旅の準備はじめよう

神戸港に面するメリケンパークは、神戸観光の中心となるランドマーク的存在の公園。素晴らしい景観と様々なモニュメント、歴史を感じるスポットなど、神戸を訪れたからには必ず立ち寄りたい場所です。
え、公園でスマホが充電できるの? そうなんです。メリケンパークには無料でスマホが充電できるスポットがあるんです。金属製の箱の中に充電端子が入っているので、ほかの方と譲り合いながらご使用ください。
神戸市内の企業から寄付された施設で、使用料はかかりません。ただし鍵が無いのでご注意ください。
充電は太陽光を利用したもので、環境に優しい仕組み。場所は公園中心部、スターバックスの近くです。
2017年4月に設置された「BE KOBE」のモニュメントは、南端の水際に建っています。週末には順番待ちの行列ができるほど、人気の記念撮影スポットです。
BE KOBE とは、阪神淡路大震災から20年を機に誕生したメッセージ。直訳すると「神戸であれ」となりますが、「人のために力を尽くす」という市民の熱い想いを集めて生まれたメッセージで、「市民が神戸市民であることを誇りに思う気持ち」を表しています。
調整する人はいませんが、順番待ちの列ができているので、並んでお待ちください。前後の人に話しかけてみると、知らない人同士でも会話が始まり、自然と笑顔が生まれますよ。
台座を含め2.4メートルほどあるので、上に登っての撮影は非常に危険です。くれぐれも控えてください。
神戸の魅力のひとつが夜景の美しさ。メリケンパークも毎日23:30までライトアップされており、市をあげて夜間の景観づくりに取り組んでいます。
BE KOBEモニュメントも、バレンタインデーやクリスマスなど、季節に応じてライトアップの色合いが変化するそうです。
南東の展望広場に埋め込まれた230個の青色LEDライトは、星くずのイメージ。日中の太陽光で発電・蓄電するシステムです。取材をしていると、「星空に浮かんでるみたい!」という感想が近くから聴こえてきました。
リニューアルされた海の見える公園・メリケンパークでの過ごし方、いかがでしたでしょうか? ファミリーでもデートでも、観光でも日常の散歩でも、美しい景色や風の音、潮の香りを楽しみながら、メリケンパークを満喫してみてください。
※本記事は、2017年8月取材時点の情報です。
取材協力:神戸市
日本文化、特に絵画や工芸品が好き。福岡、京都、大阪、ベルギー、アメリカを経て現在は神戸在住。座右の銘は「住めば都」。