幻の和牛「短角牛」を味わおう!名産地・北海道の食事処を一挙に紹介
訪日旅行客にも大人気の和牛。実は北海道をはじめとする北日本で、幻の和牛「短角牛」が生産されています。霜降り肉とは異なった赤身の肉が、その最大の特徴。高タンパクでミネラルなどの栄養も豊富、健康にいい肉として注目されています。今回は短角牛の主要な生産地である北海道で、短角牛を扱う飲食店を紹介します。
そもそも短角牛とは何?
短角牛とは訪日旅行客にも人気のある和牛の一種です。和牛の中でも短角牛は特に種類が少なく、幻の和牛とも呼ばれています。短角牛に関して詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
短角牛を扱う北海道のオススメレストラン
ここでは短角牛のおいしい料理が味わえるところを紹介します。短角牛の肉質のよさを生かしたハンバーグなど、霜降りの和牛とは異なるおいしさが楽しめますよ。
1.竃円山 新千歳空港店
「竃円山(かまどまるやま)」は、北海道の空の玄関口、新千歳空港の国内線ターミナルにあるハンバーグレストランです。北海道産の短角牛にこだわり、炭火焼きハンバーグにして提供しています。
ハンバーグにはつなぎを使わず、少量の塩を入れるのみ。また炭火で焼くことで表面を香ばしく、中はとてもジューシーな仕上がり。肉本来のおいしさを存分に堪能できます。
ソースは複数の種類から選べ、1番人気は写真の「北海道江別(えべつ)産 辛味山わさび特製和風ソース」(税込1,728円)。最初はわさびの辛さを強く感じるものの、次第にマイルドになっていき、ハンバーグとの相性は抜群。絶妙な味わいです。
他には、ハンバーグとは鉄板の組み合わせとも言える「チーズソース」(税込1,728円)も人気があります。溶けたチーズに粉チーズも加えるダブルコンボで、チーズ好きにはたまりません。
新千歳空港は、特に札幌や支笏湖などへ旅行する際に利用する空港です。訪れる際は気軽に立ち寄ってみてください。
2.ホルモン銀牙
Picture courtesy of ホルモン銀牙
北海道随一の繁華街、「すすきの」にある人気焼肉店です。北海道産の肉を多数扱っており、もちろん短角牛もあります。
肉質のよさに加えて、味付け用のタレなどにもこだわり、丁寧に作られたタレが肉のおいしさを引き立てます。季節によっては、自家栽培した野菜も登場。短角牛はもちろん、新鮮な野菜などを食べたい人にもぴったりです。
3.びらとり和牛専門店 くろべこ
「びらとり和牛専門店 くろべこ」では、地元・平取町(びらとりちょう)産の素材を使用したステーキやハンバーグが味わえます。
Picture courtesy of びらとり和牛専門店 くろべこ
ステーキの焼き加減は自由に選べます。お店のオススメはレア。噛めば噛むほど肉汁が溢れ出てくるジューシーな味わいで、脂身の少ない赤身肉なのにまったく硬くありません。
札幌市内からは車で1時間半程度、新千歳空港からは1時間程度と中心地から離れているにもかかわらず、次から次へとお客さんが訪れる人気のレストランです。
商品は売り切れの場合もあるので、短角牛が食べたい方は事前にお店へ確認しましょう。
4.焼肉お食事処 なんだてい
Picture courtesy of 焼肉お食事処 なんだてい
富良野から車で約2時間30分、北海道郊外の足寄町(あしょろちょう)にあり、豊富なメニューが特徴の人気の焼肉店です。扱う牛肉は和牛にこだわり、足寄町産の短角牛も用意されています。厚みのある肉は食べ応え十分で、お腹が膨れること間違いなし。値段も3,000円程度と、比較的リーズナブルなのがありがたいです。
短角牛を使った日本で食べたい西洋料理も
訪日旅行客に人気のハンバーグや焼肉以外にも、短角牛を使った西洋料理も北海道には多くあります。
5.マガーリ
札幌市内中心部にある、オシャレで人気のイタリアンレストランです。
短角牛ステーキのおいしさには目を見張るものがあります。赤身肉の味わいを楽しめるレアな焼き加減で、厚みがあるのに柔らかい。素材のよさはもちろんのこと、絶妙な焼き加減に仕上げる料理人の腕前も素晴らしいです。
お店では基本的に1万円のコース料理のみの提供です。短角牛のメニューがある日については、事前にお店へご連絡ください。
住所
北海道札幌市 中央区大通西14丁目1-14 NEOビル1F
営業日・時間
12:00~14:00、18:00~
完全予約制
定休日
日曜日
WiFi環境
無
クレジットカードの有無と種類
JCB,American Express,Diners Club
アクセス
西15丁目駅
アクセス
西15丁目駅から徒歩3分
料金
【昼】6,000〜8,000円 【夜】10,000〜15,000円
電話番号
070-5288-8172
Webサイト
https://www.facebook.com/magari.sapporo/?rf=437201626421259
6.カプリカプリ
「マガーリ」と同じく、札幌市内中心部にあるイタリアンレストラン。落ち着いた雰囲気が特徴です。料理はコースとアラカルトが用意されており、仕入れ次第にはなるものの、短角牛を使ったものもあります。
提供される短角牛は、炭火で香ばしく焼かれたもの。適度な歯応えがあり、噛むたびに口の中に肉の旨味と香りが広がります。炭に加えて薪も併用しており、独特の香りも楽しめます。
7.ビストロカリーノ
Picture courtesy of ビストロカリーノ
北海道東部・十勝地方の帯広市にあるフレンチレストランです。ここでは地元・十勝産の食材を使ったお任せコース料理を提供(牛肉料理メインのコースで4,000円〜)。短角牛は仕入れ状況次第で出されるので、事前に確認しておきましょう。
短角牛のローストは、肉そのものの味わいが非常に濃い。たくさん食べても重くなく、もっと食べたくなるようなおいしさです。
8.コルツ
Picture courtesy of コルツ
北海道の人気観光地の1つ、函館市の中心部にある大人気で予約が取りにくい場合も珍しくないイタリアンレストランです。アクセスもよいので、函館観光のついでに是非立ち寄ってみてください。
ここでも北海道産の素材を多く使っています。短角牛は赤身好きにはたまらないおいしさで、脂身が少ないのに柔らかくてジューシー。シェフの丁寧な仕事ぶりが光ります。
9.日高オーベルジュ ナチュラルリゾート・ハイジア
Picture courtesy of 日高オーベルジュ ナチュラルリゾート・ハイジア
北海道南部の日高地方にある、リゾートホテル内のレストランです。海と山に囲まれた日高地方の食材をメインにした、フレンチとイタリアンが味わえます(要予約)。
Picture courtesy of 日高ナチュラルリゾートハイジア
基本的にコース料理のみ提供となっており、繰り出される料理はどれも素材のよさが最大限に引き出された絶品。短角牛を目当てに行く場合は事前にメニューを確認してから向かいましょう。おいしいのはもちろん、見た目にも美しくて素晴らしいです。
北海道観光と一緒に、希少な和牛・短角牛を味わおう!
北海道には、訪日観光客にも人気の観光地がたくさんあります。今回紹介した中でも、札幌や函館などの都市部にあるところは旅行プランに入れやすいでしょう。めったに食べられない幻の和牛、短角牛を食べることを是非旅行プランに入れてみてください。
Sponsored by 全国肉用牛振興基金協会