日本ならではの景色や風景！日本の遺産や文化を動画で紹介

日本には日本でしか見られない景色や風景、日本ならではの遺産や文化が溢れています。それらの日本ならではの魅力を体験しに、近年では外国の方が多く訪れています。この記事では、富士山の絶景、温泉に入るサル、キリシタンの歴史漂う世界遺産の候補地、東京タワーと秋の味覚であるさんまを同時に楽しめるイベントを紹介します。

富士山と山中湖

澄み渡った空気の初冬の朝、時間とともに赤みを増していく雪をかぶった富士山。日が昇りきると富士五湖のひとつの山中湖に、その雄々しい姿をくっきりと映し出します。ここは白鳥が越冬する地としては最南端の場所となっています。

夕景のシルエットは湖面との絶妙なバランスで、その存在感を放ちます。見るもの全てを虜にしてしまう素晴らしい景色がここにはあります。２４時間表情を変え続ける富士山と山中湖は、秋から冬にかけてが最も美しいとも言われています。

詳細情報
住所：山梨県南都留郡山中湖村
公式HP：山中湖

©UTY

地獄谷野猿公苑・スノーモンキー

日本国内外から年間130万人近い温泉ファンがお訪れる長野県山ノ内町の湯田中渋温泉郷。この一角に、地獄谷野猿公苑があります。

今から約52年前に、野生のニホンザルを餌付けて、猿害防止と観光資源を目的として作られたこの公苑。ここで見られるサルたちは、今や海外からの観光客にも大人気。

世界のサル類のほとんどは熱帯・亜熱帯地域に生息するため、雪の上で生活するニホンザルは「スノーモンキー」とも呼ばれます。そのサルが、寒さをしのぐため、温泉に浸かる姿は日本らしさの象徴ともとらえられ、すっかり冬の風物詩になっています。サルたちは、本来水に濡れることを好まないので、天気が良ければお日様にあたって日光浴で暖を取るそうです。あえて温泉に入りたくなるほどの厳しい冬が、地獄谷にはやってくるという事です。

もともと人間に近いサルたちの行動は見ていて飽きることなく、かわいらしい赤ちゃんや、毛づくろいをする親子の様子などが目の当たりにできるできる野猿公苑は、とても貴重な場所です。「触らない」、「エサを与えない」、「近付き過ぎない」などのルールを守り、観察を楽しみましょう。

1年を通して興味部深いニホンザルの生態を間近で見ることができる地獄谷野猿公苑ですが、サルが温泉に浸かる姿を見られるのは、あくまで寒さ厳しい折の雪山の中。その姿を見るためには、それなりの装備と、野生動物が生息している環境の中に歩み入るという心の準備も必要です。

詳細情報
住所：長野県下高井郡山ノ内町平穏６８４５
公式HP：地獄谷野猿公苑

©SBC

キリシタンの歴史漂う「世界遺産候補地」

文化庁は、ユネスコ世界文化遺産への登録を目指す候補として熊本県天草市の崎津集落を含む「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」を推薦することを決めました。16世紀以降、日本にキリスト教が伝わった過程を示す長崎の大浦天主堂や天草の崎津集落などの文化財で構成された美しい街並みがキリシタンの歴史を感じさせてくれます。　　去年、一旦は候補に上がりましたがユネスコの諮問機関イコモスから、「キリスト教が弾圧されていた中、守り抜かれた歴史に焦点を当てるべき」などと指摘され、政府は2017年の２月までにユネスコへ推薦書を提出し、2018年の夏に世界文化遺産への登録が審議されることになります。

教会が建つ漁港一帯は、1996年に日本の渚百選「キリシタンの里　崎津」に選ばれ、2001年には、日本のかおり風景100選「河浦　崎津天主堂と海」、2011年には、天草市崎津の漁村景観が「国の重要文化的景観」にも選ばれています。

詳細情報
住所：熊本県天草市
公式HP：長崎から世界遺産を

©RKK

東京タワーさんままつり

東京タワーではさんままつりが開かれました。 2015年で7回目を迎えた東京タワーのさんままつり。 岩手県大船渡市から届けられた新鮮なさんま3333匹が炭火で焼かれ無料で振舞われます。 このイベントは東京タワーが昭和33年に開業し、高さ333メートルという“3”つながりで実現し、午前7時にはおよそ500人が行列を作るほど人気です。 訪れた人たちは東京タワーを見上げながら日本ならではの秋の味覚を楽しんでいました。東京のシンボルでもある東京タワーと、日本の秋の味覚を一度に楽しめる、ここだけのイベントです。

詳細情報
住所：東京都港区芝公園4-２-８
開催期間：2016年9月22日(木)　9:30～16:30
公式HP：東京タワー

©TBS

おわりに

いかがでしたでしょうか。動画で見ると、その素晴らしさがダイレクトに伝わってきますね。動画を見て、現地に行きたくなった方もいるのではないでしょうか。日本に来られたのであれば、ベストシーズンやイベントに合わせて行くのをおすすめします。