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春の日本観光の目玉といえば、なんといってもお花見です。辺り一面がピンク色に染まる桜のシーズンは、日本でもっとも美しい時期です。本記事では一般に知られている桜のシーズンよりもひと足早い、2月半ば~3月半ばに楽しめる、東京の河津桜のスポットをご紹介します。
春の日本観光の目玉といえば、なんといってもお花見。あたり一面がピンク色に染まる桜のシーズンは、日本でもっとも美しい時期です。
花見体験は、3月下旬から4月に日本を訪れた人しか体験できないと思っていませんか? まだあまり知られていないかもしれませんが、桜の品種によってはもう少し早い時期から咲くものもあるのです。
本記事では、2月半ば~3月半ばに日本を訪れる方が楽しめる早咲きの桜の品種と、東京都内のお花見スポットをご紹介します。
桜にはたくさんの品種があります。いわゆるお花見のシーズンである3月下旬から4月初旬にかけて咲く桜として有名なのがソメイヨシノです。名前を聞いたことがある方も多いでしょう。
でも、実は2月から3月にかけて咲く桜もあり、なかでも有名なのが河津桜(かわづざくら)です。
河津桜は、静岡県の河津町で発見されたことからその名が付いた早咲きの桜です。静岡県の河津町、南伊豆町などが河津桜の名所として有名で、2月初旬から3月初旬にかけて桜祭りが行われます。
その河津桜を、東京都内でも見られる場所があります。場所や天候にもよりますが、都内のスポットの場合は河津町や南伊豆町よりも開花が少し遅いので、2月半ば~3月半ばの1カ月ほど、河津桜のお花見を楽しめますよ!
東京のシンボルであるスカイツリーを背景に、河津桜を楽しめるのがこちらのスポット。旧中川と呼ばれる小さな川に沿った遊歩道に、30本ほどの河津桜とオオカンザクラが植えられています。
桜の本数は多くはありませんが、川沿いを歩きながらのんびりとお花見を楽しむことができます。川にかかった鉄橋の上を列車が通るので、列車好きの方にもオススメしたいスポットです。
最寄り駅はJR総武線「平井駅」、または東武亀戸線「亀戸水神駅」。どちらの駅からも徒歩10~15分ほどです。平井駅はJR「東京駅」からは乗り換え1回で20分ほど、「新宿駅」からは乗り換えなしで30分ほどでたどり着くことができます。
Picture courtesy of PRtimes
「ホテル椿山荘東京」では、2025年2月7日~4月13日の期間限定で、日本庭園のライトアップイベント「夜桜雲海」を開催。約20種類・100本の桜が織りなす夜桜と「東京雲海」の幻想的な光景が楽しめます。さらに、新登場の「天空の三重塔(パゴダ)」で雲上の桜景色も体感可能。
また、3月から桜をテーマにしたモンブランやパリブレストなど可愛らしいテイクアウトスイーツも登場。3月30日には空中庭園で「雲の中のヨガ」も実施。この春、特別な体験をお楽しみください。
「東京駅」の近くにあるお花見スポットを探している方には、「木場公園」の大横川沿いがオススメ。こちらも川沿いの静かな遊歩道に沿って河津桜が並んでいます。静かな場所なので、運が良ければ桜の蜜を探すメジロ(※1)の姿を見ることができるかもしれません。
木場公園の最寄りの「木場駅」までは、JR「東京駅」の丸の内地下北口近くにある「大手町駅」から地下鉄東西線に乗り、乗り換えなしで7分で到着。
木場公園の近くには、「東京都現代美術館」や、下町文化を感じられる門前仲町、カフェがたくさんある清澄白河などの観光スポットもあるので、お花見と合わせて楽しめます。
※1:メジロ……スズメよりも小さな緑がかった羽をもつ鳥のこと。東アジアから東南アジアに生息する。
この記事を参考に、ひと足早くお花見を楽しめるスポットへ足を運んでみては?
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MATCHA編集者。