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高松と小豆島でやりたい17のこと~オススメ観光スポットからうどんまで~
高松市は、香川県最大の都市。大阪や京都から新幹線や高速バスで2〜4時間ほどで行くことのできる、瀬戸内海沿いの風光明媚な場所です。小豆島や直島、豊島といったもつ離島にも、フェリーで簡単に行くことができます。高松ではうどんの名店めぐりや栗林公園で日本庭園の観賞がオススメ。小豆島では寒霞渓やエンジェルロードなどの自然が織りなす美にふれてみましょう。
目次:
1.高松でやりたいこと
2.小豆島でやりたいこと
高松でやりたいこと
高松とは
高松市は、四国地方・香川県最大の都市。大阪や京都から新幹線や高速バスで2〜4時間ほどで行くことのできる、瀬戸内海沿いの風光明媚な場所。小豆島や直島、豊島といったおおらかな雰囲気をもつ離島にも、高松駅から徒歩5分ほどの高松港からフェリーで簡単に行くことができます。
高松や離島で訪れたい場所や体験してみたいことをご紹介します。
「イサム・ノグチ庭園美術館」で感性をみがく
20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチの作品150点あまりを展示する美術館。「次世代の芸術愛好家にインスピレーションを与えたい」という彼の意思を受け継いで建てられました。見学を希望する場合は、10日前までにハガキで申し込む必要がありますので、ご注意ください。
開館日:火・木・土曜日 ※予約制
入館料:一般・大学生 2,000円(税別)/高校生 1,000円(税別)/中学生以下 無料
住所: 香川県高松市牟礼町牟礼3519
公式HP:http://www.isamunoguchi.or.jp/
高松城跡(玉藻公園)で歴史に思いを馳せる
高松城は今から500年ほど前に築城された城。日本でも珍しい、海に面して建築された城でした。現在では城の大部分が失われましたが、月見櫓など城の一部と石垣が残っています。
入園料:大人200円、小人(16歳未満)100円
住所:香川県高松市玉藻町2-1
公式HP:http://www.takamatsujyo.com/
有名なうどん店めぐりをする
香川は別名「うどん県」と自ら名乗るほど、うどんがよく食べられている土地。ぜひ名物の讃岐うどんを食べてみましょう。高松駅周辺には次のようなうどんの名店があります。
・味庄
高松駅から徒歩2分の老舗。もっちりとした麺に、かつお出汁のつゆをかけて食べる正統派の讃岐うどん。茹でた麺が入った器をもらったら、つゆが出てくる蛇口を自分でひねってつゆを注ぐ、という注文方法がユニーク。
住所:香川県高松市西の丸町5-15
・めりけんや
高松駅から徒歩3分。チェーン店ながら、濃いめの出汁にコシのある麺がマッチしたクオリティの高いうどん、と地元で高評価。
住所:香川県高松市西の丸町6-2
公式HP:http://www.merikenya.com/hpgen/HPB/categories/97619.html
・川福本店
高松駅から徒歩10分、片原町駅からは徒歩3分ほどの場所にある老舗。麺は一般的な讃岐うどんより少し太めで、モッチリとした食感です。喉越し抜群といわれる麺を楽しんで。
住所:香川県高松市大工町2-1
公式HP:http://www.kawafuku.co.jp/shop/honten.html
・手打ちうどん 鶴丸
高松駅から徒歩15分、瓦町駅から徒歩5分の「手打ちうどん 鶴丸」は、カレーうどんで有名。コクのあるカレーと太めの麺がベストマッチ。
住所:香川県高松市古馬場町9−34
公式HP:http://teuchiudon-tsurumaru.com/
・ざいごうどん本家 わら家
住所:住所:香川県高松市屋島中町91
高松駅から徒歩10分、片原町駅からは徒歩3分のお店。大きなたらいに入ったうどんを豪快に食べるスタイルが特徴的。カツオの風味たっぷりの出汁も美味しい。詳しくは「【香川】大きなたらいにてんこもりのうどん!讃岐うどんの老舗「ざいごうどん本家 わら家」」の記事をご覧ください。
栗林公園(りつりんこうえん)で、日本庭園を愛でる
国の特別名勝に指定された日本庭園で、2009年には『ミシュラン.グリンガイド.ジャポン』で3つ星を獲得しました。東京ドーム3.5個分にあたる約16.2ヘクタールの平庭部の敷地には、6つの池と13の築山があり、純日本風の見事な景観をつくり出しています。
開園時間:7:00〜17:00(日の出から日没まで、季節によって変動がある)
入園料: 大人 410円 / 小人 170円
住所:香川県高松市栗林町1丁目20−16
公式HP:https://www.my-kagawa.jp/ritsuringarden
「北浜アリー」でグルメとショッピングを満喫
「北浜アリー」は高松港近くにあるおしゃれなショッピングスポット。古い倉庫をリノベーションしたショップの建物群は、新しいながらもどこか懐かしい雰囲気を楽しめます。
アパレルや雑貨や小道具など出店しているお店はさまざま。レストランやカフェもあり、ゆったりとショッピングやグルメを楽しむのにぴったりです。
公式HP:http://www.kitahama-alley.jp/
サンポート高松から瀬戸内海を眺める
サンポート高松は、高松港付近の再開発地区。この場所にあるシーフロントプロムナードからは、瀬戸内海の絶景を広く見渡すことができて爽快です。近隣には四国地方でもっとも高いビルもあります。
公式HP:http://www.sunport.or.jp/
香川県立ミュージアムで空海ゆかりの品を鑑賞
香川県立ミュージアムは香川県の文化や歴史にまつわる資料を展示する博物館。なかでも、1200年前に讃岐地方で生まれた真言宗の開祖、空海に関する資料が見どころで、彼が唐(昔の中国)から持ちかえったとされる仏具などの貴重な品が展示されています。
住所:香川県高松市玉藻町5−5
公式HP:http://www.pref.kagawa.jp/kmuseum/
高松平家物語歴史館で『平家物語』の世界にひたる
いまから800年ほど昔、日本で隆盛を誇った平家一族。その盛衰を描いた『平家物語』を蝋人形で再現する施設。およそ300体の蝋人形があり、日本最大級の蝋人形館といわれています。
営業時間 :9:00~17:30 年中無休
料金:大人1,200円、中高生800円、小学生600円
住所:香川県高松市朝日町3-6−38
公式HP:http://www.heike-rekishikan.jp/index1.htm
四国村で古き良き日本の暮らしに触れる
四国民家博物館は、四国各地から古い民家を移築して建てられた野外博物館です。ここにある民家は、およそ100年以上前、江戸〜大正時代に建てられたものばかり。当時、家の中で使われていたストーブや醤油づくりに使われた桶も残されていて、昔の人々の暮らしぶりが伺えます。
併設の四国村ギャラリーは、日本を代表する建築家、安藤忠雄の設計によるもの。絵画や彫刻、オリエントの美術品が展示されています。
住所:香川県高松市屋島中町91
公式HP:http://www.shikokumura.or.jp/
直島や豊島でアートに浸る
香川県の離島、直島や豊島は小さい島ながら、魅力的な美術館が複数存在しています。
直島にある地中美術館は、安藤忠雄設計の建物が特徴的な美術館。地下なのに自然光が入る明るい施設の中に、クロード・モネやジェームズ・タレルといった巨匠たちの作品が展示されています。
豊島では、アーティストであり建築家である内藤礼の作品を展示する豊島美術館が有名です。直島や豊島の美術館で芸術鑑賞、というのも思い出に残る旅行になりそうです。
地中美術館:http://benesse-artsite.jp/art/chichu.html
豊島美術館:http://benesse-artsite.jp/art/teshima-artmuseum.html
小豆島でやりたいこと
小豆島とは
小豆島とは、香川県で最大の面積をもつ離島。高松からフェリーで1時間ほどで行けるから、日帰りの旅にも向いています。
小豆島にも、魅力的な観光スポットがたくさん。潮が引いたときにだけ現れるエンジェルロードや美味しい醤油ソフトのあるマルキン醤油記念館など、小豆島に行くなら訪れたい場所、体験したいことをご紹介します。
寒霞渓でロープウェイから絶景を眺める
寒霞渓(かんかけい)は、日本三大渓谷美に選ばれた美しい渓谷。紅葉の名所としても知られ、秋にはロープウェイから谷中が真っ赤に染まる様子を眺めることができます。
住所:香川県小豆郡小豆島町神懸通168
公式HP:http://www.kankakei.co.jp/introduction.html
「エンジェルロード」を散歩する
引き潮のときにだけ現れる小豆島と隣の余島を結ぶ砂の道。「大切な人と手をつないで渡ると、願いが叶う」というロマンチックな言い伝えのある、カップルにオススメの観光スポットです。
住所:香川県小豆郡土庄町銀波浦
公式HP:http://shodoshima.or.jp/?p=319
「二十四の瞳映画村」で70年前にタイムスリップ
1954年に公開された映画『二十四の瞳』のロケ地が「二十四の瞳映画村」です。昔ながらの漁師の家や木造の小学校があり、訪れれば日本の高度成長期以前のどかな時代にタイムスリップしたかのような感覚に。
70年前の日本人のゆったりとした暮らしに触れてみたいという人は、ぜひ訪れてほしい場所です。
営業時間:9:00~17:00 (11月8:30~17:00)
住所:香川県小豆郡小豆島町田浦
公式HP:http://24hitomi.or.jp/
中山農村歌舞伎舞台で芝居を観る
中山農村歌舞伎は、約300年前からこの地方に伝わる伝統芸能。春日神社にある舞台で、毎年10月の第2日曜日に上演されています。
およそ150年前に建てられた茅葺屋根の舞台は、国の重要有形民俗文化財に指定されるほど貴重なもの。上演日に行けなくても、この舞台を見るだけでも価値があります。
住所:香川県小豆郡小豆島町中山1487
公式HP:http://shodoshima.or.jp/?p=328
小豆島大観音から、瀬戸内海の絶景を眺める
1994年にフランスで開かれた建築コンペ「 アーク ARC プラス + 国際作品コンテスト 」 で1位を獲得した、世界一美しいといわれる観音様。内部にはエレベーターがあり、展望室へ上がることができます。展望室の窓からは、瀬戸内海の絶景が!
住所:香川県小豆郡土庄町小馬越乙1
公式HP:http://www.shiawasemeguri-shodoshima.jp/daikannon/
千枚田(中山の棚田)で日本の田園風景に触れる
湯船山の山腹には、小さな田んぼがいくつも連なり、千枚田と呼ばれる見事な景観をつくりだしています。見ごろは、稲が青々と茂る初夏から盛夏にかけて。東京や大阪などの大都市にはない、日本の田園風景がここにはあります。
住所:香川県小豆郡小豆島町中山
マルキン醤油記念館で醤油ソフトを食べる
大正時代初期に建てられた工場を改装して誕生した記念館。醤油づくりにまつわる文書や、実際に醤油をつくるときに使われた大きな桶などが展示されています。
ここの名物は、醤油味のソフトクリーム。意外にも醤油の塩味とソフトクリームの甘みがマッチしていると好評です。
住所:香川県小豆郡小豆島町苗羽甲1850
公式HP:http://moritakk.com/know_enjoy/shoyukan/
高松市にも小豆島にも、ここでしかできない体験がたくさんあります。訪れる際は、この記事を参考に、記憶に残る思い出を作ってくださいね。