お得な鉄道パスをフル活用!今こそ安心快適な近距離旅に出かけよう
多くの人が日本観光で悩むポイント、交通費。JR東日本では、とくに外国籍の旅行者向けにお得な鉄道パスを販売しています! 今回はJR東日本の鉄道パスの情報とともに、日光や河口湖など、東京から近いオススメ観光地をご紹介します。
乗り放題パスで関東の人気観光地を制覇!
Photo by Pixta
みなさん、「マイクロツーリズム」という言葉を知っていますか?
少人数で近場の観光地を目指すコンパクトな旅「マイクロツーリズム」が日本で注目されています。近場だからこそまだ訪れていない場所は意外と多いもの。みなさんも、名前は知っているけど行ったことのない街や、いつか行こうと思っている観光地などありませんか?
せっかくですから、JR東日本のお得なフリーパスを利用して、小さな冒険に出かけてみましょう。
目次
- ◆外国籍パスポートがある人は「JR TOKYO Wide Pass」がオススメ
- ∟1.世界遺産と温泉を目指して「日光」へ
- ∟2.紅葉と富士山を望む「河口湖」
- ∟3.コキアの丘がある「国営ひたち海浜公園」
- ◆TWPの使い方ガイド
- ∟簡単・便利!WAmazingサイトでの購入がオススメ
- ◆TWP以外にもある!お得な近距離パス
- ∟Tokyo 1-Day Ticket
- ∟Tokyo Metropolitan District Pass
- ◆新しい旅のスタイル「Styling the new」
- ∟新幹線eチケットサービス
- ∟タッチでGo!新幹線
- ∟ふらっとグランクラス
- ∟そのほか、知ってお得なサービス
- ◆JR東日本で移動時間も快適な旅へ
外国籍パスポートがある人は「JR TOKYO Wide Pass」がオススメ
JR東日本から発売中の「JR TOKYO Wide Pass」(以下、TWP)は、外国籍のパスポートをもつ人だけが購入できる、お得なフリーパスです。指定の乗車エリア内なら、連続する3日間、特急列車や新幹線も乗り降り自由! 詳しい使い方や料金はこちらで紹介します。
今回はTWPの乗車エリア内から、秋の旅行にぴったりの観光地を3カ所をピックアップ。いずれも電車で移動しやすい場所にありますが、JR東日本以外の鉄道やバスなど、TWPが使用できない交通機関もあります。詳しいアクセス方法は事前に確認しましょう。
1.世界遺産と温泉を目指して「日光」へ
「『日光東照宮』——400年以上の歴史をもつ世界遺産の神社」より
栃木県の日光市は上野駅から片道約2時間と、アクセスのよい人気の観光地です。
紅葉の名所として知られる中禅寺湖や華厳(けごん)の滝など、自然景観も多く見られますが、なんといっても外せないのは世界遺産に登録されている「日光東照宮(にっこうとうしょうぐう)」。江戸時代につくられた絢爛豪華な木造建築は、まさに日本の美を堪能できる歴史遺産です。
そのほかにも有名な寺社仏閣や、江戸時代の文化を体験できるテーマパーク「EDO WONDERLAND 日光江戸村」もあり見どころ満載。
アインシュタイン博士も宿泊した「日光金谷ホテル」や、歴史ある温泉地の鬼怒川温泉など、宿泊地にも恵まれているので泊りがけの旅行にも最適です!
2.紅葉と富士山を望む「河口湖」
日本に来たなら一度は間近で見たいのが、富士山。富士山のある山梨県のなかでも、河口湖周辺は絶景スポットの多い人気のエリアです。
なかでも「富士河口湖庭園」内にある「ふじさんデッキ」は、高さ13メートルの展望デッキから富士山を望むビューポイント。さえぎるものがない大パノラマは圧巻です!
また、紅葉シーズンに見逃せないのが「もみじトンネル」です。河口湖北岸を走る湖北ビューラインは、色づいたもみじの枝が道路を覆うようにせり出していてとても幻想的。
ぜひカメラをもって、紅葉と富士山が織りなす秋だけの美しさを楽しんでください。
3.コキアの丘がある「国営ひたち海浜公園」
Picture courtesy of 国営ひたち海浜公園
茨城県にある「国営ひたち海浜公園」では、9月~10月にかけてコキアが紅葉の見ごろを迎えます。コキアはハリネズミのような球状に枝を伸ばすユニークな植物。紅葉すると枝が深紅に染まります。
「国営ひたち海浜公園」のみはらしの丘には、約3万2000本のコキアが植えられています。なだらかな丘一面が赤いグラデーションに染まる様子は、まるでファンタジーの世界のよう。
紅葉シーズンが終わるとコキアは赤から茶色へ変わってしまうので、1年のうちでも短い期間にしか見られない貴重な光景です!
JR TOKYO Wide Passの使い方ガイド
Picture courtesy of JR東日本
あらためてTWPの詳しい使い方をご紹介します。TWPは外国籍のパスポートをもつ人だけが購入できるお得なフリーパスです。料金は大人(12歳以上)10,180円、子ども(6~11歳)5,090円で、指定の乗車エリア内の鉄道が3日間乗り降り自由です。
ポイントはなんといっても乗車エリアの広さ! 東京を中心に神奈川、埼玉、千葉、栃木、群馬、長野など、幅広い地域を網羅しています。JR東日本の普通列車はもちろん、特急列車や新幹線に乗車できる点も大きな特徴。チケットは自動改札機でも利用できます。
今回ご紹介した日光や河口湖以外にも、軽井沢や草津、伊豆など人気の観光地も多く含まれています。羽田空港(※)や成田空港もエリア内にあるので、旅行の幅がぐっと広がりますよ。使用期間も長く、連続する3日間で使えるので、連休や週末の旅行にぴったりです。
※:東京モノレールも利用可能です。
簡単・便利!WAmazingサイトでの購入がオススメ
https://www.wamazing.com/ticket/tickets/twp
TWPは東京駅や新宿駅など、関東の主要な駅で購入できますが、オススメはネット購入です。JR東日本と提携するWAmazingのウェブサイトを利用すれば、TWPの予約・購入がオンライン上で簡単に完了できます。
決済後に付与されるQRコードとパスポートを、上野駅構内にある専用端末に読み込めばその場ですぐにフリーパスが発券されます。人と会話をすることなく購入と発券ができるので、衛生面はもちろん、日本語でのやり取りが不安な方も安心です。
JR TOKYO Wide Pass以外にもある!お得な近距離パス
ここまでTWPを紹介してきましたが、ほかにもJR東日本から発売中の便利なフリーパスをご紹介します。
Tokyo 1-Day Ticket
東京23区内に限り、JRの路線だけでなく、地下鉄やバスにも対応しているのがこの1日フリーパス。東京メトロや都営バスなど対象路線は1日に何度でも乗り降りできます。
さまざまな路線を乗り換えできるので、都内の移動にとても便利です。さらにICカード(Suica)でも利用可能。公式HPはこちらです。
料金は大人1,600円、子ども800円。※普通車自由席のみ
Tokyo Metropolitan District Pass
東京23区内を走るJR路線のみで使用できる、1日フリーパスです。一見、乗車エリアが狭く感じますが、新宿・渋谷・原宿・上野など東京の主要な駅をカバーしているので、ふだんのお出かけにも使い勝手のよいフリーパスです。
こちらもICカード(Suica)で使えます。公式HPはこちら。
料金は大人760円、子ども380円。※普通車自由席のみ
新しい旅のスタイル「Styling the new」
Picture courtesy of JR東日本
JR東日本ではお得なフリーパスだけでなく、旅行そのものをもっと快適に、安心で楽しいものするためのサービス「Styling the new」を提案しています。
新幹線eチケットサービス
新幹線のチケットが、ウェブサイト「えきねっと」から予約・購入できることを知っていますか? 自身のスマートフォンや、Suicaなど交通系ICカードを使って新幹線に乗車できるので、紙のチケットを発券する必要がありません。窓口でのやりとりがなく、衛生面でも安心です。
タッチでGo!新幹線
もし新幹線の自由席に乗るなら、「タッチでGo!新幹線」が断然スマートです。自動券売機で自身の交通系ICカードを登録しておけば、新幹線の自動改札機にタッチして乗るだけ。もう窓口できっぷを買う必要はありません。
ふらっとグランクラス
Picture courtesy of JR東日本
JR東日本の一部新幹線には、ワンランク上の特別な車両「グランクラス」があります。1車両の座席数を18席にしぼり、1席のプライベート空間をしっかりキープ! グランクラスだけの上質なシートが旅の疲れを癒してくれますよ。
また、2020年10月1日~3月31日まで利用できる、インターネット限定のお得な旅行商品も発表されています。
そのほか、知ってお得なサービス
安全で快適な旅行を楽しむには、チケットレスやキャッシュレスは欠かせません。JR東日本ではネット予約限定のお得なチケット「トクだ値」や、鉄道利用や駅でのお買い物でたまる「JRE POINT」などのサービスがあります。
また、働く人をサポートする「STATION WORK」事業を進めており、カプセル型のワークスペースや、シェアオフィスをJR駅構内に拡大中です。スキマ時間を有効活用すれば、電車移動がもっと充実しますね!
JR東日本で移動時間も快適な旅へ
TWPをはじめとするフリーパスや、キャッシュレスサービスなどを上手に利用することで、旅行の準備や行き帰りもより快適で、便利になります。
東京からほんの少しだけ足を伸ばす近距離旅で、新しい日常を発見しましょう。
あわせて読みたい
Written by ISHIGAKI KUMIKO
Sponsored by JR東日本
Main picture courtesy of JR東日本