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海を走るバス「スカイダック」で横浜観光のいいとこどり!
横浜・みなとみらい地区には、観光スポットがたくさん。水陸両用バス・スカイダックに乗れば、赤レンガ倉庫やランドマークタワーを、陸と海の両方から観賞できます! スカイダックの特徴を紹介します。
水陸両用バス・スカイダック
スカイダックは、東京のお台場や横浜のみなとみらいを運行する水陸両方の観光バスです。乗り換えなしでドライブとクルージングの両方ができるため、「一度にたくさんの観光地をまわれる!」と観光客に評判です。
今回、筆者は横浜・みなとみらいを運行する「スカイダック横浜」に乗車。実際に体験したスカイダックの特色とオススメのポイントを紹介します。
ポイント①:横浜の陸と海どちらも楽しめる!
Photo by Pixta
スカイダック横浜には、みなとみらいや馬車道といった横浜の観光地を昼に周遊する「みなとハイカラコース」と、同じコースで夜景も楽しめる「トワイライトクルーズ」の2種類があります。どちらも料金は大人3,500円、子ども1,700円(すべて税込)です。
筆者が乗車したのは昼の「みなとハイカラコース」で、「横浜ランドマークタワー」のそばの「日本丸メモリアルパーク」付近が出発地点です。
Picture courtesy of 日の丸自動車興業
乗車後、スカイダックは最初の10分間バスとして道路を走ります。座席は車高3.8メートル。
乗客は普通の車よりも高い位置から「神奈川県庁」、「赤レンガ倉庫」「横浜コスモワールド」といった有名な観光スポットを眺められます。
Picture courtesy of 日の丸自動車興業
ドライブが終わると、バスはそのまま海へと入っていき観光船に早変わり!
今度は海上から赤レンガ倉庫や「大さん橋」、「横浜ランドマークタワー」など定番の観光スポットまわることができます。陸からは見えない建物や橋の裏側を間近で楽しめるのもポイント。海での観光は約50分間です。
横浜には周遊バスと観光船の両方があります。バスと船どちらにするか悩んでいる方には、両方を一度に体験できるスカイダックをオススメします!
ポイント②:迫力満点!海に飛び込むスプラッシュタイム
Picture courtesy of 日の丸自動車興業
観光中、乗客たちがもっとも盛り上がるのは、スカイダックが海に入るスプラッシュタイムです。
陸をドライブしたあと、ガイドスタッフの掛け声でスカイダックは海へダイブ! 水しぶきが窓の近くまで上がり、子どもだけでなく大人からも大歓声が上がります!
Photo by Pixta
スプラッシュタイムは一瞬で終わってしまうため、写真よりも動画で撮影するとよいでしょう。
スカイダックの窓にはガラスがはめられておらず外の風が直接吹き込みます。海水がかかることは滅多にありませんが、とくに前の席にいる方は風向きによって濡れてしまうこともあるので注意してください。
ポイント③:地元住民も初耳!横浜のディープなガイド
スカイダックでは、ガイドスタッフが地元の方も知らないような横浜の観光情報をたくさん紹介してくれます。ガイドは日本語なので、日本語のわかる友人と一緒に行くと安心です。
たとえば筆者が乗車した日にガイドスタッフが紹介してくれたのは、横浜の歴史的な建造物である神奈川県庁と横浜税関、横浜市開港記念館にまつわるストーリー。
横浜3塔の1つ横浜市開港記念館 Photo by Pixta
これらの建物は「横浜三塔」と総称されます。かつて、横浜港を出航する船の船員たちは三つの塔を見て、無事に横浜に戻ってこられるように祈っていたそうです。このことから三塔を同時に見ると願いが叶うといわれているのだそう!
スカイダックには、約15人(2019年8月時点)のガイドスタッフが所属していて、それぞれが考えたオリジナルのガイドをしてくれます。季節やイベントにあわせた情報も紹介してくれるので何度乗っても楽しめます。
オススメの時間:10:00の便に乗って横浜観光を楽しもう
「みなとハイカラコース」は10:00〜16:00の間に3、4本、「トワイライトコース」は17:00以降に1本運行しています。日によって運行時間が異なるため、詳しくは公式HP(日本語)でチェックしてください。
筆者のオススメの出発時間は、もっとも早い10:00代の便です。夏でも午前中であれば日差しも強くなく、快適に観光できます。
また、スカイダックで周遊して気になるスポットを見つけたら、下車後そのスポットへ行ってゆっくりと観光を楽しめます。時間を有効に使いたい方にも10:00の便はオススメです。
スカイダックの予約&購入方法
最後に、スカイダックのチケットの購入方法を紹介します。当日購入と事前に公式HPから予約する方法の2つがあります。
当日チケットカウンターで購入する場合
チケットはスカイダックの出発地点の近くにあるチケットカウンターで購入できます。
チケットカウンターの最寄り駅はJR桜木町駅です。桜木町駅の南改札の東口へ行き、観覧車やランドマークタワーが見える方向へ進みます。するとクジラの尾ひれが描かれた建物が見えてきます。ここがチケットカウンターです。
建物のなかには待合場所が併設されたカウンターがあり、そこでチケットを購入します。海外出身のスタッフもいて、日によっては英語で対応してもらうこともできます。
希望者には英語で書かれた周遊コースのマップがもらえます! チケットカウンターの目の前が乗車位置です。チケット購入後は近くで出発を待ちましょう。
事前に公式HPから予約する場合
土日や祝日、みなとみらいでイベントが実施されている日は、スカイダックが満席になることもあります。当日申込では希望の時間に乗れないこともあるので、乗車の日時が決まっている方は公式HPの予約ページで予約するとよいでしょう。
予約ページは日本語のみ対応しているので、日本語のわかる友人に依頼するか、google翻訳を活用してください。
利用当日、乗車時間の10分前に前述のチケットカウンターで受付を行う必要があります。受付をしなければ乗車できないのでご注意ください。
スカイダックで横浜を楽しもう!
Photo by Pixta
バスと船の両方の楽しみ方ができるのはスカイダックならではです。横浜ではぜひ水陸両用バス・スカイダックに乗車して観光を楽しんでください。
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1994年生まれの横浜市在住。クーポンサイト運営兼ライター。日本酒とひとり旅、割引が大好き。 ひとりでもお得に楽しめる日本の魅力をもとめて日々探索中。