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富士山が目の前!「富士急ハイランド」ガイド〜アトラクション、アクセス、チケット購入方法
山梨県・富士山の麓にある富士急ハイランドは、世界最高レベルの絶叫アトラクションが楽しめるアミューズメントパーク。絶叫アトラクションの見どや、チケット購入方法、アクセスなど魅力を徹底ガイドします!
富士急ハイランドとは?
高飛車 Picture courtesy of 富士急ハイランド
「富士急ハイランド」は、山梨県・河口湖エリアにあるアミューズメントパーク。富士山の麓にあり、広大な敷地を生かした絶叫系コースターやアトラクションで知られています。
規模、スリルともに世界最大級と言われる富士急ハイランド。代表的アトラクション、アクセス、チケット購入方法、混雑情報をまとめてご紹介しましょう!
アクセス
富士急ハイランドへは、東京からがアクセス至便。アクセス方法には、高速バスと、電車の2パターンあります。いずれも新宿から出発しています。
新宿から電車で行く場合
電車の場合は、特急「富士回遊」を使えば、新宿〜富士急ハイランドまで乗り換えなし、約110分で到着。毎日2往復運転しており、朝8:30に新宿駅を出発、富士急ハイランド駅に10:19に到着します。駅と富士急ハイランドは直結しています。
詳しくは特急「富士回遊」公式HPをご覧ください。
「富士回遊」を使わない場合は、まずは大月(おおつき)駅まで行きます(約1時間)。そこで富士急行線に乗り換え、「富士急ハイランド駅」で下車しましょう(約50分)。
高速バス
高速バスも、東京からは乗り換えなし、2時間程度でスムーズにアクセス可能。東京から出発する場合は、早朝出発して、朝8〜9:00頃に現地に到着することが多いようです。京都・大阪方面からも富士急ハイランド行きのバスが出ており、こちらは夜出発し、翌朝着。いずれもWillerなどから予約できます。
まずはここから!4大コースター
富士急ハイランドには、40近くのアトラクションが存在しますが、なんといっても目玉は、絶叫系アトラクション。中でもこれからご紹介するのは、4大コースターと呼ばれる、ランドを代表するアトラクションです!
1.キング・オブ・コースター「FUJIYAMA」
Picture courtesy of 富士急ハイランド
絶叫度:★★★★★
絶景度:★★★★★
富士山のように高い、という意味を込めて名付けられたジェットコースター「FUJIYAMA」は、世界最高レベルのスペックを誇る、園内人気ナンバーワンの大型コースター。
コースターが上がると見えてくるのは、富士山の全景。しかし景色に見とれているのもつかの間、ビル20Fを超える最高部79メートルから急降下します! 最高速度は時速130キロメートル、全長約2キロメートルの間、想像を絶するスリルが味わえます。
イメージがしづらい方は、こちらの動画をご覧ください。恐ろしさの一端が味わえますよ……。
コースの途中にはカメラが設置されており、絶叫するお客さんの顔を撮影。写真は乗車後に購入できます。こちらも、旅の思い出になりそう。
2.わずか1.56秒で時速180キロメートル!「ド・ドドンパ」
直径約40メートルの巨大ループ Picture courtesy of 富士急ハイランド
スピード:★★★★★
爽快度:★★★★★
「ド・ドドンパ」の最大の特徴は、発射わずか1.56秒で時速180キロメートルに達するという驚異的なスピード。
そのスピードゆえにスタート直後には無重力状態が体感でき、そのまま体が真横に傾いた状態でターンする大カーブへ。さらには直径約40メートル・世界最大級のループを駆け抜けます。スピードマニアにはたまらないジェットコースターです。
3.最大落下角度121度の恐怖!「高飛車」
最大落下角度121度で落下する Picture courtesy of 富士急ハイランド
先が読めない度:★★★★★
恐怖の持続度:★★★★★
「高飛車(たかびしゃ)」は、まず落下からしてほかのコースターと異なります。最大落下角度121度、えぐるようにコースターが落下し、いきなり絶叫は頂点に! そのままリニアモーターによる急加速で、約2秒で時速100キロメートルに達します。
連結コースターではなく単車両のコースターのため小回りが効き、途中7ヶ所で左右に“ひねり”が加えられ、息つく間もなく最高潮のスリルが更新されます。
4.その動きは予測不能!「ええじゃないか」
Picture courtesy of 富士急ハイランド
回転度:★★★★★
新感覚度:★★★★★
「ええじゃないか」の最大の特徴は、急加速するコースターが前向き、後ろ向きに回転すること! 座席の回転だけでなく、コースター自体がループして大きく宙返りしたり、ひねりが入って回転したり、その動きはまさに予測不可能。
足元は空中に投げ出された状態のため、大空を空中遊泳しているような感覚に。まさにここでしか味わえない体験です。
その他アトラクション
ここまでが、富士急ハイランドで絶対乗るべき4大アトラクション。でも、これだけではありません。ほかにも行くべき、乗るべきアトラクションを一挙紹介!
ホラー好きはマスト!「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」
Picture courtesy of 富士急ハイランド
あまりの恐ろしさに、途中リタイアする人さえいるという世界最大級のホラーアトラクション「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」。
舞台は廃病院。恐怖を徹底的に追求した空間は、ホラー映画の中に入り込んだかのよう。視覚のみならず聴覚や触覚を刺激する仕掛けがちりばめられ、五感で恐怖心が刺激されます。全長900メートル、あなたは引き返さずに脱出できるでしょうか……。
こちらもオススメ!絶叫アトラクション
「トンデミーナ」Picture courtesy of 富士急ハイランド
4大アトラクション以外にも、絶叫系アトラクションは充実しています。外向きの座席で、円盤でぐるぐる回転する「トンデミーナ」や、高さ30メートルから池にダイブする「クール・ジャッパーン」、自分で機体を操縦できる「テンテコマイ」など、ユニークなアトラクションばかりです!
ファミリー向けエリアも充実
トーマスランド
トーマスランド Picture courtesy of 富士急ハイランド
絶叫マシンにはまだ乗れないお子さん向けのエリアもあります。「トーマスランド」には、「機関車トーマス」をテーマにした11種類のアトラクションや、レストラン、ショップがあるので、ファミリーでも1日楽しめますよ。
リサとガスパールタウン
リサとガスパールタウン Picture courtesy of 富士急ハイランド
フランスの人気絵本『リサとガスパール』をモチーフにした「リサとガスパールタウン」も。おしゃれなカフェがある街並みや花々が咲き誇るメイン広場、鏡の迷路「リサとガスパールのミラーメイズ」など、写真映えするスポットがたくさんあるエリアです。
食事はオリジナルメニューを!
「鉄骨オニオン番長」と、「鉄骨番長」(右) Picture courtesy of 富士急ハイランド
富士急ハイランド内には約20のフード&レストランがあります。中でも注目は、ここでしか食べられないオリジナルメニュー。
写真はフードコート「フードスタジアム」で食べられる「鉄骨オニオン番長」。園内にある高さ50メートル超の絶叫アトラクション「鉄骨番長」をモチーフにし、カラッと揚がったオニオンフライにチェダーチーズがたっぷりかかっています。
ほかにも、ほうとうなど、富士急ハイランドのある山梨エリアの地元グルメを楽しめる「甲斐宝刀信玄館(かいほうとうしんげんかん)」や、ハンバーグなど鉄板グルメが豊富な「グリルキッチン MEAT×MEET」などさまざまな形態のお店が揃います。
チケット情報
入園料は無料!お得なチケットは?
富士急ハイランドの入園料は、なんと無料。それぞれのアトラクションに利用料金がかかります。アトラクションの料金は、4大コースターが2,000円、ほかのアトラクションが800〜1,500円ほど。
たくさんアトラクションに乗りたいあなたは、フリーパスがオススメ。前売りの方がチケット代は安くなるため、できれば事前に購入しておきましょう。
フリーパス料金・購入方法
フリーパス料金テーブルは、下記の通りです。
チケット名 | 料金 |
フリーパス(当日券) | 18歳以上:6,200円、中高生:5,700円、小学生:4,500円 |
フリーパス(前売り券) | 18歳以上:5,800円、中高生:5,300円、小学生:4,200円 |
このほかにも、午後の時間帯に入園すれば料金が安くなるアフタヌーンパスなど、さまざまなパスがあります。前売りチケットは富士急ハイランド公式HPから購入できます。
「絶凶・戦慄迷宮~収容病棟篇~」など、一部フリーパスで入れない別料金のアトラクションもあるので注意しましょう。
開園時間・混雑時期は
開園時間は、時期や曜日によって異なります。繁忙期や週末は開園時間が延びたりするので、公式HPでご確認ください。
また、学生が春休みとなる3〜4月、5月上旬のゴールデンウィーク、夏休みの8月などは混雑することが多いので、この時期に行く方は注意しましょう。
富士急ハイランドのホテル
余すところなくアトラクションを回るには、1日じゃ足りない! そんな方には、富士急ハイランドのオフィシャルホテルも。
富士急ハイランド直結なうえ、開園15分前に優先入園できたり、フリーパスを割引購入できるなどの特典もあります。
富士急ハイランドを存分に楽しもう!
富士急ハイランドは、想像を超えたスリルと楽しさにあふれたアミューズメントパーク。
近くには河口湖などの観光スポットもあり、1日ではもったいない魅力にあふれたエリアです。富士山の麓で、ぜひここでしかできない体験をしに訪れてみてください。
元記事執筆:Mayu
本記事は、2016年8月15日に公開された記事をリライトしたものです。