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車いす利用者も安心!トリップデザイナーのバリアフリーツアー
株式会社トリップデザイナーが提供するバリアフリーツアーでは、車いすを利用する旅行者でもストレスなく楽しめる東京の観光ツアーです。浅草寺、渋谷、明治神宮など定番のスポットを車椅子で観光する様子を紹介します。
近年の訪日旅行者の増加を受け、日本では他言語での表示やサービスが急速に整備されつつあります。
しかしまだまだ不十分なのが、「旅行のバリアフリー化」。日本の観光地では、すべての場所にスロープやエレベーター、バリアフリー対応トイレが設置されているわけではありません。
そこで今回は、車いすの利用者でも安心な、株式会社トリップデザイナーのバリアフリーツアーをご紹介します。車椅子利用者の方は、ご自身の旅の参考にしてくださいね。
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浅草からツアースタート
左から、多田さん、グリズデイルさん、中山和美さん、玄永さん
ツアーは、東京を代表する観光地、浅草にある浅草文化観光センターの展望テラスからスタートします。こちらには、エレベーターやバリアフリー対応トイレもあるため、気軽に展望テラスからの景色を楽しめます。
今回は、当ツアー監修者でご自身でも日本の観光地のバリアフリー情報を発信しているグリズデイル・バリージョシュアさん、リオデジャネイロパラリンピック・車いす陸上日本代表の中山和美さんをゲストにお迎えし、ツアーを行いました。
ガイドは、通訳案内士と重度訪問介護従業者の資格を持つ多田静子さんと玄永(げんえい)羊子さんです。
浅草寺本堂へ
雷門から仲見世通り、浅草寺本堂へと続く道はきれいに舗装されており、安心してご通行できます。また、浅草寺本堂にはエレベーターがあるので、階段を利用しなくても参拝できます。
エレベーターは本堂の左手にあります。エレベーターがあることに気づかない方もいるそうなのでご注意ください。エレベーターを降りたら、あとはスロープを下るだけ。
他の参拝者と同じようにお参りを体験できます。
隅田公園から東京スカイツリーを望む
隅田公園は、東京スカイツリーを間近で見ることのできる公園です。この公園を訪れるといつも、東京スカイツリーの写真撮影をする人でいっぱいです。
隅田公園には何カ所かゆるやかなスロープがあるため、写真撮影のベストスポットへも車椅子で登れます。バリアフリーツアーを体験すれば、スロープ探しに手間取ることもありません。
渋谷スクランブル交差点へ
隅田公園のあとはお客様がお望みのランチを食べ、地下鉄に乗り、渋谷スクランブル交差点へ向かいます。
日本の地下鉄駅は、改札までエレベーターが設置されていることが多いのですが、初見で探すのは大変。ツアーガイドの方が同伴していれば、時間と手間の節約になれます。
スクランブル交差点は、1回の青信号で多い時には約3000人もの人が通行すると言われる、訪日客には定番のスポット。
非常に混雑するので、同伴者がいると安心です。
明治神宮へ
渋谷スクランブル交差点のあとは、キャットストリートを抜け、明治神宮へと向かいます。
非常に日本らしい雰囲気のスポットなのですが、参道は砂利道が多く、車椅子だとやや移動しにくいのが難点。でも実は、車椅子でも通行しやすいように両側が舗装されているのです。
日本のどこが車椅子でも利用しやすく、どこがまだ整備が充分でないのかは、まだまだ一般のメディアでは簡単に調べることができません。オススメのスポットを提案してもらえることも、ガイドツアーならではの魅力と言えるでしょう。
明治神宮内のバリアフリー対応トイレ
明治神宮の敷地内にはバリアフリー対応トイレがあります。こちらのトイレには、背もたれもついており、広々としています。
最後に
今回ご協力してくださった車いす陸上日本代表の中山さんは、「段差があると思って浅草や明治神宮に来たことがなかったが、バリアフリー対応されていて驚いた」とおっしゃっていました。
日本人でも知らない観光地のバリアフリー対応状況。「車椅子の家族や友人に東京を楽しんでもらいたい!」という方は、バリアフリーツアーを利用してみてはいかがでしょう。
なお、バリアフリーツアーを運営している株式会社トリップデザイナーでは、
他にも多様化する訪日旅行者のニーズに対応したさまざまなツアーを展開しており、日本人の方もお気軽にご利用頂けます。詳しくは、OMAKASEをご参照ください。
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旅行が好きです!取材を通して、自分自身、日本の魅力を発見していきたいです!