日本酒飲み放題あり！江戸前寿司「羽田市場 GINZA SEVEN」

銀座で寿司を堪能しよう！

昼間ショッピングを楽しむ人々、夜ナイトライフを満喫する人々で賑わう銀座は、都内でも有数のグルメスポットでもあります。

この記事では、鮮魚を使った江戸前寿司や、日本酒の飲み放題サービスを提供する銀座で話題の店「羽田市場 GINZA SEVEN」(以下、ギンザセブン)を紹介します。

江戸前寿司とは

江戸前寿司は、江戸時代に現在の東京(旧称：江戸)で生まれたとされる寿司です。当時、江戸では街が大きくなるにつれて人口が増え、手軽に食べられるものの需要が増えていました。

そこで、すぐに提供できて、すぐに食べられるファストフード・寿司が生まれたわけです。魚介類は和食で重要な素材でしたが、冷蔵技術が発達していなかった時代に鮮度を保つことは困難なこと。酢と醬油を用いることで魚介類の鮮度を保てるようになったのも寿司誕生の一因です。

現在の寿司とは違い、江戸前寿司には色の濃い「赤酢」が使われていました。ギンザセブンは昔ながらの赤酢を使っているため、ほかの店で食べる寿司とは見た目も味も違いますよ。

寿司コースとしゃぶしゃぶコース

ギンザセブンの食事は、寿司としゃぶしゃぶの2つのコースから選べます。どちらも和食にぴったりの日本酒飲み放題サービスつき。

しゃぶしゃぶは日本の代表的な料理で、薄く切った肉や魚を煮立っただし汁にくぐらせ、付け合わせの野菜と一緒に食べるものです。ギンザセブンのしゃぶしゃぶでは、亀の甲羅がお皿として使われています。これもまたなかなか見られない光景です。

一方、寿司コースは、小皿料理が数品とメインディッシュである寿司が提供されます。

寿司は、魚の種類は親方(シェフ)が選ぶ、おまかせと呼ばれるスタイルのため、食べたことがない魚を試すよい機会です。魚の好みやアレルギーのある方は事前に伝えておきましょう。

親方お任せコース：飲み放題つき 10,000円(税込)

新鮮な魚介類に舌鼓

同店は、大規模漁法で獲った魚を仕入れない方針をとっています。漁網を用いて大量に魚を獲る漁法では、魚同士がぶつかって傷つくことがあり、魚の質が落ちて鮮度に影響するのです。

店では、釣り竿などを用いた漁法で捕らえた魚介類を仕入れ、品質が落ちないよう管理しています。このため、新鮮でおいしい魚を使った寿司がいただけるのです。

寿司コース――盛り付けの妙とおいしさ

店では、魚フライのサンドウィッチや、クリームソースをかけた白身魚といった、凝った料理もいただけます。

専門の調理師でないと料理できない食材・フグ料理も提供。独特の味があるので、一度試してはいかがでしょうか。安全に調理されていますが、心配な人はフグ抜きをオーダーすることもできます。

カウンター席に座ると、メインディッシュの寿司が一貫ずつ出てきます。親方は英語も話す気さくな方。料理についての質問にも答えてくれますよ。

親方がちょうどよい量の醤油をつけてくれるので、出された寿司に自分で醬油をつける必要はありません。

店では、江戸時代の人々がしていたように、寿司を手で食べるようにすすめています。お手拭きも用意されているので、手が汚れても綺麗にできます。

グループで来店してテーブル席に座ると、人数分の寿司が大皿に美しく盛り付けられて運ばれてきます。親方が魚の種類や産地を説明してくれますよ。

寿司はとろけるような柔らかさ。ちょうどよい酢と醬油の塩加減で絶品です。赤酢を混ぜた米は茶色がかった色合いで、味も甘めで一般的な鮨飯よりは粘り気も控えめでした。

日本酒が飲み放題

ギンザセブンの特徴のひとつは、しゃぶしゃぶと寿司のどちらのコースにも日本酒の飲み放題サービスが付いていることです。

日本全国から選りすぐった日本酒は、お客さんが注文するたび、瓶から小さなデキャンタに注がれて提供されます。辛口から果実風味の日本酒までいろいろな銘柄が用意されているので、お気に入りの味に出会えそうです。

自分でメニューから選んでも、スタッフにオススメを聞いてもいいですよ。

スパークリング日本酒にできる銘柄もあります。2020年の東京オリンピックのために「日本らしい味のするシャンパン」として開発された、新しい発泡酒です。

注文後、日本酒に特殊な装置で炭酸ガスが加えて作られます。

MATCHA編集部のオススメの銘柄が「海風土(シーフード)」です。スパークリング日本酒としていただきましたが、爽やかな味でした。

スパークリング日本酒には、甘みがあってアルコール度数の低い日本酒が適しているそうです。とても飲みやすいのでぜひお試しください。

ギンザセブンで食べて飲んで楽しもう

銀座で寿司と日本酒を楽しむのにギンザセブンはうってつけの店です。英語の堪能な親方のホスピタリティも嬉しいですね。

羽田市場 GINZA SEVEN

〒104-0061 東京都中央区銀座７丁目１４−１５ 杉山ビル B1

In cooperation with 羽田市場 GINZA SEVEN
※本記事は英語版の記事を翻訳・再編集したものです。