365日いつでも行きたい!イルカ電車「ことでん」で行く、高松四季の遊び方
「高松の定番スポットには行ったことがあるからもういいや」そんな風に思ってはいませんか? 実は、高松の本当の魅力は、季節によって変わる自然、景色、アクティビティの数々です。春夏秋冬、どの季節に来ても飽きることのない高松の姿を紹介します。
定番だけじゃない、高松“四季”の魅力
香川県高松の観光と言えば、瀬戸内海の島々、うどん、金刀比羅宮などなどのスポットやイベントが定番で、多くの旅行者を惹きつけています。
だからと言って「高松の定番スポットには行ったことがあるからもういいや」
そんな風に思ってはいませんか? 実は、高松の本当の魅力は、季節によって変わる自然、景色、アクティビティの数々です。春夏秋冬、どの季節に来ても飽きることのない高松の姿を紹介します。
【春】絵画のように美しい花模様
日本の春といえばピンク色に輝く桜。高松にも、ほかの地域に負けない日本を代表する桜スポットがあります。
春スポット1:随一の景勝地「栗林公園」
Picture courtesy of 栗林公園
「国家特別名勝」に指定され、約75ヘクタールの敷地面積を持つ「栗林公園」。広大で起伏に富んだ景観は、高松に来たらかならず訪れたいほどの見事さ。
春に栗林公園へ訪れると、満開の桜、その後方に紫雲山が映る絶景を鑑賞できます。
高松市民なら誰もが知っている、人気の花見スポットです。
春スポット2:白亜の鳥居に桜が映える「白山神社」
Picture courtesy of 三木町役場産業振興課
香川県内にある7つの名峰「讚岐七富士」。その内のひとつである「東讚(とうさん)富士」は「白山(しらやま)」とも呼ばれています。
そんな白山山麓にある「白山神社」の特徴は、鳥居や石灯篭がすべて白色をしていること。
春になると境内には桜が咲き誇り、鳥居や石灯篭の白色に桜のピンクが映え渡ります。言葉に表せないような美しさをぜひお楽しみ下さい。
春グルメ:花見のお供に「和三盆糖」スイーツ
「和三盆糖」は香川県と徳島県の特産の砂糖のこと。淡く優しい色合いと、口に入れるとすぐに無くなる口溶けが特徴です。
香川県には和三盆糖を使用したスイーツが多くあり、春に花見をするときのお供としてぴったりです。
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春うどん:オーソドックスな「かけうどん」
Picture courtesy of 香川県観光協会
香川で忘れてはならないのがうどんです!
ひと口にうどんといってもその種類はさまざま。暖かくなってきたものの、まだ寒さが残る春にオススメしたいのが「かけうどん」です。
温かくて出汁の香るスープがかけられた、シンンプルなうどんをご賞味あれ。
【夏】まばゆく光る瀬戸内の海
夏といえば海! そして海といえば瀬戸内海です。海辺以上の鑑賞スポットをご紹介します。
夏スポット1:海と空の絶景スポット「屋島山」
Picture courtesy of 香川県観光協会
もともとは独立した島だった「屋島」ですが、現在は香川の土地と地続きになっています。
屋島は地元の人がオススメする観光スポットで、頂上まで登ると瀬戸内海を一望できます。
太陽の光が燦々と降り注ぐ昼時、海面が赤く染まる夕暮れ時などなど、折々の美しさを鑑賞してください。
夏スポット2.タヌキが守るユニークな「屋島寺」
Picture courtesy of 香川県観光協会
屋島山を訪れたら、「屋島寺」にも立ち寄ってみてください。「四国八十八カ所」の1つに数えられる寺院で、「タヌキ」で有名になりました。
寺院の伝説によると、かつて弘法大師(※1)が霧のため屋島に迷い込んだ際、狸が老人に化けて道を教えたことがあったそうです。このタヌキは地元で有名な善い狸で、四国のタヌキ総大将である「太三郎狸」ともされています。
そのような逸話から、屋島寺境内には可愛らしい「太三郎狸」夫婦像が置かれ、家庭円満や子宝の神様とされているのです。
※1:弘法大師……8世紀〜9世紀に活躍した、日本の歴史上もっとも著名な高僧の1人。別名:空海。
夏グルメ:名物ソフトクリーム各種
高松には、うどんの麺で作ったソフトクリーム、醤油味のソフトクリームなどなど、さまざまな特徴あるソフトクリームが販売されています。
中でも絶対に見逃してはならないのが、とても可愛い「嫁入りおいりソフト」です。香川の伝統的なお菓子「おいり(※)」をソフトクリームの上にまぶしたメニューで、FacebookやInstagram上で一気に話題となりました。
※2:おいり……口に入れるとすぐに溶け、甘くて口当たりのよい米菓子。
夏うどん:「ぶっかけうどん」
Picture courtesy of 香川県観光協会
「ぶっかけうどん」は、茹で上げた麺にツユをかけた爽やかな一品。コシのある麺を水で締めているため、歯応えがさらに増しています。
温かいぶっかけうどんも選べますが、暑い夏にはひんやり冷たいぶっかけうどんをいただきましょう!
【秋】紅葉が揺れる絶景の数々
日本の秋といえば、紅葉が揺れるロマンチックな景色。高松市内で紅葉の名所を訪れてみませんか。
秋スポット1:香川県の定番「金刀比羅宮」
Picture courtesy of 金刀比羅宮
「日本人なら一生に一度は行かなければならない」とも言われるのが、香川県で最も有名な観光スポット「金刀比羅宮」です。
山の中腹に位置し、大きな木々に囲まれる境内。金刀比羅宮を訪れれば、1年を通して異なる風情を味わうことができるでしょう。
中でも最も見応えがあるのは秋の季節。本殿へと続く参道の傍には多くの紅葉が咲き誇り、参道を進みながら紅葉狩りをすることができます。
長い道中でも疲れを忘れさせてくれることでしょう。
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秋スポット2:紅葉と建築のコントラストを味わえる「四国村」
Picture courtesy of 四国
屋島山の麓に位置する「四国村」は、まるでそこだけ時が止まったかのように思える不思議な空間。日本の古い建物や生活用品が昔のままの姿で保存されています。
園内には日本を代表する建築家・安藤忠雄が設計した「美術館四国村ギャラリー」もあり、建築好きにはたまらない施設として知られています。
季節によって表情を変える村内の木々は、秋になるとロマンチックな朱色に。自然と伝統的な建造物の美しさ、そのコントラストを感じ取ることができるでしょう。
秋グルメ:あふれる肉汁がたまらない「骨付鳥」
「骨付鳥」はうどんと並ぶ、香川県の名物グルメです。骨がついたままの鶏の脚を焼きあげたもので、コショウやニンニクがしっかり効いたパンチのある味わい。あふれる肉汁がたまりません。
「骨付鳥」は「親」と「雛」の2種類に分けられ、それぞれ肉質が異なります。「親」はしっかりとした歯ごたえ、「雛」は柔らかい食感です。好みに合わせて、キャベツと一緒にいただきましょう!
秋うどん:食欲の秋にはボリューム満点の「肉うどん」
Picture courtesy of 香川県観光協会
日本には「食欲の秋」という言葉があり、秋はグルメの季節とも捉えられています。
そこで、秋に高松へ来るならボリューム満点の「肉うどん」をいただきましょう! 煮込んだ牛肉の甘みが、温かいうどんのツユとマッチ。お店ごとに牛肉の味わいは異なるので、色々なお店を回り、自分の好きな肉うどんを探してみましょう!
【冬】寒さを吹き飛ばすアクティビティ&グルメ
春や夏のイメージが強い高松ですが、実は寒い冬ならではの魅力も盛りだくさん。その一部を紹介します。
冬スポット1:一風変わった「日本風クリスマスツリー」
Picture courtesy of 玉藻公園
日本三大水城に数えられ、日本100名城にも含まれる「高松城」。現在は玉藻公園と呼ばれ、市民に愛されています。園内には城跡のほか、日本建築「披雲閣」などの名所が点在しています。
玉藻公園の名物といえば松の木。冬になると園内で収集した松ぼっくりを利用したクリスマスツリーが作られ、日本風情漂うクリスマスが味わえます。
冬スポット2:初心者歓迎!「トレスタ白山アイスアリーナ」
Picture courtesy of ⓒ2012トトレスタ白山アイスアリーナ
春になると桜が咲き誇る白山ですが、冬にはアイススケートの聖地となります。白山山上の「トレスタ白山アイスアリーナ」では、降雪の少ない高松ではあまり見ることのできないアイスリンクが現れます。
冬にここで体を動かす地元の人も多く、アイススケート初心者でもアイススケートを楽しむことができます。
冬スポット3:冷えた体を癒やす「仏生山温泉」
Picture courtesy of 仏生山温泉
寒い冬の季節には、温泉で体を温めるのが一番!
温泉施設「仏生山温泉」では、良質な温泉、明るく広い開放的な空間が、旅行者の疲れを癒やします。訪れた人の多くが口をそろえて「満足した」と評価する、オススメのスポットです。
冬グルメ:漁港でいただく冬の味覚「焼き牡蠣」
Picture courtesy of 香川県観光協会
高松は海に接する都市であるため、新鮮で豊富な海産物に恵まれています。
中でも、牡蠣の養殖が盛んな志度(しど)地区は特別。地元の方は冬になると、志度湾の漁港近くの牡蠣小屋を訪れます。小屋の中で暖をとり、丸々と太ったおいしい焼き牡蠣をいただくのです。
冬うどん:身も心も温める「しっぽくうどん」
Picture courtesy of 香川県観光協会
「しっぽくうどん」は香川県の冬を代表する郷土料理。
ニンジンやダイコンなどの野菜をじっくり煮込み、温かいうどんと合わせたメニューです。具材が豊富でやさしい味わいのしっぽくうどんを食べて、身も心も温めましょう。
高松で遊ぶならイルカ電車「高松琴平電気鉄道」にお任せ!
Picture courtesy of 高松琴平電気鉄道
さあ、そろそろ読者のみなさんも、高松旅行に出かけたくなってきたことでしょう。その際はぜひ高松の「高松琴平電気鉄道」を利用してください!
高松琴平電気鉄道は、地元住民から親しみを込めて「ことでん」と呼ばれている、高松の重要な交通手段です。また、観光客が観光スポットに出かける際に欠かせない鉄道でもあります。
「ことでん1日フリーきっぷ」を購入すればことでんの全ての路線を乗り降り放題で利用できます。
1日フリーきっぷは現在「ことちゃん版」と「電車版」の2種類が販売中。自分で好きな方を選択してください。きっぷ購入可能な駅はここでチェック
ことでん1日フリーきっぷ 大人1,230円、児童(6歳以上、12歳以下)620円
※「ことちゃん版」青色は大人用、ピンク色は児童用
※「電車版」に採用される電車の種類は毎年変更
Picture courtesy of 高松琴平電気鉄道
1日フリーきっぷをゲットしたら準備完了です! さっそく高松の魅力、そしてあなただけの風景を発見する旅行に出かけましょう!
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高松琴平電気鉄道公式HP:http://www.kotoden.co.jp/
Written by Chia
Sponsored by 高松琴平電気鉄道