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7つの神社やお寺をめぐり、それぞれの福運を受けられると言われている七福神めぐり。阪神電車の大阪梅田駅から7分。阪神尼崎駅から7つの社寺すべて歩いて周ることができますので、気軽なお出かけ先としておすすめです。
2時間
七福神めぐりができる場所はいくつもありますが、尼崎は駅周辺に7つの社寺が集まっているので、気軽に歩いてまわれるコンパクトさが魅力です。
今回は大阪梅田駅から阪神電車で尼崎へ向かいます。
阪神電鉄「尼崎駅」のすぐ前にある観光案内所。七福神めぐりの朱印用色紙を販売しています。また、その他の市内の観光スポットやイベント情報もこちらで。尼崎のお土産物も多数取り揃えています。
七福神めぐりの寺社にはそれぞれ朱印台があり、各自で押していくスタイルとなっています。
貴布禰神社は、かつて尼崎城主のご祈願所を務め、尼崎藩の公式祈願祭を斎行していました。現在は「尼のきふねさん」として親しまれています。
長遠寺は日蓮宗のお寺です。本堂と尼崎市内では唯一の多宝塔は、桃山時代の特徴がよく表れた建物で、国の重要文化財に指定されています。
大覚寺は律宗の寺院で、尼崎最古の古刹です。寺の起源は西暦605年に遡り、聖徳太子の命で創らせたものが起源だと言われています。狂言の舞台があり、毎年節分の日に開かれる節分会では、住民有志による奉納狂言が行われています。
法園寺は浄土宗鎮西派のお寺です。
こちらでは、大黒天様の朱印を押します。大黒天もまた、ご利益満載の福の神ですが、尼崎寺町七福神めぐりでは、財宝繁栄の神様とされています。
本興寺は法華宗本門流の四大本山のひとつです。開山堂・三光堂・方丈は室町・桃山時代のすぐれた建造物として国の重要文化財に指定されています。天下五剣の一つである国指定の重要文化財の数珠丸を所蔵しています。
常楽寺は浄土宗のお寺です。
商売や一家の繁栄を見守る「尼のえべっさん」こと、尼崎えびす神社。入口に立つ高さ17mの大きな鳥居がひときわ目を引きます。
これで7つのスタンプが揃い、朱印色紙が完成しました!
漫画『落第忍者乱太郎』の作者で尼崎市出身の尼子騒兵衛さんによるイラストが描かれています。近くの寺町では七福神めぐりも楽しめます。
いかがでしたか?尼崎で開運招福。ぜひ行ってみてくださいね。
今回はキタの中心地である梅田からのルートをご紹介しましたが、ミナミの中心 難波(なんば)からも尼崎駅まで直通で行くことができます。
阪神電車の「大阪難波駅」から「尼崎駅」までは、快速急行で15分。乗り換えなしでラクラクです。
尼崎市は兵庫県の南東の端に位置する、人口約45万人の中核市です。 阪神電車、JR、阪急電車が東西に走っていて、大阪や神戸、京都や奈良へも乗り換えなしでアクセスでき、関西3空港へも1時間以内で移動できる、交通の便がとても良い町です。 【城のある町】 元和3(1617)年、江戸幕府の命により、譜代大名・戸田氏鉄(うじかね)が尼崎藩主に就き、新たに尼崎城を築きました。明治6(1873)年の廃城令後に取り壊されるまで約250年もの間、大坂の西の守りとしてその雄姿を誇った尼崎城は、2019年に再建され、再び町のシンボルとなっています。 【人情の町】 尼崎には古くから賑わいが続く商店街や、銭湯などが多くあり、町のあちこちに下町の風情が残っています。人情味あふれる気さくなおっちゃんやおばちゃんと会話すると、懐かしさと温かさが感じられます。 【産業と環境が共生する町】 明治時代、紡績工場の開業で工業都市としての第一歩を踏み出した尼崎は、その後高度経済成長をリードしてきました。近年は、温室効果ガスの大幅な削減など低炭素社会の実現に向け、高い目標を掲げて先駆的な取組にチャレンジする都市として、平成24年度には国から「環境モデル都市」に選定されました。 ※一般社団法人あまがさき観光局は、尼崎に関わる様々な関係者の方々のご協力をいただきながら、地域の資源を最大限に活用することにより、観光客を広く呼び込み、地域経済を潤し、市民の地域への誇りと愛着を育む尼崎ならではの観光地域づくりに未来志向で取り組んでいくため、2018年3月に設立されました。