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港町・横浜を5,000円以内で巡ろう!東京・鎌倉・箱根周遊の宿泊先にも
東京近くの人気観光地、横浜。絶景スポットのみなとみらいや人気ラーメン店が集まる横浜ハンマーヘッド、雑貨ショッピングが楽しめる横浜赤レンガ倉庫など、魅力的な場所が目白押しです。5,000円以内で1日楽しむことができるほか、東京や鎌倉、箱根観光時の宿泊拠点に使うこともできますよ!
東京や鎌倉、箱根に近い美しい港町、横浜
Picture courtesy of Yokohama Visitors Guide
日本第二の人口を誇る大都市でありながら緑があふれ、海や船、港が織りなす美しい景観が魅力の横浜。
この港町には、人気スイーツ店やショッピングストリート、写真映えする建築、夜景を彩る観覧車など、オシャレなスポットがたくさんあります。美しい自然が味わえる箱根や鎌倉にも近く、一緒に周遊すると、日本のさまざまな魅力を堪能できます。
「でも、横浜には高級な店が多くて、お金がたくさんかかるんじゃないの?」そう心配になる方もいるかもしれません。でも大丈夫! 予算が5,000円以下でも、1日たっぷり遊べますよ。
記事後半では、アクセスが便利なホテルも紹介します。実際、横浜は東京、鎌倉や箱根へ近くて周遊に便利な上、東京よりホテルの平均価格が低く、混雑していない場合も多い穴場の宿泊スポットなのです。
9:00 1日フリーパスでお得!渋谷から出発しよう
横浜へのアクセスは充実しており、東京からさまざまなアクセス方法がありますが、もっとも便利で安いのは東急東横線です。
渋谷から乗り換えなしで横浜駅に行くことができ、横浜の主要観光スポットが集まるみなとみらい線にも乗り入れています。
東急線では、渋谷・横浜間の往復と、みなとみらい線を何度でも乗り降りできる1日フリーパス「みなとみらいパス」を販売しています。渋谷からでは、870円です。
このパスを買ったら、渋谷からみなとみらい線に直通している「元町・中華街」行きに乗りましょう。最初の目的地であるみなとみらい駅には、35分で到着しますよ。
9:40 絶景が続くみなとみらい
みなとみらいは、新たな横浜の中心地として再開発された地区です。みなとみらい駅を一歩出ると、さまざまな商業施設やオフィスビル、ホテルなどが目に飛び込んできます。
まずは海岸沿いへ歩いて、カップヌードルミュージアム 横浜を目指しましょう。
横浜は、日本のデートスポットとして人気のロマンティックな町。これまで多くの映画やドラマの舞台にもなりました。
青空と町並みを眺めながら散歩していると、爽快な気分になってくるでしょう。観覧車の辺りを通るときは、思い出に写真を撮ることもお忘れなく。
10:10 学びと体験が楽しめるカップヌードルミュージアム 横浜
国際橋を渡って、さらに少し進むと、十字路に突き当たります。ここからカップヌードルミュージアム 横浜のレンガ色の建物が見えます。
カップヌードルミュージアム 横浜は、子どもにも大人にも大人気のスポット。世界的に有名な日本の発明であるカップヌードルの歴史や、その生みの親である日清食品株式会社の創設者、安藤百福(あんどう・ももふく)に関する資料が展示されています。
チキンラーメン作りの体験ができる「チキンラーメンファクトリー」(事前予約制)や、アスレチック施設「カップヌードルパーク」なども楽しめます。
世界に1つのオリジナルカップヌードルをつくってみよう!
カップヌードルミュージアムの中でもオススメは、自分だけのオリジナルカップヌードルを作れる「マイカップヌードルファクトリー」です。入館チケットの購入カウンターで、ワークショップに参加できる時間を確認し、指定の場所で整理券を取得します(整理券は先着順)。
「マイカップヌードルファクトリー」のワークショップの所要時間は約45分ですが、とても人気なので、日本の連休に訪れる場合、早めの来館をオススメします。
※整理券の配布場所は日によって変わるので、当日1Fチケットカウンターでスタッフにご確認ください。
整理券に記載された時間になったら、3Fの会場へ移動しましょう。ここでまず、400円(2020年3月末まで300円)のカップヌードルの容器を購入し、下に日付を書きましょう。制作日から1カ月間が賞味期限です。
日付を書き終えたら、自分の好みの絵を描きましょう。それからカウンターへ行って、麺とスープの素、具材を入れます。スープは4種類の中から1つ、具材は12種類の中から4つ選べ、味の組み合わせは合計5,460通りもあります。
蓋を閉めたら、世界に1つだけのオリジナルカップヌードルの完成です!
12:30 横浜ハンマーヘッドで最高のラーメンを堪能
カップヌードルを作っていたら、実際においしいラーメンを食べたくなりますよね。カップヌードルミュージアム 横浜から海岸沿いを5分ほど歩くと、横浜ハンマーヘッドに着きます。
横浜ハンマーヘッドは、商業施設と客船ターミナル、ホテルが一体となった複合施設。神奈川県あるいは横浜の有名な飲食店やスイーツショップが目白押しです。
最高のラーメンが集まる「JAPAN RAMEN FOOD HALL」
横浜ハンマーヘッド1Fの「JAPAN RAMEN FOOD HALL」は、日本全国から5つの有名ラーメン店が集まったフードコート。醤油や味噌、豚骨など、さまざまなラーメンが楽しめます。
注文はセルフ方式なので、自動販売機で食券を購入し、店員に渡しましょう。呼び出しベルが鳴ったら、カウンターでラーメンを受け取ります。
筆者は今回、名店「ちばき屋」の店主、千葉憲二さんがプロデュースした新店「K's collection」で、横浜ご当地ラーメンにさらなる魅力を加えた「辛味噌サンマー麺玉子のせ」(税込1,200円)を食べました。
炒めた野菜ととろみがあるソースが麺に上に掛かっており、深い味わいが楽しめます。
14:10 クラシックな横浜赤レンガ倉庫でユニークなおみやげを購入
続いてショッピングと、横浜ならではの美しい建物の写真撮影が楽しめる横浜赤レンガ倉庫に行きましょう!
横浜ハンマーヘッドから約5分ほど歩くと、横浜赤レンガ倉庫が見えます。ここはかつて倉庫でしたが、現在はおしゃれでユニークな雑貨がそろう商業施設にリノベーションされました。
真ん中の広場では、年中、さまざまなイベントが開催されています。
クリエイティブな雑貨がそろう「日本百貨店あかれんが」
横浜赤レンガ倉庫でまずオススメしたいのは「日本百貨店あかれんが」。日本各地から、ユニークなデザイン・アイデアが光るお菓子や和柄の香りティッシュ、アクセサリー、飾りなどがそろっています。
かわいい雑貨が並ぶ「暮-KURASHI-」
「暮-KURASHI-」では、家を飾る調度品や箸置き、鞄、ハンカチといった日常で使えるかわいい雑貨が販売されています。
横浜みやげにぴったりの「Souvenir Gallery YOKOHAMA」
「Souvenir Gallery YOKOHAMA」では、横浜らしさが感じられる布鞄やマグカップ、キーチェーン、タオルを取り扱っており、横浜みやげにもぴったりです。
16:00 地元の有名店が立ち並ぶ横浜元町ショッピングストリート
横浜赤レンガ倉庫から約10分ほど歩くと、日本大通り駅に着きます。フリーパスを使って、次は元町・中華街駅に向かいましょう。
ここにはアジア最大級のチャイナタウンのほか、地元で人気の横浜元町ショッピングストリートがあります。今回は、この通りにある日本女子に話題のカフェへ行ってみましょう!
元町・中華街駅の5番出口(元町口)を出て左に曲がると、鳥の形をした門が見えます。ここから横浜元町ショッピングストリートが約700メートルにわたって続きます。
この通りは150年の歴史があり、ハンドバックショップ「キタムラ」や、多くの店舗を展開するベーカリー「ポンパドール」の第1号店といった有名店のほか、日本で初めて食パンを販売したといわれる「ウチキパン」といったユニークな店が軒を連ねています。
話題のプリンを食べに「しょうゆきゃふぇ」へ
おいしくて見栄えもするグルメが大好きな日本人。日本で町歩きをするときは、そんな日本人に流行りのカフェへ寄ってみるのがオススメです。
横浜元町ショッピングストリートで話題のカフェ「しょうゆきゃふぇ」は、「生プリン」(1個850円)が特に人気です。使用する食材1つ1つの魅力を最大限引き出しており、神奈川県の銘菓コンクールで最優秀賞も受賞しています。
「生プリン」は、卵黄を上にのせています。日本人には生卵を食べる文化がありますが、慣れない方には、食感の楽しめるキャラメルソースと半熟卵をトッピングできるメニューもあります。
このほか、「しょうゆきゃふぇ」では、季節のフルーツを添えたプリンなども楽しめます。
17:30 横浜中華街で食べ歩き
せっかく横浜に来たら、アジア最大規模級の中華街も見逃せませんよ。中華街は、横浜元町ショッピングストリートから十字路を1つ渡ってすぐです。
中華街には、中華風の雑貨や調味料を販売する店が軒を連ねています。もちろん、中華レストランもたくさん! 食べ歩きしてもよし、ゆったりできるディナーの店を探してもよいでしょう。
夜になるにつれ、店の明かりや道路の提灯が灯りはじめ、中華街らしい雰囲気が醸し出されていきます。
18:30 ロマンティックな夜景を楽しむ
1日の横浜観光を締めくくるのは、やはりロマンティックな夜景です。
オススメのスポットは、実は日中にも散策した場所です。フリーパスを使って、まずみなとみらい駅まで戻りましょう。
駅を出ると、観覧車がカラフルな光を放つのが目に入ります。この辺りを歩くだけでも、夜の魅力を十分楽しめます。
余力があれば、馬車道駅で降りてもよいでしょう。横浜赤レンガ倉庫や観覧車の横を歩きながら、みなとみらい駅までの夜景を楽しむことができます。
なお、馬車道の近くには、昔の鉄道のレール上を歩ける「汽車道」があるほか、海沿いに停泊している帆船「日本丸」を見ることもできます。
今回、1日たっぷり遊んで、かかった費用は3,540円(ショッピング分は含まず)でした。夕食をとる場合、1人当たり1,000~2,500円程度の追加をみればよいでしょう。
横浜のオススメ宿泊スポット!1泊して鎌倉や箱根に行ってみよう
Picture courtesy of Yokohama Visitors Guide
今回は、横浜で最近人気のスポットを紹介しましたが、これはほんの一部にすぎません。
1泊して、360℃のパノラマが魅力の横浜ランドマークタワーや山下公園、横浜港大さん橋国際客船ターミナル(大さん橋)といったほかのスポットも楽しんでみてはいかがでしょうか。
あるいは横浜で1泊後、素敵なスポットが多くある鎌倉や箱根へ行ってもよいし、東京に行ってもよいでしょう。
横浜には、周遊に便利な宿泊先が多くあります。みなとみらいの近くでは、横浜ランドマークタワー最上階にある「横浜ロイヤルパークホテル」、夜景が魅力の「ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル」などが人気です。
馬車道駅から徒歩4分にも、和洋の魅力が溶け合った極上の空間でくつろげる「PROSTYLE旅館 横濱馬車道」があります。
このほか、格安の宿泊スポットをお探しでしたら、少し歩いた先に「ゲストハウスFUTARENO」などもありますよ。
東京からすぐ行けるロマンティックな町、横浜をぜひ楽しんでくださいね!
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Written by Kogetsu
Sponsored by Yokohama Convention & Visitors Bureau
Main image courtesy of Yokohama Visitors Guide