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【2025】北海道「おびひろ氷まつり」が1/31~2/2開催!見どころとアクセスまとめ
巨大な氷像や多彩なアクティビティ、おいしい地元グルメを楽しめる「おびひろ氷まつり」。この記事では、2025年にも開催される北海道帯広市の、この冬の風物詩の歴史と見どころ、アクセス方法をご紹介します。
おびひろ氷まつりとは
「おびひろ氷まつり」は、8月の「平原まつり」と10月下旬から11月上旬にかけて開催される「菊まつり」と並び、帯広三大祭りの一つとして知られています。
氷点下の厳しい寒さのなか、十勝晴れと呼ばれる青空の下で、美しく輝く氷彫刻と幻想的な雰囲気を味わえることが魅力です。
会場内には、氷のすべり台や回転そりといったアクティビティも用意されており、大人から子どもまで楽しめる内容となっています。
また、アイヌ民族の住居「チセ」の展示や飲食ブースも設置されていて、昼と夜それぞれで異なる景色を堪能できます。
おびひろ氷まつりの歴史
冬の祭典「おびひろ氷まつり」の歴史は意外と古く、1964年(昭和39年)2月8日に現在の中央公園である帯広小学校のグラウンドで産声を上げました。
初回から多彩なイベントで賑わい、地域の注目を集めたことで今や北海道を代表する冬のイベントへと成長しています。
厳しい寒さのなかに佇む氷像の透明感と清澄さが多くの来場者の心を引きつけ、凛とした気持ちを抱かせています。さらに、会場内では子どもたちが元気に走り回る姿が見られ、その情景は地域に根付く氷文化の温かさを感じさせます。
単なるまつりではない、地域の自慢ともいえる「おびひろ氷まつり」。厳しい寒さに立ち向かう帯広市民の創造性と伝統を守り抜く情熱がこのまつりを支えているといえるでしょう。
おびひろ氷まつりの見どころ
「おびひろ氷まつり」の見どころには、多彩なイベントが織りなす帯広ならではの魅力があります。
冬の大道芸
2025年の「おびひろ氷まつり」では、冬のイベントとしては珍しい大道芸がはじめて開催されます。極寒のなかで繰り広げられるパフォーマンスは、会場全体を一層盛り上げるでしょう。
実施されるプログラムの詳細は、随時公式サイトで公開される予定です。興味のある方はぜひチェックしてみてください。
かちまい冬花火
「かちまい冬花火」は2日間にわたって打ち上げられ、イベントのクライマックスを飾ります。初日は音楽なしで花火そのものの迫力を堪能でき、2日目は音楽と花火が融合した幻想的な演出が楽しめます。
これらの花火イベントは、昼間の氷像と対照的な夜の美しさが魅力。忘れられない冬の思い出になるでしょう。
おびひろ氷まつりの日程・概要
項目 | 詳細 |
日程 | 2025年1月31日(金)/2月1日(土)/2月2日(日) |
時間 | 10:00~20:00(最終日は17:00まで) |
場所 | 緑ヶ丘公園一帯 |
住所 | 〒080-0846 北海道帯広市緑ケ丘2 |
公式HP | おびひろ氷まつり特設ページ |
公式SNS | X・Facebook |
会場となるのは緑ヶ丘公園一帯です。冬の澄んだ空気と幻想的な氷の景色が広がるこの特設会場で、多彩なイベントが訪れる人々を迎えます。広々としたロケーションで帯広ならではの冬の魅力を存分に体感してください。
おびひろ氷まつりへのアクセス
イベント会場となる緑ヶ丘公園は、最寄り駅であるJR帯広駅から徒歩約30分の場所に位置しています。冬の寒さを考慮すると、JR帯広駅から無料シャトルバスや私営バスを利用するのが便利です。
無料シャトルバスは、「帯広厚生病院前」と「とかちプラザ東側」の2か所から発着します。混雑が予想されるため、スケジュールに余裕を持ち、事前に公式HPで時刻表を確認することをおすすめします。
私営バスを利用する場合は、帯広駅バスターミナルから十勝バス「ヨーカドー行」に乗車し、「グリーンパーク」で下車してください。
車での来場には帯広厚生病院の駐車場を利用できます。駐車場から緑ヶ丘公園までは徒歩で約20分かかりますが、会場周辺の駐車場は非常に混雑するので帯広厚生病院の駐車場を利用するとスムーズです。
※1月26日は利用できません
なお、札幌から帯広へ訪れる場合、特急列車であれば約2時間30分で移動できます。高速バスの所要時間は約3時間30分、車の場合は約3時間です。時間や予算に応じて最適な手段を選びましょう。
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大学卒業後、リフォーム会社で建材や家具を仕入れるバイヤーとして従事。その後、「おすすめ商品比較サービス」を運営する会社でDIY・キャンプ・釣り・自転車・カー用品など、ホビージャンルのコンテンツ制作とマネジメントを経験する。
現在はフリーのWebライター・エディターとして、就活支援・動画制作・SDGs・旅行・ファッションなど多岐にわたるジャンルを担当。マーケティングに関するインタビュー記事やレポート記事も手掛けている。