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日光東照宮のある日光の世界遺産エリアは栃木県日光駅からのアクセスも良く、世界中から観光をしに多くの方が訪れます。 訪日観光客に人気の周遊パス「NIKKO PASS world heritage area」を使った日帰りの観光モデルプランをご紹介します。 本記事では浅草駅から特急電車で日光世界遺産エリアへ向かい、おすすめの観光スポット、必ず食べたい料理、おみやげなどを紹介。ほかにも周辺の最新エンタメスポットもお伝えします。
9時間
日光は浅草から特急で2時間。東武鉄道から訪日観光客に向けてお得なパスが販売されているのはご存じですか?浅草からの往復乗車券と、日光の周遊に便利なバスの乗り放題、観光施設やお土産店の割引特典を含みます。
東武浅草駅構内の東武ツーリストインフォメーションセンター浅草、浅草駅1階窓口で購入することができます。
詳しくは東武鉄道のサイトをご覧ください。
https://www.tobu.co.jp/en/ticket/nikko/city.html
東京からのアクセスも良く、日帰りで楽しめる観光地の一つです。世界遺産である日光東照宮を訪れる方が多いのですが、朝や夕方以降に開いている施設が少ないので、効率よく楽しむモデルコースをご案内します。
東武鉄道浅草駅を7時頃に出発する特急電車に乗ると、東武日光駅には9時ごろに到着します。
※特急電車に乗車するには、NIKKO PASSのほかに特急チケットを購入する必要があります。
東武鉄道日光駅についたら、ロータリーのバス乗り場へ。
日光といえば、多くの方が訪れる日光東照宮。
細やかで華やかな彫刻が施された陽明門のほか、豪華絢爛な意匠は見どころがたくさん。
海外からの旅行者も楽しめる和のエンターテイメントをお届けする劇場「日光紅葉座」です。
予約制でお弁当の仕入れもでき、ランチといっしょに和のショーを楽しむことができます。
舞踊ショーと時代劇の2種類のショーがあり、一日に4回のショーがあり、毎回公演内容が変わります。
大衆演劇とよばれる、歌舞伎をルーツに生まれた和のショーで、伝統的な日本の音楽だけではなく、ワールドヒッツや最新の人気ボカロ曲など様々な楽曲で踊る舞踊ショーは、世界中の方が楽しめます。
100年ほど前の天皇が暮らした邸宅を見学できます。
多くの部屋があり、いずれも凝った細工の建具が使われており、ふすまや屏風に描かれた見事な日本画も見どころ。
どの季節に訪れても美しい景色がたのしめます。
日光らしい和のスナック「甚五郎煎餅本舗」は、安価で様々な味のせんべいが楽しめます。
雰囲気のある古民家をリノベーションしたレストラン。
すき焼きや寄せ鍋が楽しめる。
「神橋」は、二荒山(男体山)をご神体としてまつる二荒山神社の建造物で、日光山内の入り口にかかる木造朱塗りの美しい橋。
奈良時代の末に勝道上人が日光山を開く際、大谷川の急流に行く手を阻まれ神仏に加護を求めたところ、深沙王(じんじゃおう)が現れ2匹の蛇を放ち、その背から山菅(やますげ)が生えて橋になったという伝説を持つ神聖な橋です。
別名、山菅橋や山菅の蛇橋(じゃばし)とも呼ばれています。
現在のような朱塗りの橋になったのは寛永13(1636)年の東照宮の大造替時。
残念ながら、明治35(1902)年にそのときの橋は洪水で流されてしまいましたが、明治37(1904)年に再建され、日本三大奇橋の1つに数えられています。
夜間はライトアップを実施しており、夜空の下に美しく映える神橋をお楽しみいただけます。
電車の待ち時間があるなら、駅前のお土産屋さんなどでお買い物を楽しんでください。
今回は浅草駅を出発して東武日光駅へ戻るまでの日帰り旅行の一例を紹介しました。
日光紅葉座は、2023年春に開業した新しい演芸場。 日光東照宮のある世界遺産エリアで、和のエンターテイメントをお届けしています。 歌舞伎や能は広く知られた日本の伝統芸能ですが、それ以外にも日本には多くの伝統芸能があるんです。 日光紅葉座で行う興行は「大衆演劇」。 侍や忍者のいた数百年前、江戸時代に歌舞伎をルーツにして生まれたエンターテイメントです。 歌舞伎が伝統を守り古くから変わらない公演スタイルを維持し続けているのに対して、大衆演劇は時代とともにトレンドを取り入れて進化してきました。 舞踊ショーと時代劇の2種類のショーがあります。 舞踊ショーは、日本の伝統的なスローテンポな音楽に合わせて踊るだけではありません。 QueenやMichael Jacksonなどワールドヒッツに合わせて、現代風にアレンジされた着物をまとった役者達がヒップホップダンスを披露することもあるんです。 次々に役者達は衣装や化粧を変え、手の届きそうな距離で様々な曲に合わせて踊るのが世界中の旅行者に人気です。 時代劇は日本語でのみ行われ、毎日演目が変わります。 海外からのお客様は目で見てストーリーを想像しながら楽しむことになりますが、現代にはいない忍者や侍なども時には登場し、殺陣を披露したりコントを披露したりする時代劇は、他では楽しめないショーの一つです。 通常の大衆演劇のショーは3時間から4時間の長い時間行われますが、旅行者が寺社参拝のついでに気軽に観劇ができるように短時間のショーに分けています。 観光がてらカジュアルに大衆演劇が楽しめる劇場は日本でここだけ!