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バスと電車どっちが安い?東京から日光への行き方
日光は栃木県の北西部に位置する市で、美しい自然と、世界文化遺産に登録された東照宮を含む神社仏閣や、自然にも恵まれた観光地です。日帰りも可能な東京から日光への行き方を、バスや電車に分けて紹介します。
日光とは
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日光市は、栃木県の北西部に位置する市です。華厳の滝(けごんのたき)や、中禅寺湖(ちゅうぜんじこ)などの美しい自然と、世界文化遺産に登録された東照宮を含む神社仏閣、温泉もある自然豊かな観光地です。特に見事な紅葉を楽しめる秋にオススメの場所です。
栃木県は関東地方の一県。東京から電車やバス、車で行ける距離なので、日帰りで観光する人もたくさんいます。
東京都内から日光へ電車で行く方法
電車で行く方法はいくつかありますが、ここでは、出発地東京都内、終着地を東武日光駅としての行き方を紹介いたします。
東京駅からの行き方
①JR東京駅(東北新幹線)→宇都宮駅(日光線)→日光駅→徒歩3分→東武日光駅
所要時間は約2時間ほど。料金は指定席で5,480円程度です。
②JR東京駅(宇都宮線)→宇都宮駅(日光線)→日光駅→徒歩3分→東武日光駅
こちらは、①の新幹線の部分を在来線を使用したパターンです。所要時間は2時間半になりますが、料金は新幹線を使用した時の約半分の2,700円。
宇都宮線は在来線でありながら、有料のグリーン車もあるので、ゆったり座って旅をしたいかたにはこちらもオススメです。グリーン車の金額は、車内料金か事前料金、休日か平日かで変わりますが、最大で約1,300円で利用できます。
JRは出発本数が多いので、突然思い立っての日帰り旅行には最適ですね。
浅草からの行き方
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①浅草駅(東武日光線 特急けごん号)→東武日光駅。
②浅草駅(東武日光線 特急きぬ号)→下今市駅(連絡電車乗り換え)→東武日光駅
所要時間は両方ともに約1時間50分。運賃1,390円に加え特急料金が平日1,360円、休日1,470円、午後割・夜割で1,050円です。
③浅草駅(東武日光線)→東武日光駅
こちらは東武の普通列車のみでの行き方。時間は約2時間50分かかりますが、特急料金がかからないので、運賃は1,390円! とっても安く行けます。
東武鉄道はなんといっても安い! 安くて楽な東武鉄道ですが、出発本数はとても少ないので、利用の際には必ず出発時間を調べておいてください。インターネットでもチケットを事前購入できるので、旅の日程が決まっていれば、こちらを利用してみるのもいいですね。
新宿駅から日光へ行く方法
・新宿駅(JR特急日光号)→東武日光駅
新宿からは乗り換えなしで日光まで行けるJR特急日光号が便利です。所要時間は、2時間。料金は、4,080円です。
お得フリー切符を使うのもオススメ
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このほかに、JRと東武鉄道を利用したフリー切符「JR・東武 日光・鬼怒川フリーきっぷ」もあります。フリー切符を使えば、東京都内から東武日光・鬼怒川温泉まで、6,800円で連続する2日間、乗り降り自由です。時間をかけて観光をたくさん楽しみたい方にはオススメ。
都内での購入場所は、JR東日本の東京駅みどりの窓口、指定席販売機。東武トップツアーなどの旅行代理店でも取り扱っています。他にも、JR横浜駅や八王子駅、大宮駅のみどりの窓口でも販売してます。
東京から日光へ バスでの行き方
羽田からリムジンバス
羽田空港→JR宇都宮駅。所要時間は約3時間。料金は3,700円。
宇都宮からは前述したJRでの行き方①を使用してください。
飛行機で日本に到着してすぐに日光に行きたい方にはこちらが便利です。到着ロビー内案内所や自動券売機でチケット購入できます。
その他、はとバスや、各種旅行会社からバスツアーのプランがいくつかありますが、こちらは、目的地や期間によって選ぶことができるので、自分にあったプランを選んでみてください。おおよそ10,000円以内の日帰りツアーが多く見られます。
また、日光市内での移動はバスがオススメです。世界遺産を巡る「世界遺産巡り手形」は500円で、JR日光駅~東武日光駅~西参道~蓮華石間の循環バスが乗り降り自由のチケット。
他、「戦場ヶ原フリーパス(2,650円)」「中善寺温泉フリーパス(2,100円)」は、 2日間有効のお得なフリーパスです。
これらのフリーパスはJR日光駅みどりの窓口、東武日光駅ツーリストセンターで販売してます。日光に宿泊して、ゆったりと観光をしたい人には、こちらのフリーパスがオススメです。
※本記事は2016年8月15日に公開した記事を2024年版にリライトしたものです。