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秋田県「能代バスケミュージアム」でスラムダンクの記録を辿る
漫画家井上雄彦の『スラムダンク』はバスケットボールブームを引き起こした、台湾や香港でも人気の漫画。スラムダンクのコアなファンは秋田県の「能代バスケミュージアム」に足を延ばします。ここにはバスケに関するグッズや書籍、漫画が多く展示されているほかにも、元NBAプレイヤー田臥勇太選手などのグッズも置かれています。
バスケットボールブームのきっかけとなった『スラムダンク』
日本の漫画家・井上雄彦の代表作『スラムダンク』は、日本だけでなく、台湾や香港でも人気の漫画。スラムダンクがきっかけとなり、日本ではバスケットボールが人気スポーツとなったと言っても過言ではありません。
スラムダンクの舞台は「湘南海岸」周辺がメイン。ファンの多くはその"聖地"を訪れますが、よりコアなファンたちは秋田県「秋田能代バスケミュージアム」にも足を延ばします。
ここにはバスケに関するグッズや書籍、漫画が多く展示されているほかにも、日本人初のNBAプレイヤーとなった、田臥勇太(たぶせ ゆうた)選手のグッズも置かれています。秋田の能代を訪れ、青春時代に抱いたバスケットボールの夢を振り返って見ましょう!
スラムダンクの軌跡をたどるなら必ず訪れたい「秋田能代バスケミュージアム」
スラムダンクファンなら、漫画に出てくる「山王工業」をご存知だと思います。
実際に存在する「能代工業高校」こそが「山王工業」のモデルとなった学校で、ユニフォームが似ているだけでなく、能代工業高校も山王工高と同様に数多くの栄光の記録を持つバスケットボール界の強豪です。
スラムダンクの作者・井上雄彦(いのうえ たけひこ)先生は、何度も能代工業を訪れインタビューを重ねてきました。このミュージアムでは、スラムダンクの原画やスラムダンクに関する雑誌、先生の残したサインなどが展示されています。
日本語が分からなくても、ここに展示されている原作をめくれば青春時代の記憶がきっと蘇ってくることでしょう。
台湾台中出身で、食べ物の話題になると目が輝く女性です。日本で信じられないような経験をした後、現在は南半球に定住し、写真と文章を通じて旅の貴重な思い出や発見を記録し続けています。著書には「日本、ゆっくり旅:山城、花の季節、島々、海の幸、街の風景と日常、2190X四季の風物詩」があります。