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手ぶらでできる皇居ラン!「アシックスラン東京丸の内」のオススメサービスとランスポット紹介
ランナーの憧れ、皇居の外周を走る皇居ラン。ウェアやシューズがレンタルできる便利なランステーション「アシックスラン東京丸の内」を利用すれば、手ぶらで訪れて皇居ランができます。本記事ではランステーションと有名なランニングコース、そこで見られる綺麗な景色をピックアップして紹介します。
皇居ランに行こう
ランニングを日課にしている人にとっては、海外旅行もまた、気分を変えて新しいコースを走れる絶好の機会。東京都内で人気のランニングコースと言えば、皇居外周路があります。海外からの訪日観光客だけでなく、日本人ランナーたちも一度は走ってみたいと憧れるコースです。
今回、ランナーの聖地と名高いランニングコースを走ってきましたので、本記事で紹介します。
皇居ランの人気の理由
皇居ランの人気のポイントは、都心の景色を見ながら走れることです。一方を見れば、石垣や内濠、木造の橋、そして穏やかな自然に囲まれた皇居が、もう一方には近代的な大都会を象徴するような高層ビル群があります。道一本で隔てられた2つの景色の中を走っていると、退屈を感じません。
アクセスのよさ
コースの周囲に駅があるので、特定の位置からスタートするために遠くまで行かされる……ということもありません。最寄りの駅からコースが近く、すぐに走り出せます。走っている途中で面白い建物をいくつも見つけたので、後ほど紹介していきますね。
一周の距離が5キロメートル
走るのにちょうどよい距離。道も綺麗に舗装されており、途中に信号がないのでペースを崩さずに走れます。3ヶ所ほどにちょっとした坂があり、程よいアップダウンがランニング中の気分転換になります。
皇居ランのマナー
1. 反時計回りに走ること。皇居に対して左回りで走りましょう。
2. 道の左側を走ること。走るペースが速い人が追い越せるよう、道を空けて走りましょう。
3. 道幅の狭いところでは一列に並んで走ること。ほかの人の邪魔になるので、2人以上で道を塞がないようにしましょう。
皇居外周路は公共の歩道であり、ランニング専用のコースではありません。速く走ることよりもゆとりのあるジョギング程度のペースを心掛けて、歩行者を優先してください。コースの狭いところでは、安全のためにスピードを少し緩めて走りましょう。
風景を楽しみながらコースを走ろう
今回私たちがスタート地点に選んだのは、東京駅正面にある大手門の近くです。真っ直ぐに伸びた広い道路の先に佇む、近代的な建物に囲まれた赤レンガの駅舎。なんとも美しい光景です。
視線を足元に移すと、花のプレートがコースに沿って設置されています。これは北の北海道から南の沖縄まで、全国47都道府県の県花を並べた「花の輪」です。
写真は福島県の県花、ツツジ科のネモトシャクナゲ。英語の案内文はありませんが、見ているだけでも十分に楽しめます。もしかしたら知っている花も見つかるかもしれませんよ。
コース上には、お堀にかかる橋がいくつもあり、デザインがすべて異なります。ここから見えているのは、皇居東御苑入口である、大手門に繋がる橋。
園内には江戸城跡や、皇室所有の貴重な美術品などが展示されている三の丸尚蔵館があり、無料で入場できます。
コースの至る所にお手洗いや木陰で休憩できる小さい公園があります。もし疲れても、素敵な景色を眺めながら休憩すれば、また走る活力が湧いてきます。
東京国立近代美術館 工芸館。西洋風に見えますが、日本人技術者によって設計された建物です。1972年に、エントランス及び階段ホールが重要文化財に指定されました。
美術館、工芸館は北の丸公園内にあります。木陰が広がって心地よく、立ち寄って休憩するのにぴったりです。ここにある日本武道館は、1964年の東京オリンピックで柔道の競技会場として使用されました。今では数多くの有名アーティストのコンサート会場にもなっています。
千鳥ヶ淵付近のお堀は、桜の名所として人気のスポットのひとつです。ここが見えたら、コースの半分を走ってきたということ。
千鳥ヶ淵を少し過ぎると、右側に国会議事堂が見えてきます。花崗岩(かこうがん)を外装に堂々とした佇まいで、近代的な鉄骨ビル群の中で一際存在感を放っています。屋内は入場無料で見学できます(本会議開会中を除く)。
しばらく走って左に曲がり、桜田門に繋がる橋を渡りましょう。門を抜けた先に、人気の撮影ポイントの皇居正門にかかる石造りの橋が見えてきます。もう一方の皇居の中にある橋は、二重橋です。橋の後方に見えているのは伏見櫓、現存する江戸城跡のひとつです。
ここまで来たら、皇居周りを一周走破です。
オススメの時間帯
早朝~午前中が皇居ランにオススメの時間帯です。この時間はあまり人も多くなく、出勤前に走る人たちと一緒に走れます。
昼ごろ~午後になると、通行人や皇居の観光に来た人たちの往来が激しくなるので、あまりオススメできません。
夕方~夜は、仕事終わりに走りに来た人たちが多くなり、少し混みあうかもしれませんが、オフィスビルの綺麗な夜景を見ながら走ることができます。
オススメの季節は、やはり桜が咲いているころです。毎年3月下旬~4月上旬ごろには、桜を見ながら華やかな賑わいの中を走れます。
ただし、お花見に来る人たちで道が大変混み合うので、注意が必要です。走るのは早朝がよいでしょう。晩冬~早春の朝はまだ冷え込むので、服を多めに着込みましょう。風冷えを防げるジャケットを重ね着するのもよいですよ。
皇居ラン好きランナー御用達のランステーション「アシックスラン東京丸の内」
皇居ランニングをしたいけれど、ウェアやシューズで荷物が多くなるのが気がかり……という方にオススメしたいのが、アシックスの直営店「アシックスラン東京丸の内」です。
ランナー向けにウェアやシューズのレンタルがあり、ロッカールームやシャワーも完備されているランステーション併設の総合型ストアで、朝6:30から利用できます。手ぶらで来れるだけでなく、走った後でそのまま遊びに行けるようシャワーや化粧直しもできます。
ストアで買ったアシックスのシューズを、その場で履いて街に繰り出すことだってできますよ。
アシックスラン東京丸の内のサービスを利用する手順を追っていきましょう。
まずは会員登録
初めて来店した方は、カウンターにいるスタッフに声をかけ、会員登録手続きを行ってください(英語の申込書もあります)。初回のみ、会員登録費550円が発生します。
施設の1回ごとの利用料は税込880円で、ロッカールームとシャワールームが使えます。
手ぶらで来ても大丈夫!ウェアとシューズをレンタル
アシックスラン東京丸の内には、ウェアやシューズを持ち歩きたくないという方に便利なレンタルサービスもあります。ウェア、タオル、ランニングシューズがそれぞれ税込220円でレンタル可能です。
さまざまなモデルのシューズがレンタルできます。今回は最新モデル、かっこいい真紅のGLIDERIDEを履かせてもらいます。
レンタルしたものは、Tシャツ、ジャケット、レギンス、パンツ、そしてシューズ。費用は5点合わせて税込1,100円でした。
カウンターで精算を済ませたら、着替えに行きましょう。広々としていて清潔なロッカールームには、66個ものロッカーがあるので混雑を気にせず使えます(女性用は54個)。ロッカーの中は下に靴を置けるスペースが、上にはリュックも置ける広いスペースがあり、使い心地は快適です。
着替えたら、走る準備をしましょう。
皇居前へ移動、ランニング開始!
店舗を出て左に曲がり、道を渡って5分ほど歩くと、皇居前に到着します。
走っている人たちの姿がちらほらと見えてきました。私たちもここからスタートします。
走った後は戻ってシャワーを浴びよう
走った後は、シャワーを浴びてさっぱりしましょう。ロッカールーム奥にあるシャワールームは6室。ウェアとタオルは、シャワールームの前にあるカゴに入れておけますよ。ボディソープとシャンプーも完備されています。
パウダールームにはドライヤーや綿棒、化粧水などのアメニティも充実しています。
レンタルしたウェアは、出口前のボックスに入れて返却してください。左側がタオル、右側がウェア用の返却ボックスです。シューズはロッカーの鍵と一緒に、カウンターにいるスタッフに返却しましょう。
ストアでアシックスのグッズも買える
実際にシューズを履いて走ってみて、気に入ったものがあればストアで購入もできます。GEL-KAYANO や GEL-NIMBUSのような人気モデルやMETARIDE や GLIDERIDEなどの最新モデルまで、さまざまなモデルが揃っていますよ。
もし、どのモデルにすべきかシューズ選びに迷ったら、スタッフに声をかけてASICS FOOT IDを試してみましょう。足型をスキャンして、あなたに適したシューズを導き出してくれます。
ランニングウェアやシューズのほかにも、運動や外出時にも使えるTシャツ、バッグなどのライフスタイルグッズが揃っています。
■ アシックスラン東京丸の内
住所 :東京都千代田区丸の内2-5-2 三菱ビルB1F Map
ランステーション営業時間:
平日 6:30~22:00(最終入店 21:00)
土日祝日 7:30~20:00(最終入店 19:00)
ストア営業時間 :
平日 11:00~21:00
土日祝日 9:00~20:00
アクセス :
-東京メトロ丸の内線「東京駅」M3出口 すぐ
-京メトロ千代田線「二重橋前駅」5a出口より徒歩2分
店舗の周辺を観光しよう
アシックスラン東京丸の内から少し行くと東京駅です。駅周辺にはショッピングモールのKITTE、おいしそうなレストランが軒を連ねる八重洲地下街やラーメンストリートなど、たくさんのお店があります。銀座も徒歩で行くことができます。駅には何本もの路線が通っているので、電車で別の場所に移動するのも便利。
特別な準備はせず、走った後はそのままどこかに遊びに行きたい。気軽に皇居ランを楽しみたい方には、ぜひアシックスラン東京丸の内を利用してみてくださいね。
Pictures courtesy of ASICS Corporation
Sponsored by ASICS Corporation