を破るとき、勢いよく破ると飛び跳ねることがあるので、そっと開けることを心がけましょう。わさびが好きな方は、このタイミングでめんつゆの中に溶かしておいてください。
手順4.「きざみのり」を蕎麦の上にかけ、ネギをつゆに入れる
全体的にまんべんなく、きざみのりをまぶしていくのがポイント。
手順5.お好みでわさびをつゆに入れ、出来上がり
一口で食べられるぐらい麺をつかみ、つゆにつけていただきましょう。わさびの辛さが物足りなければ、ほどよく足していくことをオススメします。
3. 涼しさと具材を楽しむ「ぶっかけそば」(価格:400~500円)
ぶっかけそばとは、冷たい麺に冷たいめんつゆをかけて食べるタイプのそば。多くの場合、麺の上に具材がのっています。今回はとろろが載っているそばを例にしました。
とろろとは、長芋や山芋をすりおろした食べ物。ネバっとした食感と芋の風味はそばとの相性抜群です。
手順1.フィルムと蓋を外し、中皿を取り出す
容器の中に、「とろろ」、「オクラ」、「きのこ」がのっている中皿があるので取り出します。とろろが落ちないように慎重に取りましょう。
手順2.つゆを麺にかけ、ほぐす
麺が固まっているので、めんつゆをかけてほぐしましょう。
手順3.とろろ・きのこ・オクラを入れ、かき混ぜたら出来上がり
中皿にある具材を麺にうつし、全体になじむようかき混ぜたら出来上がりです。
終わりに
手軽に食べられるコンビニそば。寒い季節には温かい、暑い季節には冷たいそばが食べたくなります。そのようなときに手軽に食べられるコンビニのそばは味もおいしく、安くてとても便利です。
今回紹介したい以外にも多くの種類があるので、コンビニに立ち寄った際にお気に入りの一品を見つけてみてはいかがでしょうか。
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1995年北海道生まれ。銭湯と旅行、映画が好きです。