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小豆島は香川県に位置する瀬戸内海に位置する美しい島です。 本記事では神戸三宮フェリーターミナルからジャンボフェリーで小豆島へ向かい、オススメ観光地、必ず食べたい料理などを紹介。1泊2日の旅で小豆島を満喫しましょう!
1泊2日
日本には多くの観光スポットがありますが、なかでも香川県にある小豆島は、瀬戸内海に位置する美しい島です。穏やかな気候と豊かな自然、美しい海と山々が織りなす風景は、多くの人を魅了します。家族旅行からカップル、ソロトリップまで、どんな旅行スタイルにもぴったりの魅力あふれるスポットです!
今回は神戸三宮フェリーターミナルから出航しているジャンボフェリーに乗って、小豆島へ向かいます。周辺の観光地を巡る1泊2日の旅へ、一緒に出かけましょう!
神戸・小豆島・高松を結ぶジャンボフェリーと神戸と宮崎を結ぶ宮崎カーフェリーが発着する港です。
神戸三宮フェリーターミナルに到着したら、1階窓口で乗船券を購入します。
また、インターネットから事前にご予約することも可能です。
詳細情報はジャンボフェリー公式HPをご覧ください。
公式HP 【日本語】【英語】
神戸三宮各駅から神戸三宮フェリーターミナルまでの行き方は、こちらの記事をご覧ください。
神戸8:15発の「あおい」は2022年に就航した船で、多種のプレミア席を完備。また、船内では展望風呂や足湯、地元の食材を使ったグルメが楽しめます。瀬戸内海の絶景を楽しみながら、小豆島までの船旅を満喫しましょう!
小豆島坂手港(しょうどしまさかてこう)は、神戸・小豆島・高松を結ぶジャンボフェリーが発着する港です。
小豆島島内の移動は車での移動が便利。島内の路線バス「小豆島オリーブバス」やレンタカーを使えば坂手港から快適に島内を移動できます。
また、島内でのツーリングを楽しみたいなら島内各地に駐輪場のあるシェアサイクリング「HELLO CYCLING」の利用もおすすめです。
小豆島オリーブバス URL:https://www.shodoshima-olive-bus.com/
HELLO CYCLING URL:https://www.hellocycling.jp/map/
オリーブレンタカー URL:http://olive-rentacar.com/
Jネットレンタカー URL:https://www.j-netrentacar.co.jp/kagawa/sakatekou/
小豆島ガジュマルレンタカー URL:https://gajumaru0403.com/renta-car
小豆島坂手港に到着したら、まずは腹ごしらえ。「小豆島酒造 カフェ&バー」でランチにしましょう
小豆島で唯一の新しい酒蔵。
小豆島産にこだわったさまざまな地酒を店内で販売しており、お土産として購入することも可能です。
また、店内にはカフェ&バーも併設されており、ランチや日本酒の試飲もお楽しみいただけます。
団体は20名様までで要予約。
店内でペットとの同伴も可能です
小豆島酒造は、小豆島で唯一の小さな酒蔵で築70年の佃煮工場をリノベーションした店内は、島の伝統が感じられる趣のある雰囲気。
店内では、こだわりがつまった日本酒をお土産として購入できます。
吟醸酒「ふふふ。」は、華やかな香りと旨味のあるスッキリとした味わいのお酒。かわいらしい名前とラベルが女性からも大人気。
また、カフェ&バーでは、小豆島酒造の酒粕を使った奈良漬や粕汁が楽しめる「杜氏のまかないランチ」や手作りの「酒粕アイス」など、おいしい酒粕料理がたくさん!
離れにはベーカリーもあり、酒米を使った種類豊富なコッペパンもあります。
お腹が満たされたら小豆島オリーブ公園へ出発しましょう。
およそ150年前から続く蔵元で、今では日本国内ほとんどつくられていない「木桶仕込み」の醤油を販売しています。
もろみ蔵は無料で見学でき、醤油を醸す乳酸菌や酵母菌の棲みつく「木桶」や「もろみ蔵」など、昔ながらの醤油造りについて知ることができます。
また、蔵の軒先にある「ヤマロク茶屋」では、ヤマロクオリジナルの「しょうゆプリン」や冬季限定の七輪で焼いた「焼き餅」が楽しめます。
ヤマロク醤油は、約150年前から続く蔵元で、今では国内で見られなくなった「木桶仕込み」にこだわった醤油を製造しています。もろみ蔵を無料で見学することができ、事前予約も不要です。
また、蔵の軒先にある「やまろく茶屋」ではヤマロクオリジナルの「醤油デザート」や冬季限定で天然醤油の味と香りを引き出す「焼き餅」が楽しめます。
ヤマロク醤油を満喫した後は、小豆島オリーブ公園に向かいましょう。
瀬戸内海を見下ろす小高い丘に広がる園内には、約2000本のオリーブの木や130種類以上のハーブが栽培されています。
また、実写版魔女の宅急便の撮影で使用したセットが雑貨店として営業しており、映画の世界観を楽しむことができます。園内では無料で「魔法のほうき」を貸し出しており、映画の主人公「キキ」になりきって写真を撮ることができます。
小豆島オリーブ公園は、小豆島の名産「オリーブ」が楽しめる公園です。
約2000本のオリーブの木々や、大きなギリシャ風車、映画「魔女の宅急便」のグーチョキパン屋のロケセットなどがあります。また、園内のオリーブ記念館では、オリーブを使ったお土産や小豆島の食材を使ったレストランやカフェ、スイーツを満喫できます。
小豆島オリーブ公園を散策後、今日の宿「オリビアン小豆島夕日ヶ丘」に向かいましょう。
オリビアン小豆島夕日ヶ丘ホテルは、海を見下ろす高台に建ち、瀬戸内海の自然美を楽しむことができます。
露天風呂は瀬戸内海を一望でき、夕方には美しい夕日を一望。
朝食・夕食は、島の恵みをふんだんに使った料理をブッフェ形式で味わえます。
アクセス:土庄港から約0.7km/徒歩で約20分
お問合せ:0879-65-2311
オリビアン小豆島夕陽ヶ丘ホテルは、「日本の夕陽百選」や「夕日の美しい宿」全国3位に選ばれた瀬戸内海の絶景が満喫できるホテルです。
瀬戸内海を眺めながらリラックスできる各種客室や愛犬とのリゾートステイを堪能できる客室もあります。敷地内には、全面芝生のドッグランやアジリティ施設も完備。
大浴場は広々としたつくりで、中からでも瀬戸内海を見渡せます。高台の露天風呂からは、瀬戸内海の美しい眺望や夕陽を満喫できます。
夕食には瀬戸内海の新鮮な海の幸や農産物を使った和洋ブッフェ。旬魚のお造りやカルパッチョ、オリーブ牛のステーキ、季節のデザートなど、豊富なメニューが堪能できます。
エンジェルロードは、1日に2回、干潮時に海の中から現れる砂の道。
大切な人と手をつないで渡ると願いが叶うと言われています。
映画「ぼくとママの黄色い自転車」「瀬戸内海賊物語」のロケ地にもなりました。
エンジェルロードは、潮の満ち干きで現れたり消えたりする不思議な砂の道。
潮の満ち干きによって、砂の道が現れる時間が異なりますので、事前に潮見表をチェックしましょう。
ジャンボフェリー公式HPには、その日の潮位がわかる潮見表を掲載しているので、ぜひご活用ください。
潮見表:https://ferry.co.jp/tourism/tourism-132/
美しい瀬戸内の海を楽しんだら、今度は小豆島の山で自然美を感じに「中山千枚田」へ行きましょう。
「日本の棚田百景」にも選ばれた約800枚の大小の田んぼ。
夏には約300年前から伝わる伝統行事「虫送り」が行われます。火手(ほて)と呼ばれる松明を田にかざしながら畦道を歩き、害虫を退治し豊作を願います。
また、秋には五穀豊穣の奉納歌舞伎「中山農村歌舞伎」が島民たちによって行われます。
ホテルで疲れを癒したら「中山千枚田」へ出発。中山千枚田は、「日本の棚田百景」にも選ばれた広大で美しい棚田です。季節によって様々な風景を生み出し、初夏の水張り作業後は傾斜地全体が反射し、初秋ごろには金色の美しい稲穂が見られます。
中山千枚田を散策し終えたら、腹ごしらえに「こまめ食堂」へ
こまめ食堂は小豆島の中山地区にある精米所だった建物をリニューアルしたお店。
食堂の看板メニューは棚田で手間暇かけて育てたお米をふっくらと炊き上げ、小豆島のミネラル豊富な「天然塩」でつくった「棚田のおにぎり定食」
「こまめ食堂」は「中山千枚田」真ん中にあるカフェで、棚田で手間暇かけて育てられたお米でできた「棚田のおにぎり定食」や小豆島オリーブ牛を使用した「小豆島オリーブ牛バーガー」、季節の果物や穀物を使用した手作りスイーツなど、小豆島産にこだわった料理が楽しめます。
お腹がいっぱいになったら、小豆島を一望できる寒霞渓に向かいましょう。
寒霞渓(かんかけい)は、日本三大渓谷美に数えられる絶景スポットで、四季折々の景色が楽しめます。
特に紅葉シーズンには山全体が美しい赤やオレンジに染まります。ロープウェイからの眺めは圧巻です。
アクセス:小豆島坂手港から約19.7km/車で約40分
営業時間:8時00分~17時00分(12月21日~3月20日は8:30~16:30)
お問合:0879-82-2171
URL:https://www.kankakei.co.jp/
寒霞渓は日本三大渓谷美にも数えられ、麓から頂上までは空と海と渓谷を一望しながらロープウェイで移動できます。頂上の展望台では瀬戸内海だけでなくその向こうにある四国の山々まで見渡せます。
美しい山々の景色を満喫したら、円の中に丸い瓦を投げて通す「かわらけ投げ」で幸せ祈願。ぜひ記念にやってみてくださいね。
寒霞渓では、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪といった四季折々の顔を楽しむことができ、どの季節に訪れても魅力たっぷり。
小豆島を満喫したら、小豆島坂手港から15:15発のジャンボフェリー「あおい」に乗って神戸まで帰りましょう。
小豆島坂手港(しょうどしまさかてこう)は、神戸・小豆島・高松を結ぶジャンボフェリーが発着する港です。
見どころ豊富な小豆島を観光するときは、観光スポットや移動にかかる目安の時間などを事前に調べて、計画を立てておくのがおすすめ。
ぜひこの記事を参考にしながらプランを練って、小豆島の魅力を十分に満喫してください。
ジャンボフェリー株式会社は神戸-小豆島-高松を結ぶフェリー会社です。 2022年に「瀬戸内に浮かぶテラスリゾート」新船「あおい」が就航しました。 船内には明石海峡大橋くぐりが楽しめる展望デッキや、展望風呂・足湯など他の航路にはない船内設備が充実。有料のプレミア席には、バルコニー付きの個室やリクライニング座席があり、ゆったりとした船旅が楽しめます。