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静岡の自然の恵みによって産まれ、育まれたジャパニーズ・ウイスキーが国内外から注目を浴びています。この記事では、静岡市にある2つのウイスキー蒸溜所をご紹介します。
静岡市には「ガイアフロー静岡蒸溜所」と「井川蒸溜所」の2つのウイスキー蒸溜所があります。どちらも、南アルプスからの伏流水により、安倍川や大井川の豊かな水と豊かな森林に囲まれた場所にあります。ガイアフローは2016年から、井川蒸溜所は2020年からウイスキー造りを始めたベンチャー蒸溜所ですが、原材料から設備の素材、そして蒸留方法まで「静岡らしさ」を追求し、他の蒸溜所とは違う、唯一無二のウイスキー造りを目指し、国内だけでなく海外からも注目を浴びています。
静岡県静岡市のオクシズ(奥静岡エリア)の、玉川と呼ばれる地区にあります。スコッチウイスキーの製法を細かに研究し、「スコッチに勝るとも劣らない日本ウイスキー」を造るためのノウハウを日々積み上げています。
地元の風土に根ざした、自然と調和するウイスキー造りを目指しています。静岡市産の杉材の発酵槽や、地元の薪の火で蒸溜するポットスチルなど、静岡蒸溜所ならではのウイスキー造りを体感できる見学ツアーやウイスキースクールを随時開催しています。
住所:静岡県静岡市葵区落合555番地
電話番号:054-292-2555
見学ツアー開催日時:平日 11:00〜13:00、13:45〜15:45/土日祝 9:30〜11:30、12:20〜14:20、15:00〜17:00
ガイアフロー静岡蒸溜所公式サイト
公共機関の場合:静岡駅からバス しずてつバス 安倍線 梅ヶ島温泉行「奥の原上」下車 徒歩1分(約60分)
お車の場合:新静岡ICから約15㎞(約20分)
2011年に開設した「井川蒸溜所」は南アルプスの大自然に囲まれた場所にあります。ウイスキーづくりに欠かせない樽のための木材資源、南アルプスのけがれのない森林土壌でろ過された湧き水が豊富で、冷涼で湿潤な南アルプスの霧は原酒を眠らせ熟成させるので、ウイスキー造りには最適な環境で造られています。
12年ものを目指すプロセスにおいて、現在は2種のシリーズを販売。2024年にリリースした「DESSIN SERIES Flora」は、井川蒸溜所のキーモルトであるノンピートタイプのバーボンバレル原酒のみを使用し、綺麗な味わいの甘さと華やかさを持ったウイスキーです。
「井川蒸溜所」の商品一覧
住所:静岡県静岡市葵区田代字大春木1299-1
電話番号:054-260-2245/受付時間 :平日9:00 〜 17:00
お車の場合:静岡駅から約3時間50分、新静岡ICから約3時間30分、静岡空港から約4時間
2024年11月20日に実施した「しずおかSAKE旅」では、「ガイアフロー静岡蒸溜所」の工場見学ツアーのあと、蒸溜機で使用する薪割りや、ここでしか味わえない樽出しウイスキーを堪能していただきました。また、ガイアフローのウイスキーを使ったレーズンパンやシュトーレンの試食や、ガイアフローの樽の廃材を使った燻製紅茶を試飲など「しずおかSAKE旅」でしか味わえない特別な体験を楽しんでいただきました。
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「しずおかSAKE旅」は、静岡の3つのSAKEを味わいながら静岡の魅力的な観光スポットを巡る旅です。静岡は東京駅から新幹線で1時間、新大阪から新幹線で1時間50分、羽田空港から乗り換えなしの高速バスもあり、とてもアクセスの良い場所です。貸切バスで静岡駅にみなさまをお迎えしますのでお荷物があっても手軽に快適にツアーを楽しめます。